Jump to navigation
2012-12-08
ヴィエリチカ岩塩坑
皆さんは、世界遺産第1号ってご存知ですか?
世界遺産登録が始まった1978年に、初めて登録された12件の世界遺産は、こちらです。
シミエン国立公園(エチオピア)
イエローストーン国立公園(アメリカ)
ナハニ国立公園(カナダ)
ガラパゴス諸島(エクアドル)
アーヘンの大聖堂(ドイツ)
クラクフの歴史地区(ポーランド)
ヴィエリチカ岩塩坑(ポーランド)
ラリベラの岩の聖堂群(エチオピア)
ゴレ島(セネガル)
メサ・ヴェルデ国立公園 (アメリカ)
ランス・オー・メドー国立歴史公園(カナダ)
キトの市街(エクアドル)
登録数1位のイタリアや、ユネスコ所在地のフランスを差し置いて登録されたのが、このヴィエリチカ岩塩坑と、前の日に散策したクラクフの歴史地区です。
しかも、ヴィエリチカ岩塩坑は、喚起設備の不備から一時期、危機遺産にも登録されていた物件。話題満載で、世界遺産好きにはとても気になるスポットです。(今は喚起良好!危機遺産からも外されました。)
出口付近には、世界遺産 第 1号の12件を称えるユ ネスコの紋章も。
*:..。o○☆○o。..:*゜*:..。o○☆○o。..:*゜*:..。o○☆○o。..:**:..。o○☆○o。..:*
前置きはこの位にして、見学スタート!
ヴィエリチカまではクラクフ駅前のバス停から、25分ほどで到着します。
岩塩鉱山のイメージを覆す、
可愛らしい入り口。
坑道内はガイドさんと一緒の見学ツアーでないと、入れません。坑道は全長300キロメートル!迷路のように入り組んでいるので、迷子になったら大変なんだそうです。
ちなみに、ポーランド語ガイドツアーより、英語ガイドツアーのほうが、入場料は少しお高めです。
英語ガイドツアーが始まるや否や、怒涛の螺旋階段降り360段!地下深くの見学スタート地点まで自力で進みます。いきなりハードでした。直径の狭い螺旋階段なので、眼が回る感じだし。ガイドさんの説明が始まる頃には、膝が笑ってました・・。
ガイドさんの説明は、岩塩で 作られたコペルニクス像から・・。
中は暗めで、ある程度湿気もあるので、カメラは夜景モードで撮影しました。坑内の湿気は塩分を含んでいるので、喉にいいそうです。昔はこの環境を生かして坑内に呼吸疾患の患者や、リウマチ患者用の療養所もあったそうです。
骨組みと電球以外は
岩塩でできている
シャンデリア。
天井は黒地の大理石のように見えますが、これも全面岩塩。外気に長期間さらされて黒くなった部分と、割れ目から吹き出した粉状の白い塩の部分です。
ハイライトはキンガ姫の礼拝堂。天井も高く広~い空間に、素敵は岩塩彫刻が沢山!岩塩で出来た床にもシャンデリアの光が反射して、とてもキレイでした。
キンガ姫とは、岩塩坑を発見したといわれているポーランド王妃です。
塩で出来た最後の審判の
レリーフは、立体感があって
今にも動き出しそうでした。
坑内には岩塩で囲まれた運動場もあって、この日はハンドボールの国際試合をしていました。その他に結婚式場もあるそうです。ツアーの行程には、音楽に合わせて地底湖を明かりで照らし出す演出もありました。
崩落を防ぐ木組みの支えなど、芸術面だけではなく、技術面も優れています。坑内での岩塩の運搬に使った木製の巻き上げ機(馬が動かします。)や、トロッコや鉄道の敷設など、設備の変遷も分かりやすく展示してありました。また、今でも細々と岩塩が採掘されているので、ショップには岩塩の彫刻や料理塩、バスソルトなどが売られていました。
見学終了後、地上に出る手段はエレベーターでした。4~5人ずつ鉄鋼のカゴのような物に乗せられ、真っ暗な中、狭い穴の中を風に吹かれながら一気に上昇します。スリル満点でした~。
♪メールはこちら
♪プロフィール
世界遺産登録が始まった1978年に、初めて登録された12件の世界遺産は、こちらです。
シミエン国立公園(エチオピア)
イエローストーン国立公園(アメリカ)
ナハニ国立公園(カナダ)
ガラパゴス諸島(エクアドル)
アーヘンの大聖堂(ドイツ)
クラクフの歴史地区(ポーランド)
ヴィエリチカ岩塩坑(ポーランド)
ラリベラの岩の聖堂群(エチオピア)
ゴレ島(セネガル)
メサ・ヴェルデ国立公園 (アメリカ)
ランス・オー・メドー国立歴史公園(カナダ)
キトの市街(エクアドル)
登録数1位のイタリアや、ユネスコ所在地のフランスを差し置いて登録されたのが、このヴィエリチカ岩塩坑と、前の日に散策したクラクフの歴史地区です。
しかも、ヴィエリチカ岩塩坑は、喚起設備の不備から一時期、危機遺産にも登録されていた物件。話題満載で、世界遺産好きにはとても気になるスポットです。(今は喚起良好!危機遺産からも外されました。)
出口付近には、世界遺産 第 1号の12件を称えるユ ネスコの紋章も。
*:..。o○☆○o。..:*゜*:..。o○☆○o。..:*゜*:..。o○☆○o。..:**:..。o○☆○o。..:*
前置きはこの位にして、見学スタート!
ヴィエリチカまではクラクフ駅前のバス停から、25分ほどで到着します。
岩塩鉱山のイメージを覆す、
可愛らしい入り口。
坑道内はガイドさんと一緒の見学ツアーでないと、入れません。坑道は全長300キロメートル!迷路のように入り組んでいるので、迷子になったら大変なんだそうです。
ちなみに、ポーランド語ガイドツアーより、英語ガイドツアーのほうが、入場料は少しお高めです。
英語ガイドツアーが始まるや否や、怒涛の螺旋階段降り360段!地下深くの見学スタート地点まで自力で進みます。いきなりハードでした。直径の狭い螺旋階段なので、眼が回る感じだし。ガイドさんの説明が始まる頃には、膝が笑ってました・・。
ガイドさんの説明は、岩塩で 作られたコペルニクス像から・・。
中は暗めで、ある程度湿気もあるので、カメラは夜景モードで撮影しました。坑内の湿気は塩分を含んでいるので、喉にいいそうです。昔はこの環境を生かして坑内に呼吸疾患の患者や、リウマチ患者用の療養所もあったそうです。
骨組みと電球以外は
岩塩でできている
シャンデリア。
天井は黒地の大理石のように見えますが、これも全面岩塩。外気に長期間さらされて黒くなった部分と、割れ目から吹き出した粉状の白い塩の部分です。
ハイライトはキンガ姫の礼拝堂。天井も高く広~い空間に、素敵は岩塩彫刻が沢山!岩塩で出来た床にもシャンデリアの光が反射して、とてもキレイでした。
キンガ姫とは、岩塩坑を発見したといわれているポーランド王妃です。
塩で出来た最後の審判の
レリーフは、立体感があって
今にも動き出しそうでした。
坑内には岩塩で囲まれた運動場もあって、この日はハンドボールの国際試合をしていました。その他に結婚式場もあるそうです。ツアーの行程には、音楽に合わせて地底湖を明かりで照らし出す演出もありました。
崩落を防ぐ木組みの支えなど、芸術面だけではなく、技術面も優れています。坑内での岩塩の運搬に使った木製の巻き上げ機(馬が動かします。)や、トロッコや鉄道の敷設など、設備の変遷も分かりやすく展示してありました。また、今でも細々と岩塩が採掘されているので、ショップには岩塩の彫刻や料理塩、バスソルトなどが売られていました。
見学終了後、地上に出る手段はエレベーターでした。4~5人ずつ鉄鋼のカゴのような物に乗せられ、真っ暗な中、狭い穴の中を風に吹かれながら一気に上昇します。スリル満点でした~。
♪メールはこちら
♪プロフィール
世界遺産紀行【ポーランド】
02:58
bwt10576
Comments
コメントはまだありません。