2007-10-19

「南北アメリカふたり旅」永石ご夫妻とお会いしました

永石夫妻と「カフェラック」にて
琵琶湖のほとり cafe Lacにて

2003年から南北アメリカを旅し、今年帰国した永石夫妻が、
先日、我が家に遊びに来てくれました。
アラスカから旅を始め、北米から中米へと南下した後、
南米パラグアイで車を購入。
そしてパラグアイを拠点に車で南米各国を周遊されました。

ご夫妻と知り合ったのは今年1月、ブラジル・ヴィトリアにて。
2004年、南米自転車旅行のときにお世話になった、
歯科医の高崎さんのお宅に、
今年のブラジルの旅でも立ち寄らせていただいたとき、
ヴィトリア滞在中のご夫妻を紹介してもらいました。

永石夫妻の旅は観光地を巡る旅ではなく、人と会う旅です。
夫の修一さんは、旅行前は鉄鋼メーカーのエンジニアから公認会計士、
さらにベンチャーキャピタリストへと転身し活躍していました。
もともと人と会うことを仕事としていた永石さんは、
旅の間も日系の方や現地の人などと積極的に会い、
感じたことをWEBで発信してきました。
車の旅ならではのエピソードや、
南米から世界に向けてダイナミックに動くビジネス、
南米の日系の方々の暮らしなど、
日本で暮らしているとなかなか見えにくい世界を教えてくれます。

永石夫妻のホームページ【南北アメリカふたり旅】
永石夫妻のブログ 【『ラテン』って何やねん?!】
              onドリームゲートBlog「海外ビジネス最前線」

永石さんは帰国後、南米と日本とを結ぶ新しいビジネスを構想中です。
日本と南米の結びつきがより強くなり、
しかも互いのためになるような仕掛け作り。
ぜひ、実現して欲しいと思います。

夫妻と訪れたのは琵琶湖沿いにある、
前から気になっていた、週末限定営業のカフェ。
古い家を改装した店は、入ると目の前に琵琶湖が広がります。
秋晴れの休日、湖を望むオープン席が気持ちよく、
お店の自慢の熟成カレーとハヤシライスをいただきながら、
日本やブラジルのことなど話が弾んだ、贅沢な時間でした。

コミュニティ カフェ「cafe Lac」(カフェ ラック)
滋賀県高島市今津町浜通り(JR湖西線近江今津駅下車)

2007-10-09

水と緑の町へ~滋賀県高島市~



私達はこの夏、兵庫県神戸市から滋賀県高島市へと居を移しました。
琵琶湖北部の西岸、山を望む静かな田園地帯の一角です。

田んぼの緑の上を通ってくる、涼しくて美味しい風。
夏が終わると、稲穂は黄金色に輝き、収穫を待ちます。
秋真っ盛りの今は、ススキの風景に可憐なコスモスが彩を添えています。

朝も昼も、バリエーション豊かな鳥達の鳴き声。
そして夜のBGMは、虫達の合唱。

東には穏やかで広い、清らかな琵琶湖。たくさんの魚が住みます。
北には、梨や葡萄、栗の果樹園があるマキノ高原。スキー場もあります。
安曇川を遡って西に行けば、かつて鯖街道の宿場町だったという、
山深い朽木村。山にはブナの原生林が多く残っているそうです。

また、高島市には、家の中に湧き水を取り入れた「カバタ」と呼ばれる
昔ながらのしくみが残っているところがあります。
そして今もなお湧き水が生活に利用されている地区があり、
自然と共に暮らすその様子が、NHKのドキュメンタリー
「映像詩 里山 命めぐる水辺」として、
四季折々の美しい映像とともに放送されて注目も集めました。

地元産のお米はもちろん、新鮮で美味しい野菜の数々に舌鼓を打つ日々。
そして自転車散歩が気軽にできる環境に、大満足しています。

素晴らしい環境が保たれているのは、ここに住む方々の努力の賜物です。
住民と行政が一体になって、山や琵琶湖の美しい自然を守っているのです。

ところが、皆のそのような努力を踏みにじろうとする団体がやって来て、
この静かで平和な高島市で今、大問題になっています。

「憲法は守っている」と言い張って、周辺住民の反対を無視する姿勢。
自分の利益のためなら、地域の人の生活を脅かすことを何とも思っていない、
そんな団体に憤慨し、市民が市長とともに立ち向かっています。

住む土地を愛し、尊い自然や安全な暮らしを守ろうと願う人達の思いが優先される、そんな世の中であると、私達は信じたいと思います。

琵琶湖を守ろう!地域環境を無視した「アークエンジェルズ滋賀シェルター」設置に反対します

滋賀県高島市の観光情報サイト
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