2007-06-04

立山・黒部アルペンルート~雪の大谷~

みなさま、長らくご無沙汰いたしております!
3か月ぶりの更新でございます(汗)

久々の立山・黒部アルペンルートに行って参りました!
なんと3年ぶりのアルペンルートです!
ちょっとドキドキ・ワクワクの1日なのでしたw

【アルペンルート】
黒部ダム建設の資材運搬の為に建設され、
ダム完成後に一般の旅客に開放された
国際的にも大規模な山岳観光ルート。


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立山駅(富山県)~扇沢駅(長野県)間、
東西25km足らずのルートを6つの乗り物を乗り継いで行きます。
もちろん各駅での乗車受付が必要なので、
それが新人添乗員の登竜門とも言われる所以です。

今回(5/18)は扇沢(長野県)側より越えて行きました。

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まず“扇沢駅”から
関電トンネルトロリーバスに
揺られること16分で
黒部ダム駅”へ!

黒部ダム駅からは、
ダムの堰堤を
15分ほど歩いて
黒部湖駅”へ。



振り返ると、雪を頂く壮大な
後立山連峰の赤沢岳と
神秘的な色を湛える
黒部湖を一望できます。

6/26~10/15の期間は
大迫力の観光放水を
まさに目の前で
眺める事が出来ます。



黒部湖駅からは、
全線地下を走る唯一の
ケーブルカーにて
黒部平駅”へ。

標高1,828mの駅舎の
外には黒部平庭園があり
雄大な景色を満喫でき、
徒歩2分で高山植物
観察園への行けます。



続いてはロープウェイにて
大観峰駅”へ。
後ろ立山連峰と黒部湖が
臨める360°の大パノラマ!

断崖絶壁にせり出すように
建てられた駅舎の
屋上展望台からの
眺めはまさに絶景!


ここの売店で限定販売されている
幻の酒“にごり酒 大観峰”はお勧めのお土産です。
(少々、重いのが難点ですが・・・)
試飲もできるので、ぜひ、お試しあれwww



再び、トンネルトロリーバスに揺られること10分で
日本最高所に位置する駅“室堂駅”に到着です。
標高2450mのこの駅は「星に一番近い駅」との別名を持ちます。

アルペンルートで最大の規模を誇るホテル、レストランなどの施設も充実、
また、アルペンルートを代表する見どころも数多く点在しています。
日本名水百選の「玉殿の湧水」、神秘の「みくりが池」、「地獄谷」に「雷鳥沢」など
また立山連峰の主峰、3015mの“雄山”への登山口ともなっています。


もちろん、この時期の見所は何といっても“雪の大谷”!
「雪の大谷」とは、アルペンルート全線開通の4月から6月まで、
室堂周辺で見られる巨大な雪の壁。
その高さは5月ごろで10数m、雪の多い年は20mを超えることもあり、
白銀の幻想的な世界を体感することができます。


今年は雪不足のため、若干低めだったそうですが
でも、まだまだこんなに高い壁を臨むことができましたw


称名滝
室堂駅からは
高原バスと呼ばれる
ハイブリッドバスで50分
弥陀ヶ原、称名滝を経て
美女平駅”へ。

この辺りまで来ると
雪もすっかりなくなり
穏やかな気候となります。




最後は標高差500mを一気に駆け下りる
立山ケーブルにて、標高475mの“立山駅”へ!

これにて立山・黒部アルペンルート超え完了!
達成感、満足感に満たされる瞬間です!

最後は立山駅売店で売られている
アルペン牛乳」で祝杯をあげ、
ともに喜びを分かち合いましょう!(笑)


立山黒部アルペンルート公式サイト
黒部ダムオフィシャルサイト
続きがあります