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2005-04-25

指先の感覚

今どきは何でも『カードサイズ』がはやりでお財布の中には、
やたらと多くのカードが入っている。

クレジットカード”や“キャッシュカード”は元より
スタンプカード”“メンバーズカード”“診察券”“保険証
身分証明書”“マイレージカード”などなどなど・・・

セルフ給油所のカードは
テレフォンカードによく似た
薄手で小さめサイズの
磁気カード。
クレジットカードの様な
プラスティック製のものとも違う、
診察券のようなラミネート
されたものとも違う、
その独特の質感は
手で触れれば顕著に
分かるはず。

と、運転中の膝の上に財布をひろげ片手の指先だけでカードを探り始めた。


ボンヤリと退屈そうな月明かりの下、
車を止めて車内灯をつけ財布の中を探す、
わずかな時間さえも惜しいと感じる慌しい早朝の情景。



財布からそれらしき触感のカードを3枚ほどチョイスし、
赤信号でとまった車内で明かりをつけて見てみると・・・・・
なんと!!! 3枚とも見事にハズレ・・・・・


●1枚は“外務員証”でラミネートされたもの。
●1枚は“メンバーズカード”これはセルフ給油所のと
  よく似てるので、まあ間違えても仕方ない・・・
●最後の1枚にいたってはボール紙を半折にした“スタンプカード”

どう考えたって全く質感の違う代物だ。
間違えるはずなどありえないのだが・・・・・



人の『指先の感覚』が
何ともあてにならない、
えらくいい加減な
ものなんだな~と
実感した早朝3時。





この話で思い出したのが、私の友達(男)の結婚式。
二次会恒例のおバカな出し物として『新郎のおしり当てゲーム』が行われた。
ルールはいたって簡単!タイトル通り!

後ろ向きに一列に並んだ青年6人
1人は新郎、あと5人は新郎の友達。
全員がパンツをずらして
おしりをベロ~ンと出した状態の
ところに目隠しをした新婦が登場!
新婦は6つのおしりをさわって
日ごろから、さわり慣れた(?)
愛する夫のおしりを当てる!

というもの・・・・・


結果はその新婦さん、ズラ~ッと並んだ6つのおしりをじ~っくりとさわって
吟味に吟味をかさねた挙句、まったく別人のおしりを選んでしまった。
という悲惨なお話(笑)


人間の触感の記憶なんて、なんともまあアバウトなものなんですね~(笑)
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