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2008-08-24

Tu9 地中海の港町 “ガベス”

あこがれの地中海へ。我々チュニジア探検隊は、スターウォーズの街、マトマタで、4WDから大型バスに乗り換え、地中海の街ガベスを目指して出発しました。ようやくハイデッカーの広々としたバスの中でくつろぐことが出来ます。

1時間も走ると真っ青な空の下に、濃いセルシアンブルーの地中海が見え隠れしてきました。かなり長い時間、何日も砂漠と草原の中を走り続けていましたので、大海原が眩しく感じます。やはり海は良いな、と思える瞬間が砂山の向こうに見えてきました。

nullガベスの海

ガベスの街の入り口で、トイレ休憩のため、お土産屋さんの前にバスが止まりました。偶然にもその前は、広い海浜公園になっていて、何でも美術高校の生徒達が作成したという、動物やロボットのオブジェが数多く並んでいます。

nullコウモリのオブジェ

面白がって、我々夫婦は、気に入った作品の前で、記念写真を撮ることにしました。風も爽やかに柔らかく吹いています。写真でもわかりますが、コウモリやロボットのオブジェはかなり大きく、鉄板で出来ておりかなり頑丈そうです。公園の中は、人気が無くひっそりとしています。青い地中海の海原が、海浜公園を囲むように、遙か先まで続いています。

nullロボットのオブジェ

突然「レッツ・ゴー!」と、ガイドのハマディさんの声に促され、急いでバスに戻りました。これから昼食場所の「チャムス・ホテル」に向います。今日のお昼は、典型的なチュニジア料理のブリックとクスクスだそうです。

バスに戻り、再出発する頃には、気温もかなり暖かくなり、朝晩の寒さが嘘のように感じます。時計が12時を回り、そろそろ、ホテルに到着する時間です。

海に突き出た瀟洒な「チャムス・ホテル」は、映画にでてくるような真っ白い宮殿のような建物でした。思わず「スッゲー!」と叫びたくなるほど、ワクワクする旅の途中の一場面でした。(続)

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