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2008-09-24

河回村(ハフェマウル) その2

民泊滞在のつづきです。

さっそく部屋を見せてもらう。
「40000」「60000」
という感じで、部屋ごとの料金や設備の説明を受け、
(日本語で話は始まるのだけど、いつのまにか韓国語になっていて、途中からわからなかったけど、雰囲気でなんとなく話の内容はわかった。)

結局、この日は蚊帳のある小さい部屋にした。(約4000円)
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「ゴハン?」と聞かれたので、
「食べます!」と言うと、
「トリニク、ゴハン、オイシイ、25000(約2500円)」と言われたので、
「お願いします!」

安東は、鶏肉を使った「チムタク」が名物料理。楽しみ。

ご飯の時間を決めたら、
「ゴハンマデ、**イキナサイ」「**モ、イキナサイ」
と、いくつか、歩くのにいい場所を教えてくれた。

この「・・・しなさい」の口調が、亡くなった祖母にそっくりで、
小さい頃に戻ったような、とても懐かしい気持ちになった。

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これは樹齢約600年の村の御神木。

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村の名物でもあるお面が売っている。木彫りの人形もよく見かけた。

他には、何があるわけではない。
実際に人々の暮らす家があるだけだけど、
村の中を歩くだけでも、楽しい。

その土地の土と草で出来た家は、無理のない自然な形で成り立っていて、そこに存在している自分も、とてもリラックスできた。


車の音も、飛行機の音も聞こえない。
ただ、自分の歩く音が聞こえるだけ。
あぁ、こんな静かなところに来たかった・・
やっぱり来てよかったなぁ、、と思う。
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約束の夕飯の時間に戻ると、縁側のところに
チャブ台が用意されていた。
あつあつのチムタクをいただく。美味しーーい!!


2人で食べきれないほどの量だった。

私たちがご飯を食べていると、若い女の子が2人
部屋を見に来て、泊まることになった。
暗くなる時間に来て、宿を探す人も意外といた。

蚊取り線香を受け取り、部屋に蚊帳をつるす。
寝床の準備をして、もう一度、夜の散歩に出かけた。
本当にのどかなところ。


翌朝は、釜山に移動のために、早く宿を出発した。
朝早いから、、と夜のうちに挨拶しておいたけど、
おばあさんは、私たちよりも早く起きて、起こしてくれた。

「カムサハムニダ」と、お礼を言いながら宿を出ると、
おばあさんは、私たちがバス停まで行けるか心配して、
手を振りながら、結局、ずっとついてきてくれて、
バス停のすぐそばまで、見送ってくれた。
やさしい、、なんてやさしいんだろう。

普通の宿に泊まったら、こんな気持ちをもらうことなかったな、、
民泊してみて良かった、、、と思った。


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