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2005-09-27

アタカマ砂漠

月の谷周辺

チリの北部は、砂漠地帯だ。南北約1,000kmの長いアタカマ砂漠は、
世界で最も乾燥した砂漠だと言われており、雨がほとんど降らない。

水と緑が豊富なチリ南部とは、全く逆の世界だ。
地球上には、多すぎるほど雨が降る地域もあるというのに、
こんなに乾ききった場所もある。不思議だ。

標高約2,500mの高地の為、昼は大変日差しがキツく、夜は冷える。

チュキカマタ銅山で栄える町、カラマから南東へ約100kmの、
サン・ペドロ・デ・アタカマという小さな村が、観光拠点となる。

主な見所としては
・「月の谷」
 月面を思わせるような砂漠地帯。
 砂丘の上から夕日を眺めるツアーが人気。
・「タティオ間欠泉群」
 砂漠の大地から無数の間欠泉が煙を吹き上げる。
・「アタカマ塩湖」
 フラミンゴのコロニーがある。
・「プカラ遺跡」
 プレ・インカ時代の住宅跡。展望台からの眺めが素晴らしい。

など。

死の谷


「アタカマ砂漠」。乾いた月面のような世界。

東にはアンデス山脈がそびえる美しい砂漠だが、
「人の住むところではない」。そんな風に感じた場所だった。

のどが渇く。人は水が無いと生きて行けないのだ。



アタカマの夜は月が印象的だ。
うさぎの模様がくっきりと見える。

すごく月に近づいたような気がした。

月夜は、ライト無しでもキャンプができるくらいに明るい。

影がはっきりとできるくらいに強く、
私達を照らす。


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