2019-12-18

アビアンカ航空 ボゴタ-アスンシオン新規就航

コロンビアのアビアンカ航空は2019年12月17日、
ボゴタ(コロンビア)-アスンシオン(パラグアイ)に就航し、
アスンシオン空港では初便が歓迎の放水で迎えられました。
この区間への直行便の就航は初めてです。
両国間の移動が便利になるのはもちろん、
アスンシオンからはボゴタで乗り継ぎ、
北中米各地へ向かえるようになり、選択肢が増えます。
アビアンカにとっては、創立100周年の記念の年の就航になりました。

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アビアンカ航空のハブ ボゴタ エルドラド国際空港

アビアンカは日本のANAなどと同じ航空連合スターアライアンスに加盟し、
南米の2大航空会社の一つです。
これまで、ボゴタとリマを国際線のハブとしていましたが、
経営の見直しでボゴタへの国際線の集約を進めている最中で、
今回のボゴタ-アスンシオン線の開設もその一環です。

ライバルのラタム航空もリマをハブとしており、
ボゴタへの集中は、競合を避けて自社の強みに特化する戦略なのでしょう。

そのラタム航空ですが、9月に米国のデルタ航空と電撃的な提携を発表し、驚かされました。
今まで提携してきた、アメリカン航空および航空連合ワンワールドとは縁を切り、
米国の提携先をデルタに乗り換えるという内容で、業界界隈では激震が走ったものです。

また、英国のブリティッシュ・エアウェイズと
スペインのイベリア航空を傘下に持つ企業グループが、
欧州-南米路線に強い、スペインのエア・ヨーロッパを買収したのも大ニュースでした。
歴史的に南米はスペインとの結びつきが強く、
各国とマドリッドとの間に航空便がありますが、
エア・ヨーロッパを取り込むことで
欧州-南米におけるシェアを高めると同時に、
マドリッドを欧州における中南米へのゲートウェイとして、
ハブ機能を高める狙いがあるといわれています。

このように、今年は欧米の航空大手が、南米市場の成長を取り込もうとする動きが目立ちました。
南米のパートナーを手に入れたデルタ航空が、これからどう展開してくるのかが注目ですし、
パートナーを失ったアメリカン航空とワンワールドの巻き返しも気になります。
2020年も南米の空の動きからは、目が離せそうにありません。
categoryGeneral  time06:36  authorbwt00016 

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