2009-08-27

流行の最先端

少し古い話だけど、2005年のももたんの秋休みの話

null友達A  「どこに行ったの?」
ももたん 「イタリア~」
友達A  「じゃあ、ローマとか
        ベニスとか?」
ももたん 「ううん、トリノとか
      クールマイヨールとか
      チンクエテッレとか」
友達A  「?」


クールマイヨールからは
 イタリア側から見るモンブラン展望台に行かれる



その半年後にトリノオリンピックが開催されたから、
  トリノは知ってるだろう
クールマイヨールは、ダイエットに効くミネラルウォーターの産地
  今でこそ かなり流行ってるけど、
  その時の日本では、まだそんなに有名じゃなかった
チンクエテッレ?

**************** **************** **************** ****************
むかぁし、ももたんが旅行会社で働いていた頃
ももたんが作るツアーは余り知られていないような場所
つまり有名じゃない場所に行くことが多かった

「聞いたことない場所だけどソコは面白いの?何があるの?」
  そんなツアーだから人気がない
  必ずしもツアーは売れたとはいえない
  社長さんにしてみたら、ももたんは役立たず社員だったろう ^0^

何しろ、アマノジャクももたんだからね~
作るツアーもアマノジャクになっちゃうのだ

でも、中には「ももたんツアーは個性的」
「他のツアーが行かないようなところに連れてってくれる」
って、喜んでくれるお客さんもいたよ
  このお客さんもアマノジャクとは、クチが裂けても言えない
  あ、言っちゃった ^-^


ところがね
この2年ぐらいで、
チンクエテッレは
人気観光地になっちゃった ^-^

イタリア側からモンブランを見るツアーも
ずいぶん増えた

チンクエテッレは5つの土地って名前
  そのうちの1つ ヴェルナッツァの村

もちろん、日本人のツアーでだよ
  ウソだと思うんなら、ツアーパンフを見てみて~

そっか、アマノジャクじゃなくて、先見の目があるんだ
多くの人の興味がまだ向かないうちに、
ももたんは北イタリアに行っちゃうんだもん
流行の最先端の一番トップなんだね ^0^
  人より早くに注目できるんだけど
  早すぎちゃって、マワリが追いついてこれないのね・・・って
  自負することにした ^-^

ねえねえ、みんな
ももたんを信じてついてくれば、きっと近い将来いいことがあるよ ^0^v

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★
去年はベルリナ鉄道、今年はドロミテ街道
このところ、ももたんが行くとソコが世界遺産に登録される
もしかしたらももたんが行ったから?! ^0^ってことはないハズだけど
  世界遺産にしたい観光地の人たち
  是非ももたんをソチラにご招待して~
  そうすればも、来年は世界遺産登録だよ

こっちの能力も認めてもらえそうにないなぁ
ももたんを信じていれば、世界遺産登録できるかもしれないのに・・・
  きっと誰も招待してくれないだろうから
  仕事で、自腹で、行ってくることにするよ

9月になったら去年世界遺産になったベルリナ鉄道の添乗に
お客様と一緒に行ってくるね
  今回は車椅子を使う人が5人いるんだ

行きは各駅停車で、帰りは急行で
  サン・モリッツとティラノ間を全線制覇1往復して
  それぞれの列車の違いも楽しんでくるね

それにそろそろ、来年の夏休みの計画も考えなくちゃね
  1年も前で「ちょっと早すぎ!」って思うかもしれないけど
  最先端を行くのは、準備周到の結果で「一夜にしてはならず」なのだ
by ももたん
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2009-08-20

真夏の夜の夢

ももたんの旅の目的その3は、ブレンナー峠越え
 旅の目的その1 2009 8 2  チロルの端っこめぐり その1
 旅の目的その2 2009 8 4  チロルの端っこめぐり その2

ブレンナー峠はオーストリアとイタリアを結ぶ峠なんだけど
昔、地理の先生が やたらここの説明をしたので
なんとなく憧れの場所だった

null峠と言っても
日本の峠みたいに
山を登りつめたてっぺんじゃなくて
  アルプスの山が連なる中で
  周りに比べると
  低い場所が峠って感じ

ブレンナー駅
 このあと列車は山の間を走り抜け
 峠を降りていく


低いって言ったって1371mの峠
そこを抜ける列車も車も
山を登って、その後降りることには変わりがないけどね


でも、どうやらブレンナー峠に
地下トンネルを作って
列車を地下でくぐらせちゃう工事が
進んでいるみたい


インスブルック駅にあった
ブレンナー峠 地下トンネル工事模型



よかった、来るのがもう少し遅かったら
ひたすら50キロの暗闇を走るモグラ体験しかできないトコだった ^-^


ブレンナー峠が2つの国の国境なんで
イタリアのベローナからオーストリアのインスブルックまで直通で走る国際列車も
運転手さんや車掌さんがブレンナー駅で交代する

ブレンナー峠の写真撮影に忙しい ももたんのところに
交代したオーストリア連邦鉄道の車掌さんが検札にやってきた
  「今、写真撮るのに忙しいから後にして」って言いたい気分 ^-^

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★
夕方遅くで列車は空いていた
ももたんはコンパートメント2つを占領して写真撮影 ^-^
何故2つも占領していたかと言うと
最初に入ったトコの窓がなかなか開かなかったんだ
で、隣のコンパートメントの窓は開いたんだけど、今度は硬くて閉められない
  写真を撮るには窓が開いていたほうが良いし、
  開けっ放しだと風が冷たいし・・・ってワケ ^0^
片方に荷物を置いて、もう一つの方に行ったり来たりしてた

で、お隣のコンパートメントはというと
ティーンエイジャーと思うオンナノコ4人が占領して
キャッキャ、キャッキャ、はしゃいでいる
ブレンナー峠の写真を撮ろうと廊下に出る ももたんにも
チラチラと中の様子が見える 
  
オンナノコ達はコンパートメントの中でお召し換え中 ^-^
  ハンガーにかけた服がぶら下がっているし
  歯ブラシ持って洗面所に行ったり
  ドライヤーを使っている音も聞こえてくる

コンパートメントは個室で、ドアも閉められるけど
6人か8人で一つの部屋の個室は
ドアも壁も、廊下から中が見えるガラス張り
「その気」があれば、若いオンナノコのお召し換えが丸見え ^0^
  すっぽんぽん とは言わないけど
  ちらって見えた様子では、下着姿じゃないかなぁ

車掌さんは若いおにーちゃんで、もちろん彼女たちのトコにも検札に行ったけど
「こっちの人」って
見るほうも見られるほうも、大して気にしていないんだよねー ^-^
  でも免疫がない日本のおやじサマたちには刺激が強すぎるかも ^0^
  わざわざ覗きに行ったりしないでねー

「こっち」では、若い人だけじゃなく中年女性のだって
前かがみになったら
胸の谷間が覗けちゃうのはあたりまえ、日常茶飯事
それも、ちらって感じじゃなくて、谷間くっきりレベルで ^0^
  ももたんもしょっちゅう見てるよ
  レストランで働くオネーサンがテーブルの上にコーヒをおいた時とかね

またカンタンに見えちゃうような服を、誰もが着てるんだ、これが ^0^
日本で中年オバチャンがそんなの着てたら
「いい年してそんな若者が着るみたいな服着て!」って言われそうだけどね 
  念のためにもう1回言うけど、
  日本のおやじサマたち、わざわざ見に行ったりしないでねー

  
終点のインスブルックで降りたオンナノコたちは
大きなカバンを駅のコインロッカーに預けていた
  パーティーに行くのかな?みんな、おしゃれしてたよ
  お召し換えの成果だね

そっか今日は土曜日、サタデーナイトフィーバーってことかぁ
  でもイタリアから国境越えてフィーバーしに来るのは
  陸続きのヨーロッパと言ってもすごいね

**************** **************** **************** ****************
ホテルにチェックインをして遅い夕食に出かけたももたん
  土曜日の夜の10時だけど
  そろそろお酒の時間帯で食事の時間はもう終わり?

もう閉めちゃってるレストランもあったけど
まだまだ食事の時間帯で営業中
  というよりか、
  ももたんよりも遅くにレストランに入ってきた30歳代ぐらいの女性2人や
  たった今食事が始まったみたいに
  スープを飲んでいる50歳代ぐらいの男女6人グループもいたよ
  スープは食事の一番初めに飲むからね

レストランを出ると、もう夜の11時近くっていうのに、まだアイス屋が営業中
もちろん、人だかりの山 ^0^
   2009 8 18  デザートは別腹 ^-^
  ももたんもアイスを食べながらホテルに帰ったよ
  
若者もオトナも、短い夏の夜を楽しんでるみたいだね
by ももたん
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2009-08-18

デザートは別腹 ^-^

ヨーロッパの隅々まで知っているわけじゃないから
「ヨーロッパの人は・・・・」って言い方が正しいか正しくないかはわかんないけど
少なくともドイツ語圏の人はアイスクリームが大好きだと思う

null
アイス屋さんには老若男女、次から次へとアイス買いに来る


アイス専門店やアイスクリーム屋台もあるし、
カフェに入ると
飲み物メニューとは別に、アイス専用のメニューがあるし
  それもアイスのだけは写真付きメニュー! 
お店の前に アイス! って のぼり旗もよく見る

夏は当然だけど、寒い冬でもアイスは人気がある


カフェでアップルパイを食べるときも
そのパイにアイスを添えちゃう ^0^
  パイは暖めてあったかいのに
  冷たいアイスを添えるんだよ

ビミョーに解けていくアイスと
りんごたっぷりのパイを一緒に食べると
これがまた、美味しいんだ 

ももたんが食べた
バニラアイスと生クリーム添えのパイ

 これはりんごじゃなくて さくらんぼパイ
  ↑ アイスも生クリームも、
     別料金で好みに応じてつけてくれるんだよ

ドイツ語でアイスクリームはアイス Eis って言うから
日本人も覚えやすいし言いやすいね ^-^

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★
どのアイスを頼んでも美味しくてハズレはほとんどないけど
夏はフルーツシャーベットが美味しいね 
レモンは日本でもおなじみだけど
イチゴやりんごがももたんのお気に入り
  りんごは青りんごって言ったほうがピンと来るかも
  薄緑色のアイスだったよ

イチゴはなんたってシーズンだからおいしい ^-^ 夏はイチゴの季節だもんね~
  ももたん、夏バテの夏ボケ?
  何寝ぼけたこと言ってるんじゃ って思う?
  日本ではイチゴと言えばクリスマスケーキお歳暮に合わせて
  12月が初物
  冬から春までがイチゴのシーズンですっかり定着

でも本来は初夏のフルーツだよ
まぁ、品種が違うのかもしれないけど・・・
  海外に住んでいるみんな
  日本では冬がイチゴの旬なんで、覚えといてねー
  夏休みに里帰りして「イチゴが食べたい」なんて言ったら
  笑われちゃうかも!! ^0^

オーストリアではちゃんと夏に収穫されるらしい
7月、レストランにErdbeer zeit イチゴの季節って書いてある看板や
イチゴを使ったデザートがいっぱいあった

イチゴのアイスは初恋の味 ^0^  甘くてすっぱぁい
ちなみにアイス屋さんではアイス1カップ1ユーロ(135円)ぐらい
2つ頼めば2ユーロ、高くないよね ^-^

旅の間、何度もアイスを食べて、気に入って、
最後の最後、フランクフルト空港のマッ●ドナル▲でイチゴのアイスを頼んだら
日本で言うバニラソフトクリームの上にイチゴのソースをかけたものだった 
  ちと、がっかり ^-^
by ももたん
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2009-08-09

2つの名前を持つ町

旅の途中で出会ったドイツ語が堪能な2人の日本人は
2人ともその町を ボーツェン Bozen と呼んでいた

ボーツェン、日本人には余り知られていない町だけど
ボルツァーノ Bolzano って言えば
ドロミテ街道の入り口のイタリアの町ってわかる人も多いだろうね
  ボーツェンもボルツァーノも同じ町のことを言っている
  ただ、ドイツ語かイタリア語かの違いだけ

null南チロル自治州って言われる
イタリアのアルト=アディージェ州
その中でも北側にある町は
大抵ドイツ語とイタリア語の2つの名前がある

地名だけじゃなくて、
ほとんどのモノが
2ヶ国語で書かれている


ドロミテ街道にあったレストランのメニュー
  やっぱり2カ国表示


イタリアの中にドイツ語圏があることを
イタリアのガイドブックを見てもほとんど書いていない
(ドイツ語が通じる、ぐらいの書き方だけど実際にはドイツ語の方が主要言語)
  旅行業界用の専門のホームページにも書いてなかったし
  イタリア政府観光局のホームページを見たけど
  やっぱり書いてなかった^-^

普通ならイタリアに行く時、日本からはローマやミラノがメインの入り口
飛行機から降りたときは
「ボンジョ~オ~ルノ~」 って
カンツォーネを歌っているような挨拶をしたくなるかも ^-^
  そこからドロミテ街道に向かった人は
  もちろんドロミテでだってそう挨拶をするだろうね
  だってイタリアだもん、ココは

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★
ももたんはオーストリアからドロミテ街道に向かったでしょ
  2009 8 6  3つのチロル チロルはオーストリア?
峠を越えてイタリアに入っても急に景色が変わるわけじゃない
国境は誰でもお出入り自由だし(パスポートのチェックなし!)
どっちもユーロを使う国だから両替もしない
  昔はパスポート見せて、余ったお金と日本円とをまた新しい国のお金に両替して
  「ココから違う国に入るんだ」っていう戸惑いと感動を味わったけど ^-^
   ↑ 昔の話を懐かしむようにするようになったら、年をとった証拠らしい

ただイタリアに入ったら、地名が2つになった
Mals/Malles 、Melan/Melano、 Bozen/Bolzanoみたいに。
  どれも最初がドイツ語、次がイタリア語で同じ町のこと
駅の切符売り場でも
「切符はココで(買えます)」ってドイツ語とイタリアの看板がある
試しに
  って言うほどドイツ語が話せないけど ^-^
切符を売っている おにーちゃんにドイツ語で
「ボーツェンまで」と言うと金額をドイツ語で言われた
  ももたんだってグラッツェ Grazie って言わずに
  「ダンケ Danke アリガトー」とお返事

ドロミテ街道があるアルト=アディージェ州は
イタリアだけど、ドイツ語の通じるイタリア

**************** **************** **************** ****************
泊まった町はドロミテ街道観光の北側の拠点、ドッビアーコ Dobbiaco
  もちろんドイツ語の名前があってトプラッハ Toblachって言う

これねー、最初かなり悩んだ
ボーツェンとボルツァーノはスペルも似ているからすぐ理解できるんだけど
トプラッハとドッビアーコは見た目がまったく違うでしょ
  「何でドッビアーコの文字と一緒に、
  必ずこの、何て読むかわかんないToblachって文字があるんだ?」って

それが同じ町のドイツ語での地名ってわかったのは・・・
ホテルの住所の通りの名前が
ドイツ語とイタリア語で書いてあったからなんだよね~
  ザンクト・ヨハネス通り/サン・ジョバンニ通り 37番地って ^0^ 
  ヨハネスさんとジョバンニさんが
  ドイツ語風かイタリア語風かの違いってことを知っていてよかった

悩んだ理由は、
ソコがイタリアの中のドイツ語圏ってことを、
ドイツ語とイタリア語の2つの言葉でいろんな物を表記していることを、
ももたんが心底理解していなかったからなんだ
  でも、一度わかってしまえば悩みは解決、もう迷うことはない ^0^  


ホテルは1泊2食付(こういうのをハーフ・ペンションって言うんだよ)
朝ごはんはバイキングだから
自分の目で見て好きな物を取ってくればいいけど
夕飯は・・・
サラダ、第1の皿(スターター)、第2の皿(メイン料理)、デザートの
イタリア風フルコース
  サラダは朝と同じでバイキングだけど
  それ以外はメニューを見て自分の好きな物を選ぶ

渡されたメニューは、もちろんドイツ語とイタリア語、当然でしょ ^0^
英語のメニューはないんだって
  ロウでできた料理の見本も、写真もないよ ^-^

ウェーターのおにーさんは「わかるか?」と聞いてくるけど
  まかして!!
  ドイツ語もイタリア語も、
  挨拶と、お礼と、食べ物の単語は得意なのよ^-^

だって添乗員として役に立つのが、この3種類なんだもぉん ^0^

特に食べ物単語は重要で
お客さんに「コレなんですか」って聞かれたときに
レストランでは通訳してくれる現地のガイドさんがいないこともあるし
ウェーターさんたちも食べ物の単語を英語で言えるとは限らない

  前にイチゴのケーキ下さいって頼んだら
  「これはイチゴじゃない」と言われて「じゃあ何?」って聞いたら
  「英語じゃ何て言うのか知らない」と言われた

  「ドイツ語だったら何?」って聞き返したらわかった、ケーキの正体が。
  ラズベリーケーキでした

  ラズベリーなんて誰でも知ってそうな英語じゃない?って思うでしょ~
  きっと日本人の方がよく知っているよ、この英単語



で、食べた物がこれ~ ちょっと食べすぎ? ^0^

 null
   バイキングのサラダとパン        牛肉のミートソースパスタ
 
   ホテルマンお勧めのステーキ        アナナスのデザート

デザートはアナナス Ananasの薄切り
単なる輪切りじゃなくて
お皿が透けて見えるぐらい薄~くスライスして、それをラム酒か何かに漬けて、
1枚ずつきれいにお皿に並べて、シナモン振りかけて、
おっしゃれぇ~

アナナスってドイツ語でパイナップルのこと
  スペイン語ではピーニャ Pina (nの上に~がつく) だけど
  フランス語はアナナ Ananas
  イタリア語だったらアナナスかアナサッソ Ananasso って
  「パイナップル」と似ても似つかないから、この単語は覚えておくと便利だよ 


**************** **************** **************** ****************
もしドロミテ街道に行かなかったら
ももたんだってイタリアの中のドイツ語圏を理解できなかったし
それに、ドロミテ街道にいる頃は
ココはドイツ語とイタリア語の両方が使える面白い場所って思ってたけど
日本に帰ってきてから
3つのチロルの1つだけが何でイタリアになっているかを詳しく知ったら
南チロルは、
実はドイツ語の通じるイタリアじゃなくて
ドイツ語で生活していてドイツ文化圏なのに、イタリアに属している地域なんだって
ももたんは思うようになった

旅からまた一つ、勉強できたよ
by ももたん
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2009-08-06

3つのチロル チロルはオーストリア?

チロルはハイキングできる山がいっぱいあって大好きなんだけど
今回はドロミテ街道のハイキングもしたくてイタリアにも行くことにした
オーストリアの端っこの町ナウダースから峠を越えて南に行くとイタリアになる

峠を越えたら・・・
そこもやっぱりチロルでした。
  
チロルってオーストリアだよね?イタリアなの?

ドロミテ街道の西の拠点の町ポルツァーノがある州は
正式にはアルト=アーディジェ州って言うんだけど
南チロル自治州とも言われてる
  チロルって、北チロル、東チロル、南チロルの3つがあって
  そのうち南チロルはイタリア
  南チロルがイタリアになっているために
  北チロルと東チロルは同じオーストリアなのに陸続きじゃない
  
 チロルの歴史を知りたい人はココをクリック
 地図だけ見てもチロルのことがよくわかるよ

null確かに、
イタリアに居る気がしない

目に入る景色は
山を覆うりんごの木。
りんご、りんご、りんご、りんご!
ってぐらい
りんご畑が続いている

山の斜面までりんご畑


他に見えるものは
ぶどう畑が時々、古城もチラホラ
  北イタリアは結構古城が多いんだ、といっても小さなお城だけど

糸杉も、オリーブ畑も、ローマ時代の遺跡も、光輝く海もない
イタリアから想像できるもの全てがココにはない ^-^

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★
オーストリアのチロルも、イタリアのチロルも、すごく似ている

nullどっちのチロルでも
シュペックっていう豚の乾燥肉が名物で
シュペックの入ったチロル風クヌーデル
(小麦粉などを丸めてゆでたお団子)
の料理があって
同じような民族衣装を着ている
おねーさんがいる

左側の平たいお肉がシュペック
右下の丸々お団子がクヌーデル

あとはソーセージと
ザワークラウト(ドイツ料理の酢キャベツ)

違うことといえば
ここはイタリアだからイタリア語を話しているだけ
・・・って言いたいけど
実はここはイタリアの中のドイツ語圏

nullレストランのメニューは
必ずドイツ語とイタリア語で書いてあるし

南チロル鉄道の
列車の中の放送なんか
まずドイツ語、
次にイタリア語で言ってたよ ^-^




駅名の看板も2カ国表示
上がドイツ語、下がイタリア語

今はイタリアの中のドイツ語圏が平穏の中にあるけど
19世紀から20世紀にかけて
南チロルに住む人たちに悲しみと苦しみの歴史があったことは
今、町に暮らす人々からは想像もつかなかった
  旅行でちょっと行ったぐらいでは、そこまでわからないかもね。
  やっぱり歴史を詳しく知りたいと思った人はココをクリックして
   
言葉が同じだと文化も習慣も同じのことが多いけど
歴史は、全てが同じじゃないと物語っている気がする

でも単なる旅行者のももたん
ここは完全なるドイツ語圏じゃなく やっぱイタリアだなって感じたのは
  ・ タバコを吸っている人が多い
  ・ ホテルのバスルームにビデと、緊急用のアラーム紐があった
  ・ やたらとほえまくる犬が多い
まぁこんなレベルね ^-^

「なぁるほど」って思った人は、かなりのドイツやイタリア通 ^-^

null最後の犬のことだけ解説すると
ドイツ語圏のワンコはとっても躾が良くて
綱をつけずに町を歩いても
  ちゃんと横断歩道を一人で?渡れるし
他のワンコがそばに来たって
  やたらめったら
  ワンワンほえたりしないんだ


飛行機から降りてきたワンコ
お利口で静かにしてたから
乗っていることにぜんぜん気がつかなかった


ドイツ語圏だけどイタリアに住むワンコは
よそのワンコが近くに来ると
  ・ それまでお座りしていても、すくっと立ち上がる
  ・ つながれている綱の可動域全てを利用して、相手の犬に近づこうとする
  ・ 牽制する、ほえる・・・ ^0^
飼い主が綱を引っ張って引き寄せたり
ほえる犬をしかったりしている

日本でよく見る光景と同じだね ^-^
by ももたん
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