2008-05-12

南イタリアの誘惑☆アドリア海とトゥルッリのプーリア地方


いい季節だ☆

今日もまた
鳥たちが恋の歌をうたっている

なのに、私はなぜこんなにも
悩んでいるのだろう


南イタリアからの誘いがきている

「長靴のかかと」といわれる
プーリア地方からだ

3ヵ月くらい前から
ラブコールが何度もかかっている


プーリア州は
円錐形の屋根を持つ建物
トゥルッリのあることで知られる     →こちら

その代表、アルベロベッロが  
世界遺産に指定されてから
日本でも徐々に知名度を上げていった  

やはり世界遺産の     
洞窟都市マテーラにも近い        →こちら

私が留学時代を過ごした
プーリア州都バーリからの誘いだ


今そこには
私や当時の仲間の研究を引き継いだ
建築の学生がひとり留学している

彼に私の友人や恩師を紹介して
すごく力になってくれているようだ

その友人が、プーリアの恩師とともに
東京の恩師を呼ぶことになった

どちらの恩師も私のことを
ずっと気にかけてくださっていて
私が学生生活を離れてからも
交流が続いている


「講演会をやるから、来てくれ」という

いや、何も
私が話すわけではない(笑)

東京の恩師が
プーリアの恩師の取り仕切る
バーリ工科大学のキャンパスで講演をする


で、なぜ私が呼ばれたか?

そもそも私とその友人との間の
友情から始まって実現するものだから
「その場に来て欲しい」という

シュチュエーションとしては
「それで、そこに君が居てくれたら
もう完璧!」なんだと

いわば、来賓だ
光栄なことである☆


が、しかし・・・

トスカーナからプーリアへは
「ちょっと来い」と言われて
簡単に行けるような距離感ではない

まるまる1日はかかるから
それなりの覚悟がいる

プーリアへ行くとすれば
最低3日は必要だ


あのねぇ・・・

それに
私もう独り身じゃないんですけどぉ~!

「自分ひとりの都合で
決められるものじゃないのよ」
と言ってみたところで
やはり私の心は迷っている


時期的にも最高だ☆

アドリア海の白い街並みが
目に浮かんでくる

ああ、何とも弱いところを突かれた

初夏のプーリアの「太陽」が恋しい

紫外線を目のかたきにする
日本の女性たちには
理解してもらえないことが多いが

私はお日様にあたっていると
元気が出てくるのだ


地中海の気候は
この時期にぱっと切り替わる

空気が乾き
夏の潮の香りが漂ってくる

あのころの記憶がよみがえる


かつて私は
プーリアとトスカーナを両天秤にかけ
そしてトスカーナを選んだ

当時のプーリアへの恋心が
かすかに騒ぎ出す


Ti aspettiamo tutti!
「皆、君のこと待ってるよ!」

友人の言葉が
どうしても私の耳から離れない


「行ってくれば?」
夫があまりにもさらりと言う

じゃあ、私は
いったい何を迷っているというのだろう・・・





by Akiko Sugesawa



花の名前は”アマンテ・デル・ソーレ”
「太陽を愛するもの」の意

朝夕しぼんでしまうが
日が当たると、パァ~・・・っと
いっせいに伸びやかに花開く

強い日差しのなかでこそ、美しい☆


ちなみに・・・

”アマンテ”には「愛人」の意もある




 !!! ご注意 !!!


恋になぞらえて
いたずらっぽく書いてみたけれど
プーリアの友人は実は女性(笑)

好きになってときめく気持ちは
相手が人でも土地でも
おんなじ、おんなじ

旅好きはもしかして
恋多き人?!


・・・なんてね☆


    *  *  *


追い討ちをかけるようにして
プーリア旅行の依頼が来ている

イタリアへの旅が5度目という方だ

今回の旅の意図はよく伝えてくださったし
せっかくのご縁だから

あまり知られていない
とっておきの場所を

こっそり教えてしまおうか☆

              →この旅は見事に実現!☆


>>メールを送る   >>他のイタリア関連記事を読む 初めまして、東京ぶんぶんこと、小宮俊一です。毎回、素敵なブログを拝見させていただいております。このような、美しい詩的な(素敵な)文章を読むのは久しぶりです。私もほぼ毎日、このブログに掲載のブロガーです。書き数では勝つ自信はありますが、美しさ、内容では負けております。今後とも、イタリアの新風を送り続けてください。追伸、たまには、ご主人、お子さんから離れてみるのも長い人生では、良い結果になると思います。私の長い経験からですが。
categoryイタリア  time18:14  authorsugesawa 

Comments

小宮 俊一 さんのコメント:

初めまして、東京ぶんぶんこと、小宮俊一です。毎回、素敵なブログを拝見させていただいております。このような、美しい詩的な(素敵な)文章を読むのは久しぶりです。私もほぼ毎日、このブログに掲載のブロガーです。書き数では勝つ自信はありますが、美しさ、内容では負けております。今後とも、イタリアの新風を送り続けてください。追伸、たまには、ご主人、お子さんから離れてみるのも長い人生では、良い結果になると思います。私の長い経験からですが。
2008-05-12 time21:58

菅澤 彰子 さんのコメント:

初めまして、小宮さん
コメントありがとうございます

私もときどき小宮さんのブログを
拝読させていただいております
(速すぎて、なかなかついていけないです。。)

先日、もしかして市ヶ谷にいらっしゃっていました?!
ぜひ今度お会いできる機会があるといいですね♪

さて、この記事なんですが
反応していただきたいところが
ちょっと違うんですよ。。

私が家庭に縛られているとしたら
何もこんなにはずらずらと書けない(笑)

悩んでいるとか、迷っているとか言いながら
自分を客観的におどけて見せるだけの
余裕があるわけなんです

「なぜ私が、これを恋に例えているか」
それを考えていただきたい

つまりですね・・・

素敵な男性にお食事に誘われた、
そんなようなものなんです

しかも、この人とは過去が無いわけではない

その人に会ったら
いったいこの私はどうなっちゃう?!

(↑ね、怖いでしょう?(笑))

行きたいのは山々なんだけれど
「行ってくれば?」とさらりという夫に
「そんな簡単に手放さないでよ~」
というフクザツな思いがある

そういう、ググ~ッとくるような
女心に重ね合わせているんです

それほどに濃密な時間を
私はいっときプーリアで過ごしていた
ということなんです

ん?!

こういう話は、解説すると
何だかつまらなくなりますね(笑)

やっぱり恋は理屈じゃない、ですね☆
2008-05-13 time18:49