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2008-04-19

オペラ観劇の幕間に☆イタリアの不思議な巡り合い


ウェブトラベル本部の女性
Kさんからメールが届いた

いや、実際のところ
彼女からはいつも届いている(笑)

けれど、このメールは特別だった

お客様から私宛てに届いたメッセージとか
へぇ~・・・

あーっ!Sさんだ!☆  →こちら

「イタリア在住のパートナーさんならではのご提案」
「本当に思い出に残る旅」

ああ、本当に良かった☆

彼女の旅はきっと私にしかつくれなかった
だから、そのご縁が嬉しい☆


   * * *


ご縁といえば!

あの日、劇場で
隣り合わせた男性のこと

Sさんには
ゆっくり話す間もなかった

だから、今日はその話にしよう


50歳前後の方
ひとりで観劇に来ていた

半分仕事、半分娯楽

ロヴィーゴ音楽院の学長と
一緒に仕事をしているという

学長をマエストロ(師)とよんでいた

パドヴァを拠点に
仲間と共に何年か前に音楽協会を設立させた

音楽院の学長を中心に
オペラ作品を制作しているらしい

それをパリなどに持っていって
公演するとか

その日もマエストロは
仕事でパリに居た

(ちなみに今回の『アイーダ』公演と
音楽院の学長は無関係らしい)


彼らのアクティビティは
子供たちへも還元させている

資金を集め、人を集め
作品をつくる
オーガナイズが彼の仕事だ

本職は別にある

音楽に対して
純粋な情熱を持った人だ


この人は言っていた

「音楽を勉強する人の数に比べて
有名になる人というのは
ごく一握りしかいない」

あらゆる芸術の道にいえることだ

彼らはそういう若い音楽家たちを
積極的に起用して
新人の発掘にも力を注いでいるという

「なにも有名な歌手ばかりがいいとは限らない」

その言葉が印象的だった☆


G・ヴェルディの『アイーダ』は
第4幕の構成だ

これらの話は
すべて幕間にしていたことになる

肝心のオペラより
私にはこっちのほうが楽しかった☆


実はこれだけではない

私がアルキテット(建築家)だということを知ると
さらにもっと深い話に入り込んだ

こういう議論は
なかなかできるものではない

こういう人には
なかなか巡り合えるものでもない

これもまた
Sさんのおかげだ☆


ガイドブックや書物には
どこにも書いてない

インターネットを検索してみても
決して出てこない

そんな発見とひらめきがある

これこそが
旅の醍醐味だ☆


   →Sさんからのお便りはこちら



   * * *


野外オペラ鑑賞の依頼が届いている

もうそんな季節か・・・

そういえば
空がだいぶ高くなってきた




↑広角をいっぱいに効かせて糸杉を見上げたら
こんな絵が撮れた☆  
今朝の撮影 by Akiko Sugesawa




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categoryイタリア  time18:02

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