2008-02-17

リヤカーマン 南米徒歩縦断!

リヤカーマン―地球一周4万キロを歩いた男
私達が南米のパタゴニアを自転車で旅していたとき、
出会った旅人から、リヤカーを引いて世界中を旅している日本人男性がパタゴニアに来ていると言う話を聞いた。
なんでも、たった一人で全荷物をリヤカーに積んで、
歩いて世界を周っているとのこと。
そんな旅をしている人がいる、それも日本人だというのに驚いた。
話によると、その人は私達と同じ一本道を、
私達の少し後から来ていたそうなのだが、
結局お会いすることはなく、私達はパタゴニアを後にした。


その人が「リヤカーマン」として有名な旅人だと知ったのは、
帰国後に書店で「リヤカーマン」こと永瀬忠志さんの本を見つけたときだった。
大阪で教員をしていた永瀬さんは、
リヤカーの盗難など数々のアクシデントにあいながらも、
地球一周に相当する距離をリヤカーを引いて旅してきた。
そして植村直己冒険賞を受賞している。


自転車でも大変な道を、一人で荷物を満載したリヤカーを引いて旅するとは、
いったいどんなものなのだろうか・・・想像もできない。
自転車旅もそれなりに大変ではあったが、
リヤカー旅の大変さは、きっと自転車の比ではないのだろう。


その永瀬さんの旅の模様が、今日、2/17夜にTVで特番として放映される。
(テレビ東京系 20時~
「リヤカーマンのでっかい地球!大冒険2」)
チリ北部の乾燥地帯・アタカマ高地、そしてアンデス山脈への挑戦を放映とのこと。
TVを通してリヤカー旅を追体験できるに違いない。楽しみだ。


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2008-02-14

2009年南米ラリー

「世界一過酷な自動車レース」と言われるダカール・ラリーが、
2009年にアルゼンチンとチリで行われる。


かつてはパリとセネガルのダカールの間で行われていた、
日本では通称「パリ・ダカ」として有名なこのレース。
しかし通過国の治安悪化の影響で、
2009年はかねてから誘致していたアルゼンチン・チリでの開催となった。


予定では2009年1月、ブエノスアイレスを起終点に約9000kmのコースで行われる。
「パリ・ダカ」といえば過酷な砂漠走行が有名だが、
ルートにはチリ北部のアタカマ砂漠横断やアンデス山脈越えなどが盛り込まれるらしい。


主催者によれば、今回の南米開催は一時的なものとのことだが、
この機会に、ぜひ南米のダイナミックな自然が世界中に発信されることを期待したい!


Dakar 2009 公式サイト(英語)
"http://www.dakar.com/index_DAKus.html">http://www.dakar.com/index_DAKus.html


アタカマ砂漠
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2008-02-03

レンソイス・マラニェンセス大砂丘

レンソイス・マラニェンセス大砂丘
2007年1月30日、ブラジル・マラニョン州の州都サンルイスのホテルを早朝に出発し、
車で約5時間かけてバヘリーニャスという小さな町にやってきた。
目指すは海岸に広がる大砂丘、レンソイス・マラニェンセスだ。

「レンソイス」とはポルトガル語で「シーツ」の意味。
その名の通り真っ白の砂丘の中に、
雨季には無数の湖が出現することで知られている。

面積はおよそ15.5万Haというから東京23区の約2.5倍。
砂丘中心部には車が入ることができず、
科学的研究はまだまだ進んでいないという。

観光用のトラック

旅行者はバヘリーニャスでトラックに乗り換えて砂丘を目指す。
荷台に備え付けられたイスに座り、荒地を疾走。
一見優雅そうだが、油断していると振り落とされそうな、ワイルドなドライブ!

そして車ごと船に積まれて川を渡る。
車も川を渡る
車で行けるのは途中まで。最後は歩いて砂丘に入る。
サンダルを脱いで砂山を登ってゆく。裸足の感触が気持ちよい。
砂丘を登る
登りきると、目に飛び込んでくる見渡す限り一面の砂の世界!
想像以上の景色の広がりに息を呑む。
大砂丘 
ひたすら続く砂丘。
一緒に歩くツアー仲間の姿が豆粒のようになり、
距離と方向の感覚が徐々に麻痺してくる。
この感動をカメラに収めようとあちこちへレンズを向けるが、
あまりに大きすぎて、うまく切り取ることができない。

砂の中を上り下りしながら歩くこと数十分、やっと湖が姿を現した。
正確に言えばもっと早くから見えていたのだが、見渡す限りの砂丘の中、
歩いても歩いてもなかなか近づかなかったのだ。
砂丘の中に現れた湖
雨季ではなかったので湖は小さかったが、
雨季にはもっとたくさんの湖が姿を現すそうだ。
砂漠のオアシス
周りは白い砂山に囲まれ、水は透き通っている。
砂漠のオアシスと言うのはこんな感じなのだろうか?
非現実的な景色の中、しばしの水浴びを楽しむ。

天気がよければこの後夕暮れに染まる砂丘が見れるのだが、
この日はあいにくの曇り。
暗くなる頃にバヘリーニャスへ戻る。
ツアーの帰り
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