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2018-08-15
<夏>ドロミテの山小屋「スコイアットリ」
コルティナ・ダンペッツォの南西に、
巨大な石柱が連なるチンクエ・トッリがあります。
ドロミテの奇岩といえばトレチーメが有名ですが、
このチンクエ・トッリも、その雄々しさが魅力です。
夏のハイキングシーズン、コルティナからチンクエ・トッリへのアクセスは、
街の中心から西に約12.5㌔の歩きがお勧めで、
約2時間半でリフト乗り場のあるバイ・デ・ドネスに着きます。(1889㍍)
バイ・デ・ドネスからはチェアリフトを利用して、
ドロミテの風と息をのむほど素晴らしいパノラマを堪能してください!
チェアリフトの着点に、山小屋スコイアットリ(伊名 Rifugio Scoiattoli 2255㍍)があります。
直訳すると「リスの小屋」という愛嬌のある名の山小屋です。
イタリアの山岳リゾートでは、
「え?これが山小屋?」と驚くような、つまり
一見体育会系的ではないお洒落な山小屋がありますが、
この山小屋スコイアットリは、過酷な自然とともに生きてきた木と柔らかな布の温もりを感じさせる山小屋で、
屋内と屋外に広々としたレストランを併設しています。
山では夏でも温かいものが美味しい。
絶品のオニオングラタンスープでした♪
◆ リフージョ・スコイアットリ
http://www.rifugioscoiattoli.it/
巨大な石柱が連なるチンクエ・トッリがあります。
ドロミテの奇岩といえばトレチーメが有名ですが、
このチンクエ・トッリも、その雄々しさが魅力です。
夏のハイキングシーズン、コルティナからチンクエ・トッリへのアクセスは、
街の中心から西に約12.5㌔の歩きがお勧めで、
約2時間半でリフト乗り場のあるバイ・デ・ドネスに着きます。(1889㍍)
バイ・デ・ドネスからはチェアリフトを利用して、
ドロミテの風と息をのむほど素晴らしいパノラマを堪能してください!
チェアリフトの着点に、山小屋スコイアットリ(伊名 Rifugio Scoiattoli 2255㍍)があります。
直訳すると「リスの小屋」という愛嬌のある名の山小屋です。
イタリアの山岳リゾートでは、
「え?これが山小屋?」と驚くような、つまり
一見体育会系的ではないお洒落な山小屋がありますが、
この山小屋スコイアットリは、過酷な自然とともに生きてきた木と柔らかな布の温もりを感じさせる山小屋で、
屋内と屋外に広々としたレストランを併設しています。
山では夏でも温かいものが美味しい。
絶品のオニオングラタンスープでした♪
◆ リフージョ・スコイアットリ
http://www.rifugioscoiattoli.it/
2018-08-01
<初夏>ナルシッサスの香りに包まれて
トスカーナ州北西部にカッラーラという街があります。
知る人ぞ知る大理石の産地で、
ミケランジェロのダビデ像(フィレンツェ・アカデミア美術館)や
アブダビのシェイク・ザーイド・モスクは
この地域の山から切り出された誉れ高い白大理石から生まれました。
カッラーラを見守るように連なるアプアーネ山脈。
山肌に1年中見られる白は、雪ではなく大理石です。
このアプアーネ山脈に、ジュンキル水仙の名所モンテクローチェ(1314㍍)があります。
毎年、メーデーを過ぎたころから、
トレッカーたちは「今年の見ごろはいつかな?」と天気予報を見ながらそわそわ。
5月中旬、桜のように短い期間だけ満開となるナルシッサスを目的に、山登りの計画を立てはじめます。
胸突き八丁を越え、初夏の風が運ぶ爽やかな香りに癒されながら歩を進めれば、
十字架の掲げられた山頂までもうすぐです。
パノラマを愛でたら人で溢れた山頂から麓へ降ります。
イタリアの山小屋は、海沿いの村同様、
遠くからでもその姿が見つけられるよう、ビビットな色合いが特徴です。
突然の雨で冷え込んだら、暖炉の前に集まって、
チーズやワインを片手に山談義に花が咲きます。
登って下りて、食べて飲んで。
明日の筋肉痛のことはひとまず忘れて、
自然を歩く魅力や幸せを感じるひとときです。
知る人ぞ知る大理石の産地で、
ミケランジェロのダビデ像(フィレンツェ・アカデミア美術館)や
アブダビのシェイク・ザーイド・モスクは
この地域の山から切り出された誉れ高い白大理石から生まれました。
カッラーラを見守るように連なるアプアーネ山脈。
山肌に1年中見られる白は、雪ではなく大理石です。
このアプアーネ山脈に、ジュンキル水仙の名所モンテクローチェ(1314㍍)があります。
毎年、メーデーを過ぎたころから、
トレッカーたちは「今年の見ごろはいつかな?」と天気予報を見ながらそわそわ。
5月中旬、桜のように短い期間だけ満開となるナルシッサスを目的に、山登りの計画を立てはじめます。
胸突き八丁を越え、初夏の風が運ぶ爽やかな香りに癒されながら歩を進めれば、
十字架の掲げられた山頂までもうすぐです。
パノラマを愛でたら人で溢れた山頂から麓へ降ります。
イタリアの山小屋は、海沿いの村同様、
遠くからでもその姿が見つけられるよう、ビビットな色合いが特徴です。
突然の雨で冷え込んだら、暖炉の前に集まって、
チーズやワインを片手に山談義に花が咲きます。
登って下りて、食べて飲んで。
明日の筋肉痛のことはひとまず忘れて、
自然を歩く魅力や幸せを感じるひとときです。