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2008-11-04
Au4 ラクダに乗ってサンセット“キャメル・エクスプレス”
ホテルロビーの掛け時計を見ると、約束の午後3時はすでに数分過ぎている。ぼくとマリの2人はガラス張りのホテルロビーの外の椅子に腰掛けて、オプショナルツアー「ラクダに乗ってサンセット」の送迎ワゴンを10分以上待っていた。
空気はサラッと乾燥して気持ち良い微風が吹いている。送迎車が遅れているので少し不安であるが、オプシナルツァーの開始時刻までにはまだだいぶ時間があるので、もう少し待つことにした。
ウルル=カタ・ジュタ・国立公園・入園券表
手元には、オプショナルツアーのチケット、案内書と共に、ウルル=カタ・ジュタ・国立公園の入園券兼領収書がある。チケットを見ると、その表には、夕日を反射して赤茶色に輝く、ウルルの雄姿が印刷されている。
裏を見ると、アボジリニの織物がイメージされたデザインの少し不思議な感じのするチケットである。
ウルル=カタ・ジュタ・国立公園・入園券裏
「ラクダに乗ってサンセット」は16名のお客様全員が集合してから始まった。そのツァー名も日本語では、「ラクダに乗ってサンセット」であるが、英語では「キャメル・エクスプレス」になっている。
中庭で、ラクダの乗り方のエクササイズから始まる。まず、ツアーガイドの親方がラクダの前足、後ろ足を杖でコンコンとたたき、しゃがみ込ませる。乗り手は、鞍についている輪に右手で捕まり、鞍に跨り後ろに体重を掛ける。
親方の合図で、ラクダがヨイショ!と立ち上がる一瞬、前につんのめりそうになるが、落ちないようにバランスを取り安定させる。・・・という具合である。
すでに太陽は西の空に傾きつつあるが、全員がラクダに乗ったところで、親方が先頭のラクダの手綱を握り歩き始める。8頭のラクダが数珠繋ぎになり、後に続く。
1頭のラクダには2人乗れるように鞍が載せてあり、米国人、英国人、日本人等の様々な国籍、人種の観光客が2人乗りで鎮座し、大人しく続いている。
ラクダはユックリ、ユックリ砂漠とサボテンの入り交じったステップ草原の小道を進んでいく。所々で止まり、オージー訛りの英語での説明がある。
親方が、ジョークを飛ばすと、皆げらげら笑って受けているが、早口とオージー独特の言い回しに、リスニングと理解力不足の為、ついていけない。笑えなくて、残念。
参加者は皆、ラクダ乗りはなれていないようであるが、満面の笑顔で、楽しそうである。もちろん、ぼくとマリもラクダに乗ってルンルン気分。親方にお願いして、ハッピーな感じで記念写真を撮ってもらった。
ラクダに乗ってピース!
太陽は西の地平線に沈みながら最後の光を天空に放っている。遙か南の地平線にウルルの薄紫色に岩影がくっきりと浮かんでいる。空気はひんやりとして、徐々に冷えはじめてきた。
親方が、さあ、そろそろコテージに返ろうか、と踵を返した。振り返るとウルルは沈み行く太陽を名残惜しそうに反射させ、茶褐色に輝いていた。
キャメル・エクスプレスの終了
真暗闇の中、2時間余りの「キャメル・エクスプレス」ツァーは無事に終了した。
薄明るいコテージのロビーでは、参加者達が「XXXX(フォーエックス)」「FOSTERS(フォスターズ)」ビールや、オーストラリア産の白ワイン、コーラなどを飲み、ラクダのモモ肉のハムやチーズクラッカー、ビスケットなどをつまみながら、わいわい、がやがやとキャメルツァーの話で盛り上がっている。
ウルルと太陽と大地とのコラボレーション。赤茶色の砂漠とサボテン、緑のステップ草原。オージーの夢大陸。大自然バンザイ!(続)
オージー・エコツアーのお問い合わせはこちらまで
空気はサラッと乾燥して気持ち良い微風が吹いている。送迎車が遅れているので少し不安であるが、オプシナルツァーの開始時刻までにはまだだいぶ時間があるので、もう少し待つことにした。
ウルル=カタ・ジュタ・国立公園・入園券表
手元には、オプショナルツアーのチケット、案内書と共に、ウルル=カタ・ジュタ・国立公園の入園券兼領収書がある。チケットを見ると、その表には、夕日を反射して赤茶色に輝く、ウルルの雄姿が印刷されている。
裏を見ると、アボジリニの織物がイメージされたデザインの少し不思議な感じのするチケットである。
ウルル=カタ・ジュタ・国立公園・入園券裏
「ラクダに乗ってサンセット」は16名のお客様全員が集合してから始まった。そのツァー名も日本語では、「ラクダに乗ってサンセット」であるが、英語では「キャメル・エクスプレス」になっている。
中庭で、ラクダの乗り方のエクササイズから始まる。まず、ツアーガイドの親方がラクダの前足、後ろ足を杖でコンコンとたたき、しゃがみ込ませる。乗り手は、鞍についている輪に右手で捕まり、鞍に跨り後ろに体重を掛ける。
親方の合図で、ラクダがヨイショ!と立ち上がる一瞬、前につんのめりそうになるが、落ちないようにバランスを取り安定させる。・・・という具合である。
すでに太陽は西の空に傾きつつあるが、全員がラクダに乗ったところで、親方が先頭のラクダの手綱を握り歩き始める。8頭のラクダが数珠繋ぎになり、後に続く。
1頭のラクダには2人乗れるように鞍が載せてあり、米国人、英国人、日本人等の様々な国籍、人種の観光客が2人乗りで鎮座し、大人しく続いている。
ラクダはユックリ、ユックリ砂漠とサボテンの入り交じったステップ草原の小道を進んでいく。所々で止まり、オージー訛りの英語での説明がある。
親方が、ジョークを飛ばすと、皆げらげら笑って受けているが、早口とオージー独特の言い回しに、リスニングと理解力不足の為、ついていけない。笑えなくて、残念。
参加者は皆、ラクダ乗りはなれていないようであるが、満面の笑顔で、楽しそうである。もちろん、ぼくとマリもラクダに乗ってルンルン気分。親方にお願いして、ハッピーな感じで記念写真を撮ってもらった。
ラクダに乗ってピース!
太陽は西の地平線に沈みながら最後の光を天空に放っている。遙か南の地平線にウルルの薄紫色に岩影がくっきりと浮かんでいる。空気はひんやりとして、徐々に冷えはじめてきた。
親方が、さあ、そろそろコテージに返ろうか、と踵を返した。振り返るとウルルは沈み行く太陽を名残惜しそうに反射させ、茶褐色に輝いていた。
キャメル・エクスプレスの終了
真暗闇の中、2時間余りの「キャメル・エクスプレス」ツァーは無事に終了した。
薄明るいコテージのロビーでは、参加者達が「XXXX(フォーエックス)」「FOSTERS(フォスターズ)」ビールや、オーストラリア産の白ワイン、コーラなどを飲み、ラクダのモモ肉のハムやチーズクラッカー、ビスケットなどをつまみながら、わいわい、がやがやとキャメルツァーの話で盛り上がっている。
ウルルと太陽と大地とのコラボレーション。赤茶色の砂漠とサボテン、緑のステップ草原。オージーの夢大陸。大自然バンザイ!(続)
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オージー自然満喫体験記
10:44
komiya
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