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2008-04-12

Mu1 飛んでイスタンブール

飛んでイスタンブ~ル ♪ という懐かしい昔の歌に乗って、2月の旅行費用が底値の期間に、我々夫婦は日本から遠いトルコのイスタンブールまで飛んできました。安い個人旅行だけあって、フリータイムが多いんです。でも、考え方によっては、自由だからこそ良いんだよ、と思えば良いのですが。

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イスタンブールでの、フリータイムの過ごし方はどうしようか?といえるくらい、色々な楽しみ方はあります。我々夫婦は、まずは、旧市街にあるグランドバザール(カパル・チャルシュ)と呼ばれる屋根付き市場から歩き始める事にしました。

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その前に、まずはテラスカフェで、チャイを一口。ホッとしますね。出発の前に、もう一度地図を見て我々は今、どこにいるのかを確認します。狭い路地が複雑に入り組んだこの迷宮のようなバザールには、数え切れないほどの店があります。でも、あまりにも入り組んでいて、何をどうすれば、効率よく回れるのかなぁ。ま、いいか。

バザールの中をブラブラあるくと、工芸品、絨毯、陶磁器、金製品、銅製品、真鍮製品、水パイプなどが目につきます。特に、ショーケースの中で光り輝く金の装身具は、通り過ぎる人を眩惑します。上質の皮革製品も、比較的安く手に入りそうです。どうせ買えるほどの余分なお金はないんだから、次ぎ、いこ。

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トプカプ宮殿の中は、様々な建物が迷路のようにつながっていて、豪奢を極めた宮殿の中で、スルタンと奥方、家族たちは生活していました。中の廊下、壁、宮殿の内側は、青緑のタイルが張り巡らされており、綺麗ですが、何故か、生活感の無いような、暖かみのない建物のように感じました。

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第一庭園と呼ばれるところは、樹木の生い茂る見事な庭園でした。さらに、第二庭園の右側を歩いて行くと、かつての宮廷の調理棟で、現在は帝国のクリスタル、銀、中国陶磁器のコレクションの展示館となっています。

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アヤ・ソフィア寺院と向かいあうように建っているのが、優雅な6つの尖塔を持つスルタンアフメット・モスクです。ブルー・モスクという名で広く世界に知られています。このモスクは、内部の壁が美しい青と白のイズニックタイルで飾られていることからその名が付けられたのだそうです。中は暗く、それほど感動はしませんでしたが、

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はるか外から見るブルーモスクは、荘厳な感じで、ああ、これこそがムスリムの国なんだと感動しました。(続)

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