2008-12-13

アマゾン河でピラニア釣り

再びボートで移動し、船上からピラニア釣りに挑戦。
竿で水面をパシャパシャ叩くと、
水面近くに獲物がいると思ったピラニアが上がってきて釣れやすい、
とのことなのだが、最初に1匹釣れただけで、なかなか釣れない。

やっと大物がかかった!竿が大きくしなる。
ようやく引き上げると、なぜかピラニアではなく大きな鮭だった。アレ?
ガイドの東さんいわく「珍しい」とのこと。
最後には黒い大きなピラニアも釣り、一応まあまあの釣果でホッとする。
ピラニア釣った! 

釣りを終え、モーターボートを駆って夕日のポイントへと急ぐ。
アマゾンを走る 

アマゾンを染める夕日。
夕日はみるみるうちに沈み、暗くなる中をボートでロッジへ帰る。
アマゾンの日没 

ロッジに戻り、シャワーを浴び、いよいよお楽しみの夕食。
ビュフェ形式で、この日のメニューは
ピラニア、アマゾンマグロ刺身、トゥクナレのスープ、セビッチェなど。
ロッジの夕食

ピラニアは結構あっさりした味。
醤油も用意されていて、ピラニアの肉に良くあう。
旅行中はどうしても肉料理や揚げ物などが続きがちなので、
あっさりした刺身やセビッチェ、そして白いご飯がとても嬉しい。
ピラニア 

そして食後はナイトツアー。
真っ暗な中、ボートで河へ出る。
ボートで少し走り、ライトをつけて、ワニの目に反射して光るのを探す。

ガイドがワニを発見。ボートから降り、湿地を歩いて行って手で捕まえた。
最初は小さなワニ、そして次は大きいワニを捕獲。
メガネカイマンという種類だそうだ。
ツアー客と記念写真を撮り、ワニは再び湿地に放される。
   ナイトサファリ

1時間ほどのツアーを終えてロッジへ戻り、翌朝に備えて早めに就寝。
ロッジの周りはとても静かだ。

2008-12-12

アマゾンでゴム採取を見学

アマゾンはかつて天然ゴムの産地として栄え、一大ブームを巻き起こした。
一攫千金を夢見て大勢の人が集まり、最盛期には
成功したゴム成金達が贅沢の限りをつくしていたそうだ。
マナウスのアマゾナス劇場はその名残だ。

その後、合成ゴムの普及などでゴム産業は衰退してしまうが、
昔のゴム採取の様子の再現を見ることができる。
東さんがボートで案内してくれた。
再現してくれたのは地元のおじさん。
ゴム樹液を採取
ゴムの木に傷を付け、樹液を採取。 
(実際には暗い時間に行っていたらしく、頭に照明をつけている)

樹液を煮詰める
樹液を煮詰め、心棒に塗りつけながらゴムの球にしていく。
少し体験させてもらったが、ゴムが均一に付くようにするのが難しい。
球形にするには、心棒の回し方がコツらしい。

ゴムの球
ずらりと吊るされた天然ゴムの球。

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2008-12-11

アマゾンでロッジに滞在

ボートでリバーサイドロッジへ

2007年2月、ブラジルのマナウスからアマゾンリバーサイドロッジを訪れた。
アマゾンの中心都市、マナウス。
その近郊のセアザ港からアマゾン河をおよそ1時間、
モーターボートで遡ったところにアマゾンリバーサイドロッジはある。

案内してくださったのは、マナウス在住のベテランガイドの東さん。
日本生まれでアマゾンへ移住され、当初は農業をされていたそうで、
アマゾンの自然に大変詳しく、ご自身の体験談を交えながらガイドしてくださった。

まずはロッジへ向かう船上から、アマゾン河とネグロ河の合流点を見学。
黒い水がネグロ河で、赤茶色のがアマゾン河。
2色の水は全く混じりあわずに、はるか下流まで流れていき、
その様子は衛星写真からでも確認できるという。
合流点
乾季と雨季では河の水量が違い、川幅や水位も大きく変わるそうで、
6月頃に水が増え、11月頃には減水する。
そういえばマナウス港の桟橋も、
水位が変動してもよいように水に浮く構造になっていた。

途中、東さんがボートをとめて集落に立ち寄ってくれた。
集落には学校があったが、この日はお休みで無人。
大きな板根を持つ木がそびえ立っていた。
板根 板根2
自分(身長約180cm)を入れて撮ってみた。大きさがお分かりだろうか。

ボートで再びアマゾンを走り、いよいよリバーサイドロッジへ到着。 
ロッジの廊下

このロッジは、 マナウス周辺では唯一、アマゾン河の本流に面しているロッジだそうだ。
目の前には大きなアマゾン本流が流れているので、
ジャングルの奥地に分け入ったという雰囲気ではないが、
支流沿いにあるロッジとは違い、雄大なアマゾン河を存分に満喫できる。

ウェルカムドリンクをいただき、お部屋へ。
アマゾンリバーサイドロッジ室内 
全15室で、温水シャワー、水洗トイレ、電気、タオル、石鹸、シャンプーなど
清潔で設備が整った客室。
エアコンはなかったが(ファン有)、風が適度にあり、暑くて困ることはなかった。
マナウス市内で泊まっていた安ホテルの何十倍も快適で、
アマゾンにいるのを、つい忘れそうになる。
日本人スタッフが常駐していて、いろいろと話が聞けるのも楽しい。

レストラン 
レストランの目の前はアマゾン河。

川辺にあるロッジ専用の船着場にはハンモックが吊るされ、
暇なときには川風に吹かれてのんびりすることもできる。
私達はベレンからマナウスまでの船で、
通算7日間ひたすらハンモックの上で過ごしてきたので、
さすがにそれは遠慮させていただいたが・・・

ロッジを上から見る
ロッジの近隣は開発の手が及んでいない土地で、背後はジャングル。
これから、このロッジを拠点に、
アマゾンの自然や暮らしを知るプログラムを体験する。

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