2017-01-31

国境を越え、モスクの丸屋根を眺めつつ日帰りモスタル

地図をよく見ると気づくのですが、アドリア海沿岸のスプリトとドゥブロヴニクの間の海岸線の一部に、ボスニア・ヘルツェゴヴィナの国土が鳥のくちばしの様に飛び出ています。
ネウムという名のその町は、スプリト~ドゥブロヴニク間を陸路移動する際に必ず通るので、パスポートを慌てて取り出した記憶のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。国境といっても、ものものしい警備はなく、海沿いのドライブインがあるので、長距離バスや観光バスの休憩スポットになっています。

さて、そのクロアチアの隣国ボスニア・ヘルツェゴビナ(首都サラエヴォ)は、15世紀から19世紀にかけてオスマン帝国の支配下にあったため、今でもイスラム風の建築物やモスクが多く見られます。中でもモスタルは、ネレトヴァ川にかかる「スタリ・モスト(=古い橋)」が「モスタル旧市街の古い橋の地区」として世界遺産に登録されています。春から夏はドゥブロヴニクからの日帰りツアーもあるので、気軽かつリーズナブルに異文化の雰囲気が感じられる街並みや食事を楽しむことができて、オススメです。

モスタル


余談ですが、モスタルはドゥブロヴニクを訪れる欧米からの観光客に人気で、筆者は10月初旬にドゥブロヴニク発の日帰りツアーに参加したところ、バスの中で日本、いえ、アジアからの唯一の参加者だったため、往復の車中も、観光中も、いじられまくりでした・・・。

2017-01-31

足を延ばす価値アリ!サモボルのクレムシュニテ

海の幸も、山の幸もおいしいクロアチアですが、スイーツも楽しみのひとつ。「クレムシュニテ」は、薄いパイ生地の間にバニラ・カスタードクリームがたっぷり入った、ミルフィーユのクリーム特盛り版のようなお菓子。見た目ほどこってり甘くはありません。クロアチア各地で賞味しましたが、首都ザグレブの近郊サモボルという小さな町が本場で、めちゃウマなお店があると聞き、それだけを目当てに行ってきました。

「ザグレブから30分くらい」と聞いていましたが、路線バスなのでところどころで停まり、運転手さんも乗客の皆さんものんびりしていて、たっぷり1時間かかって到着。お目当ての老舗カフェのそのお味は、できたてでほんのり温かく、サクッ、ふわっとしていて、「来てよかった!」と感じさせるものでした。
広場に面したそのお店で、川向こうの教会や、のんびり歩く人々を眺めながら過ごしていたら日が暮れてしまい、観光や街歩きはできませんでしたが、小さくてかわいい町なので、次回は朝から1日過ごすつもりで訪れようと思います。今度はクレムシュニテ2個かな~♪

クレムシュニテ

2017-01-31

ラヴェンダーの色と香りに誘われて

クロアチアのアドリア海沿岸には、たくさんの島が並んでいますが、その中でも比較的大きく、リゾートとして人気が高いのが、フヴァル島。スプリトから船で1時間~1時間半、別名「ラヴェンダーの島」に到着です。ゆったりした時間が流れる港や旧市街で見かける小さなお店。
ラヴェンダー・オイルは、スーッとした香りで気持ちが落ち着き、虫刺されやかゆみ止めにも効きます。ポプリは軽くもんでクローゼットに入れると防虫剤にも。軽くてリーズナブルなので、お土産にもってこい。目にも鼻にもおサイフにも優しいというわけです。ラヴェンダー・グッズは、スプリトやドゥブロヴニクのショップにも売っているので、ぜひチェックを。

ラベンダー
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