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2012-06-22

Vn18 ベトナム フエのティエン・ムー寺とリバークルーズ

みなさん!こんばんは!今日は6月22日金曜日です。

前回からは中部ベトナムの古都フエの世界文化遺産、観光とホテル事情をブログでご紹介しております。

null今日は世界文化遺産「王宮」の視察が終了し、ガイド、ドライバーと共に、フォーン川を遡って、2~30分走り続け「ティエン・ムー寺」に向かいました。

中年の女性日本語ガイドのヴァンさん、初老の男性ドライバーのチェンさんと共に今日から2日間を過ごす訳ですが、何故か何となくやりにくい感じがしました。

ティエン・ムー寺

さて、ティエン・ムー寺はフエの王宮と並ぶシンボルとの事ですが、日本人観光客を見かけますし、参拝客がとても多い所です。この寺はフエ最古の寺院のその名の通り、車から降り、見上げると美しい八角形を保ち神秘的な雰囲気を漂わせています。

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null ティエン・ムー寺の「正門」に立ち、我々は急こう配の階段を、一歩、また一歩と踏みしめながら、ゆっくりと登って行きます。老骨に鞭打ってようやくてっぺんに到着しました。


ティエン・ムー寺「正門裏」




null「フエはベトナムの京都」とどこかの観光客が言っていた割には有名なお寺が見当たりません。ティエン・ムー寺は1601年に天女のお告げでできたという禅寺で、中国の影響を色濃くうけた煉瓦造りの八角形七層の塔 が特徴です。


ティエン・ムー寺「本堂」



本堂の屋根は、お寺の屋根の四方はそり上がっていて、屋根の上に龍や鳳凰のタイルの飾りものが美しく鎮座しています。


null本堂から裏庭に抜ける道すがら、黄色い花を見つけました。この花は山吹ですか?

いいえ、桃の花です。ガイドさんは笑って答えました。日本では、桃の花は桃色ですけどね?

黄色い桃の花



null一方、中庭の池の回りは色彩を押さえ落ち着いた雰囲気です。日本の禅寺を思い出させる様な趣があり、緑濃い庭の色調に静寂を感じます。



中庭の池




null帰り際、木造の車庫に古い外車を見つけました。ガイドさんの説明では、仏教を弾圧した南ベトナム政権に抗議して、サイゴン市内で焼身自殺した男がこのティエン・ムー寺の僧侶であったそうです。その時にサイゴンまで乗って行った車との事です。

古い外車


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nullさて、フエの街は、フォーン川をはさんで旧市街と新市街に分かれています。川のほとりには王宮、寺院、皇帝廟など古い建物群が並び、今日訪れたティエン・ムー寺と王宮は旧市街にあります。



船着き場



nullティエン・ムー寺の観光を終えた我々は、船着き場のボートに乗り込みフォーン川を下って行きます。これが噂のフォーン川下りのボートクルーズですか?・・・川風が涼しくて気持ちい~!


フエ左岸・旧市街




nullあちこちに上り下りの小舟がゆったりとすれ違い、良く見るアジア的な風景が流れて行きます。人々はその河原に高い足下駄を組み、その上に木造の軽い家を建てて生活をしている様子です。


フエ右岸・新市街


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null砂利を満載した喫水線すれすれの船が右側を上って行くかと思えば、左側には観光クルーズ船が下って行きます。間もなく、今晩泊まる、パークサイドホテルが近づいてきたようです。
クルーズ船

それでは、次回V19はフエの街の顔、ホテル サイゴン モーリンの視察です。かなり由緒ある建物という事で、期待しましょう。お楽しみに~!・・・(続)

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