和歌山県日高郡に位置する「道成寺（どうじょうじ）」は
和歌山県下に現存する最古の寺と言われています。


能楽の「道成寺」や「鐘巻」、
歌舞伎の「京鹿子娘道成寺」などにて代表されるように
“安珍、清姫の悲恋”の寺として有名です。














宝物類の拝観後に、お寺の方のご案内にて堂内の一室に集まると
お待ちかね！！！「安珍、清姫伝説の絵とき説法」です。
お寺に古くより伝わる絵巻物を使い「安珍、清姫の伝説」を
おもしろおかしく紹介してくれるのです。
そして、この「絵とき説法」の結びは必ず
「女は得てして恐ろしいもの！したがって奥様を大事するべし！」
とくるものですから、お父さん方はバツが悪そうに頭を掻き
お母さん方は、隣のお父さんを軽く肘鉄でつつきながらニヤニヤする（笑）


ここ道成寺ではおなじみのこんな情景なのです（笑）

真言宗豊山派の総本山“長谷寺”は
西国三十三ヶ所観音霊場第八番札所です。












“舞台”からは、本堂の西方の丘に建つ五重塔を眺めることができます。
朱塗りの五重塔はその凛とした姿が印象的で
ここからの眺めは長谷寺一のビューとも言われています。