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2009-01-31

Hm1 冬こそ北海道!道北の見どころ ◇ 旭山動物園

冬真っ盛り。今日は天気が良いので、札幌もいわ山の麓の我が家から、旭川市立旭山動物園に行く事にした。高速道路もすいていて、車が順調に流れていく。

札幌駅前から8時出発の観光バスの座席に揺られながら、暖かい車内がとても気持ちが良い。車窓から見える山並みには、銀世界がつらなり、本格的な雪の季節になったなと実感する。

これから訪問する道北の中心、旭川市は近頃人口が減り始め、いまでは30万人を下回ったそうである。その若者達の大多数は、札幌道央圏をはじめ、本州のメガロポリスに就職口を求めて道内より移住していくとのこと。

そこで、今回ご紹介する、全国的に有名な旭山動物園をはじめ、花畑牧場など、道内の観光産業をどんどん育成し、若者達の就業機会が増えつつある。内地のお客様、海外のお客様、道外の皆様がリピーターとなり何度もお越し下さい、というバスガイドの案内であった。

札幌から2時間余りで、バスは旭山動物園の東門に到着する。バスを降り、急いで東門から入園。ペンギンパレードの立て看板を目印に、パレード会場へと人の群がゾロゾロと下りていく。

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ペンギンパレード

11時。最初に出会った動物は、やはりペンギン君。待ってました!と思わず声をかけたくなるような、可愛らしいペンギンパレードの始まり・始まり・・・

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あざらし館

ペンギンの行進を見送ると、すぐ近くにあるあざらし館に入る。入り口から入ってすぐの正面に、透明強化ガラスの円筒チューブの中を、アザラシ達が降りたり登ったり、ダイナミックに泳いでいる。

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ほっきょくぐま館

続いて、隣のほっきょくぐま館に入る。「入り口で立ち止まらないでください」との係員の指示は無視され、中国人(台湾)のグループがデジタルカメラ、携帯電話カメラで、水中にダイビングする白クマの写真をバチバチ撮っている。

動物園のガイドの日本語の説明を聞き、日本人グループが、おーっと拍手をする。その拍手に対し、「○×●△*☆★!」と中国人グループが叫んだ。多分、中国語で説明しろ!といっているのだろうか。通訳が、「台湾の皆さま、ようこそ旭山動物園へお越し下さいました。熱烈歓迎いたします、どうぞ楽しんで行ってください」???

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ペンギンの行進ふたたび

外に出るとペンギンパレードのお散歩タイムが30分ほどで終わり、動物園内は幾分静かになっていた。ペンギンパレードを見終えたこれまた可愛らしい幼稚園児が、ぞろぞろと2、30人手をつなぎながら、オランウータン館へ向けて歩き始めた。動物の子供はやはり人間でも何でも可愛いものである。

我々日本人も、中国人観光客も、旭山動物園の1番大切な行事「ペンギンパレード」に一緒に参加できた感動と満足感にひたりながら、次の展示館の行列の最後尾に、我先にと並んだのである。(続)

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