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2007-11-14

「毎日がカーニバル!」ブラジルの古都・サルバドール



海沿いの街ヴィトリアから、夜行バスに揺られ20時間弱、
1月23日、ブラジル北東部の港町・サルバドールへ到着。

サルバドールといって思い浮かぶのは、映像ではなくまず「音」だ。
街の中心では、いつもどこかで打楽器のリズムが響いている。
リオデジャネイロのサンバやボサノバとはまた違った独特のグルーヴ。

通りを歩いていると、おもむろにパーカッションが鳴り、人が踊りはじめた。
上半身裸のドレッドヘアーの男の人や、裸足の女の人。
演奏とダンスはどんどん過熱していく。その迫力に、ただただ圧倒された。

ブラジル南部から来て、まず目に入ってくるのは、黒人が多いことだ。
300年前頃のポルトガル支配下で、サトウキビを栽培する為に、
アフリカから奴隷としてたくさんの人達が連れてこられたからだ。
その後、彼らがこの地で音楽をはじめ独自の文化を発展させてきた。
色々なものが融合された奥深い文化が、多くの人々を魅了し続けている。



教会や歴史ある建物が並ぶ旧市街は、世界遺産に登録されており、
国内外から絶えず、たくさんの観光客が訪れている。
そして海岸地区にはリゾートホテルが立ち並び、こちらもまた賑やか。
長い砂浜の向こうはもう、どこまでも続いていそうな大西洋だ。


旧市街からメルカド・モデロ(土産物市場)方面を望む。


滞在した部屋からの眺め。夜は前のレゲエバーがうるさかった・・・。


今度は、地響きのような太鼓の音と共に、パレードがやって来た!
まずは踊る子供達の集団。


次は太鼓を叩く華やかな女の子達。


そして大迫力の男性陣。アグレッシブ!

どうも、世界的に有名なパーカッション・グループ「オロドゥン」
の音楽学校のパレードのようだ。

何パターンものリズムを奏でる太鼓の大音量が、街に響き渡る。
これがサルバドールの日常?! 

わざわざライブ会場に音楽を聴きに行かなくても、
街に居るだけで「音楽」をカラダで感じることができる場所!

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