2012-10-11

国境という、不思議な空間

シリアとトルコは国境を接した2つの国
  この2つを同時に行くツアーはほとんど無いから
  隣り合わせって なかなか気がつかないけど

      「戦争は望んでいない」ってトルコの首相も言っているし
      国境で起こっている紛争が良い方向に解決することを祈ってる

陸地の国境だけじゃなく
陸から離れた島だって国際紛争の火種

    世界中のすべての国の人が、みんな幸せになる方法ってないのかなぁ
      もし宇宙人が地球侵略に来たら
      地球人は宇宙人に対して団結して戦って
      地球人同士、みんな仲間になれるのかなぁ

        でも宇宙人の地球侵略も望まないから
        地球上に存在する国境はこれからもあり続けるだろう・・・

そうなると海外へ出かけるには必ず国境を越えるわけで
だからこそ旅は
日本も相手の国も平和じゃないと行かれない
  いろんな国へ旅がしたいからじゃないけど
  心から世界の平和を願ってマス・・・

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海に囲まれた日本から海外に出かけるには船か飛行機に乗ることになる
ポピュラーなのはやっぱり飛行機
  でも空港って文字は空の港(そらのみなと)って書くぐらいで
  海外に行くには空でも海でも港からなのよね ^-^

  それに
  英語のAirportも ドイツ語のFlughafenも
  空気とか、飛ぶっていう【 空 】に関する言葉に
  【 港 】がくっついて【 空港 】って言葉になっているのが
  なんだか面白いって思ってるのは ももたんだけ? ^0^

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スイスのジュネーブは
スイスからフランスに、線香花火の玉っころみたいにポコッと膨らんで出っ張っていて
玉っころ周りはフランス、花火の軸側だけがスイスって感じの土地

  だからジュネーブの町で5kmぐらい移動すると
  すぐフランスに入って、またスイスに戻ってたりするし
  国境を越えて通勤する人もいっぱいいるんだって

2008年にスイスがシェンゲン協定に加盟するまでは
フランスとスイスの行き来にはパスポートのチェックがあったんだけど
スイスもシェンゲン協定に加盟したので、今やお出入り自由
基本的には
国境はあっても出入国手続きは必要なくなった
  シェンゲン協定に加盟したのは4年前のことだから
  まだ手続きをする場所の名残りはあるし
  一応、警察が居たりもするけどね・・・

   シェンゲン協定って何?って人は、この2つの記事も読んでね
   2009 6 6 「ももたん 別室に連行される事件」の事件簿
   2009 6 10 「ももたん別室に連行される事件」 いよいよ真相が明かされる!


ももたんは今年の夏
スイスの西側にあるマルティニーって町から更に西に進んで
モンブラン観光の基地シャモニーの町に行った
  当然そこはフランス ^-^

バスで国境を越えると
出入国手続きをした場所の名残りを通過していく
  そういえば列車がこの道に並行するように走っているんだけど
  列車に乗って国境越えをしたら、どこで手続きしたんだろう
    国境駅で列車を降りてバスに乗り換えたけど
    駅にはそういう名残りの建物とかは無かったな・・・
    誰か知っていたら教えて~

シャモニーからスイスのジュネーブに戻るときも、バス
高速道路を走っていると
「まもなくスイスに入る」の看板があって
やっぱり名残りの建物があって、スイスに戻った

国境を越えたからって急に建物や風景が変わるわけじゃないけど

null道路の標識がね
フランスでは
高速道路が青地、一般道が緑地看板
スイスは高速が緑で一般道が青で
フランスと逆


スイスの道路標識

だから
車を運転する人はちょっと注意が必要
  ちなみに日本はスイスと同じだから
  フランスを走るとき間違えないようにね

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道路に国境があるのはわかるけど
ジュネーブには空港の中にも国境がある

null空港の中を歩いていると
「フランスセクター」って文字と
フランスの国旗が書かれた看板
  矢印に沿って行ってみると
  ガラス張りの壁の向こうが
  どうやらフランスセクターらしい




フランスセクターへの入り口

どんな人がそこに入っていくかと言うと
ジュネーブ空港から
フランス国内に向かう飛行機に乗る人たち

出入国手続きのブースも見えるけど
今は無人のカウンター
  
でもかつてはここで
スイスからフランスへの入国手続きをして
【国内線】でフランスに向かったんだね



え、何が不思議かって?
だってジュネーブはフランスじゃなくてスイスだよ
  スイスの地面の上にいるのに
  フランスに入国しているなんて不思議じゃない?

      ウワサによると
      ジュネーブ空港のスイスセクターではスイスフランが使えて
      フランスセクターではユーロになるらしい
        上の写真にフランスセクターにある免税店が写っているけど
        ここの金額表示はユーロなのかなぁ

フランス以外の国に行く
国際線のAセクター搭乗口と
F(フランス)セクターの搭乗口が
並んでいるけど
真ん中には仕切りの壁があって
行き来ができないようになっている
つまり、この壁は国境 ^0^ ^0^

ジュネーブ空港内の国境壁

   よその国と海で区切られた日本では考えられないことが
   陸続きの国にはあるから面白いね~


でも上には上がある
スイスのバーゼル空港
ここはフランスとスイスとドイツの国境に接するような場所にあるためか
1つの空港なのに
バーゼル空港の他にドイツのフライブルク空港、フランスのミュールーズ空港って
名前が3つある

空港の中も3つの国の部分に分かれているらしい
  壁を隔てたお互いの部分に行き来するにはドアを抜けて・・・
  ってことが出来なくて
  一旦空港を出て、
  町まで戻り、
  町で国境を越えてから空港に出直さないと行き来が出来ないらしい
  
   つまりバーゼル空港のスイス部分に行くためには、
   空港のフランス部分からは行かれなくて
   国境を越えたスイスの国内から、
   空港のスイス部分に続く専用道路を通っていかないと
   ダメなんだとさ ^-^

世の中不思議のことがいっぱいだよね
  え、状況が良くつかめないって
  う~ん、ももたんの説明が悪いから
  実際に自分の目で確かめてくると良いかもよ ^0^

by ももたん
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category ももたん のブログ  time22:19  authoryanagawa 

Comments

コッシー さんのコメント:

300号おめでとうございます。

スイスに行ったら見てきます。
関門海峡の人用のトンネル歩いた時に県境がありました。
そこはまたげば良かったけど、国境はそうはいかないんだね。

EUがノーベル平和賞とったけど
世界平和はまだまだですね。
1000回目指して下さい。楽しみにしてます。
2012-10-14 time08:00

Haruka さんのコメント:

祝300&150ブログ!
これからも楽しくためになるお話しをたくさん書いてね。
がんばる ももたん 応援しています。

ももたんのおかげで個人旅行にも慣れてきました。
EU圏の鉄道は、日本で言えば地下鉄の相互乗り入れみたい。
ドイツにスイスやイタリアの車両が走っていたり、
チューリッヒからパリに行く列車はフランス車両だったり。

駅のシステムや車内の様子も日本と違って驚くことも多い!
フランスからスイスに行った時は、
バーゼル駅で「フランス国鉄バーゼル駅」から「スイス国鉄バーゼル駅」に行く時、
検問所のような通路を通りました。

たまに車内や駅で
「ちょっとパスポート見せて」と名札つけた公安員さんみたいな人が来るけれど、
国の行き来は自由にできる。

国境があって言葉の違いがあっても、列車やバスで
「ちょっと隣の国まで買い物や観光」ができるのはいいな。
2012-10-14 time09:26

ももたん さんのコメント:

コッシーさん こんにちは~

日本に陸続きの国境が無いから
日本人にとって歩いていかれる国境はおもしろいのかもね

でも外国との接点である国境は緊張した空間でもあるから
今日は香港の空港の中で
自動小銃をもった2人の兵士をみたよ
  一応、いつでも発砲出来るように
  引き金には指が添えてある

ニコッと笑いかけるのも ためらっちゃったよ
2012-10-16 time23:39

ももたん さんのコメント:

Harukaさん こんにちは~
ももたんのキビシー修行に耐えているHarukaさんだもん
もう個人旅行の修士課程は卒業してるね ^-^

違う場所に行けば、また違う体験がある
 同じ場所でも再び訪れれば、また新たな発見が出来る

だから旅は『かっぱエビ餅』なんだよね ♪
  わかるかな
  やめられない、止まらないっとことだよ

ちょっと おやじギャグ? ^0^
2012-10-16 time23:48