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2019-05-15
<夏>西ドロミテ シウジ高原ハイキング
東西にのびるドロミテ街道は、ちょうど真ん中の
カナツェイ、ポルドイ峠近くに州境があり、西側の
トレンティーノ=アルト・アディジェ/南チロル自治州では、
イタリア語に加えドイツ語も公用語で、
道路標識、駅名、時刻表などは先ずドイツ語、
次にイタリア語で表記されています。
ドロミテの西の拠点、南チロルの中心地ボルツァーノから
ローカルバスで南東に約45分移動すると、
ヨーロッパ最大級の牧草地帯シウジ高原(Alpe di Siusi)
のロープウェイ乗り場(Cavinovia)に到着します。
大型で快適なロープウェイでぐんぐん上へ。
さらに小型のロープウェイで上がると、
いくつかの山小屋を結ぶ、標高差のほとんどない、
見渡す限りの高原ハイキングコースがあります。
広大な牧草地に放たれた牛たち。
人懐っこく(いや、餌付けされたからか?)
カウベルを鳴らしながら群れを成して寄り集まってきます。
「歩くなら、腹ごしらえできる山小屋がなくちゃ!」
というのが、食いしん坊へたれハイカー(=私)がいつも考えること。
今回は、 山小屋Armika(2059㍍)から、
広々としたテラスで有名な山小屋Puflatsch(2100㍍)まで、
美味しい空気と最高の景観を愛でつつ歩いたのでした。
西ドロミテの多くのホテルは、
イタリア国内といえどドイツ色が濃く、
ハーフボード(1泊2食つき)での連泊予約が主流で
夕食にはFIXメニューの地方料理に舌鼓をうてます。
スパ、サウナ、ジャグジーを併設しているホテルも多く、
日ごとの山歩きの心地よい疲れを癒しつつ、
リラックスしたホテルライフが楽しめます。
テリトリー内の移動には、乗り降り自由なパス
「Mobilcard」の利用が便利です。
http://www.mobilcard.info/it/
温野菜スープ。キャベツとソーセージの量が断然ドイツ的。
カナツェイ、ポルドイ峠近くに州境があり、西側の
トレンティーノ=アルト・アディジェ/南チロル自治州では、
イタリア語に加えドイツ語も公用語で、
道路標識、駅名、時刻表などは先ずドイツ語、
次にイタリア語で表記されています。
ドロミテの西の拠点、南チロルの中心地ボルツァーノから
ローカルバスで南東に約45分移動すると、
ヨーロッパ最大級の牧草地帯シウジ高原(Alpe di Siusi)
のロープウェイ乗り場(Cavinovia)に到着します。
大型で快適なロープウェイでぐんぐん上へ。
さらに小型のロープウェイで上がると、
いくつかの山小屋を結ぶ、標高差のほとんどない、
見渡す限りの高原ハイキングコースがあります。
広大な牧草地に放たれた牛たち。
人懐っこく(いや、餌付けされたからか?)
カウベルを鳴らしながら群れを成して寄り集まってきます。
「歩くなら、腹ごしらえできる山小屋がなくちゃ!」
というのが、食いしん坊へたれハイカー(=私)がいつも考えること。
今回は、 山小屋Armika(2059㍍)から、
広々としたテラスで有名な山小屋Puflatsch(2100㍍)まで、
美味しい空気と最高の景観を愛でつつ歩いたのでした。
西ドロミテの多くのホテルは、
イタリア国内といえどドイツ色が濃く、
ハーフボード(1泊2食つき)での連泊予約が主流で
夕食にはFIXメニューの地方料理に舌鼓をうてます。
スパ、サウナ、ジャグジーを併設しているホテルも多く、
日ごとの山歩きの心地よい疲れを癒しつつ、
リラックスしたホテルライフが楽しめます。
テリトリー内の移動には、乗り降り自由なパス
「Mobilcard」の利用が便利です。
http://www.mobilcard.info/it/
温野菜スープ。キャベツとソーセージの量が断然ドイツ的。
2019-05-09
<夏>ドロミテ チンクエ・トッリを歩く
ドロミテ渓谷のチンクエ・トッリは、
「アルプスで最も魅惑的なクライミング・ポイントの一つ」
と称され、世界のロッククライマー憧れの地です。
雄々しく濃淡のあるグレーの岩肌に、
米粒のように小さく映る
鮮やかなウェアのクライマーを遠目に発見するのも
歩を休めて一息つく時の楽しみです。
前記事「山小屋スコイアットリ」で書きましたが、
ここへはコルティナ・ダンペッツォのバスターミナルから
DolomitiBus社のバスを利用して山麓へ、
そこからチェアリフトでのアクセスが一般的です。
標高2000㍍のトレッキングは、
ごつごつした独特の岩地を進むのが特徴です。
先ずは、2416㍍にあるアヴェラウ小屋
(Rifugio Averau)までぜひ。
ココアやカップチーノ、素朴なイタリア料理に
体が内側からほかほか温まります。
ヘタレの私は、このあたりで酸素の薄さ、軽い頭痛、
体のだるさを感じたため断念しましたが、
余力のある方はもう一息、
ヌボロウ小屋(Rifiugio Nuvolau 2574㍍)まで
ぜひ前進してみてください!
*右:アヴェラウ小屋、左上:ヌボロウ小屋
流れる雲がより近く感じられ、達成感100%です。
「アルプスで最も魅惑的なクライミング・ポイントの一つ」
と称され、世界のロッククライマー憧れの地です。
雄々しく濃淡のあるグレーの岩肌に、
米粒のように小さく映る
鮮やかなウェアのクライマーを遠目に発見するのも
歩を休めて一息つく時の楽しみです。
前記事「山小屋スコイアットリ」で書きましたが、
ここへはコルティナ・ダンペッツォのバスターミナルから
DolomitiBus社のバスを利用して山麓へ、
そこからチェアリフトでのアクセスが一般的です。
標高2000㍍のトレッキングは、
ごつごつした独特の岩地を進むのが特徴です。
先ずは、2416㍍にあるアヴェラウ小屋
(Rifugio Averau)までぜひ。
ココアやカップチーノ、素朴なイタリア料理に
体が内側からほかほか温まります。
ヘタレの私は、このあたりで酸素の薄さ、軽い頭痛、
体のだるさを感じたため断念しましたが、
余力のある方はもう一息、
ヌボロウ小屋(Rifiugio Nuvolau 2574㍍)まで
ぜひ前進してみてください!
*右:アヴェラウ小屋、左上:ヌボロウ小屋
流れる雲がより近く感じられ、達成感100%です。