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2008-04-24

Ch11 碑林 西安

札幌での病院通いもつらい時がある。ここ2,3日晴天のポカポカ陽気が続き、札幌は春真っ盛りと、昨日のもいわ便りで伝えたばかりだが、今日は一転低気圧の通過で、気温が急激に下がり、霧雨模様で、早春にまた逆戻りである。おー寒いっ!と首をすくめながら、市電に乗り整形外科まで出かけた。沿道の桜は元気なくひっそりと咲き、その隣に鮮やかな黄色の連翹(れんぎょう)が、私は元気!と力一杯咲いている。

さて、西安城壁ウォークも無事に終わり、翌日はもちろん西安観光ハイライト、有名な観光地めぐり。まずは、大雁塔に到着、真正面から塔を見上げる。

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続いて、兵馬俑坑博物館。ここには、驚いたことに兵馬俑坑を発見した90歳を越えたお爺さんが、自分の伝記をサイン入りで販売していた。本物かなと、ガイドに質問したら、10年前と同じ人だから、ご本人です。本当にびっくりした。

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次ぎに向かったのが碑林。正面は立派な建物で、小ぎれいな印象を受ける。暑いなかでも、きりっとした印象である。

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建物の中にはいると碑(いしぶみ)の林立で、漢字がびっしりと書かれており、素人目にも、これはたいした物だと思える。

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昼食後は、華清池、清龍寺、興慶宮などをまわり、夕方にはお待ちかねの西安大舞踊団による中国式オペラ、歌謡劇を見ながらの夕食となった。

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うすうすは気づいていたが、やはり昨日の入場式の執事役のハンサムな俳優が中央にでて、大声で初めの挨拶をした。女官、その他の側用人もいる。トランペットを吹いていた銃士達もずらりと並んでいる。

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オーケストラボックスには、旗持ちの女官達が、楽器を持って演奏開始の会釈をし、観客に笑顔を振りまいている。

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最後は、派手な旋舞があり、大団円となった。旅行業界では、ディナーショーの食事に美味いものはなし、というのが定説であるが、今回は違っていた。何せ日中友好交流協会の肝いりの為、特別の料理が並んでいた。最後の夜らしく、西安城壁ウォーク参加者の皆様は、西安歌劇と豪華料理に大満足し、ホテルへと向かったのである。(完)

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