2012-05-31

Bu28 札幌大通公園のライラックの花・・・初夏のそよ風!

みなさんこんにちは。
我が家のニックネームは「ぶんぶん亭」、札幌のもいわ山の麓にあります。

null今日は、久しぶりに大通公園にでてきました。春が過ぎ、あっという間に札幌の街角には初夏の雰囲気が漂うまで暖かくなりました。

春から初夏にかけての札幌の街は1年間で1番過ごしやすく、ライラックの花が咲き始める頃は、新緑の風が吹く爽やかな季節です。




初夏の大通公園






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nullさて、我が家は札幌市中央区のはずれ、もいわ山麓にあります。歩いて2分の中央図書館前の電停から大通り西4丁目までは市電で約20分かかります。

公園の花壇






null定年後、シルバー世代の仲間入りをした私にはちょうど良い距離と時間で、街中に行く途中の市電の窓からは、爽やかな初夏の街角風景が楽しめます。


水飲み場





null大通公園付近には都市銀行や郵便局があり、1か月に1度は通帳の記帳や散髪をしたり、気分転換に春の花、夏の緑、秋の紅葉、冬景色など、四季の移ろいを感じながら、散策を楽しんでいます。


公園のライラック




null寄る年波には勝てず、年末に腰痛が再発し、第2の人生で始めた添乗の仕事を退職致しました。それでも運動不足解消にスポーツクラブに行ったり、行けなかったりで、ここのところ行動範囲が狭くなってきています。


人工の滝が流れる広場





まだまだ旅行企画の仕事については続けるつもりでおりますが、とりあえず、暖かくなったのでスポーツクラブに足繁く通い、さらに元気よく、仕事を充実させて頑張っていこうと思っています。

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null札幌の街角のあちらこちらに、可愛らしいライラックの花が散見されます。大通公園のライラックの花盛りも良いですが、街角の隅にささやかに咲いているライラックが好きです。ああ、やっと初夏だなあ、という感じです。

街角にもライラックの花


緑のそよ風が吹いてきた大通公園、札幌の街角から・・・おあとがよろしいようで。(続)

2012-05-25

Vn14 ベトナムハノイのフレンチ・レストランⅡ

みなさん!こんにちは!今日は5月25日金曜日です。

今回は、ベトナムの首都、ハノイの最高級フレンチ・レストランをブログでご紹介いたします。

nullその日私は、ハノイの観光地を幾つか視察したのち、夕食を取りに、ベトナム・フレンチ・レストラン「シーズンズ オブ ハノイ」を訪れました。
もちろん、ハノイにはたくさんのベトナム料理店がありますが、この「シーズンズオブハノイ」はハノイでも数が少ないフレンチ・ヴィラの邸宅レストランです。

フレンチレストラン「シーズンズ オブ ハノイ」


null右の写真はレストラン「シーズンズ オブ ハノイ」の正面玄関の味わい深い門構えです。
このフレンチ・レストランは、コロニアルスタイルで、入口から豪華なフランス風の邸宅を感じさせる造りになっています。

フレンチ・コロニアル風の門構え

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nullさて、夕食が始まり、まずは、「揚げ春巻き」。中身はエビと野菜?さっくりとしてジューシー!この揚げ春巻きは、小ぶりで食べやすく、かけ値なしに美味い!
マンゴーサラダはボリューム満点!日本の漬物のきゅうりに似て、シャキシャキ感があり、ピーナッツ風味で、スッキリと爽やかな味わいです。


揚げ春巻きとマンゴーサラダ


null次はカニあんかけベトナム風のXO醤煮。はたまたシャキシャキ野菜のニンニク炒め!これまたニンニク味が利いていて美味しいですね~♪
それから、ココナツをくり抜いた中に、山もりの白めし。ジャヴァニカ米かなぁ?ジャワ型と言われていて、インドネシアのジャワ島やバリ島など、東南アジアで多く採れるお米です。

カニのあんかけと野菜の炒め物


null最後に、ミックスフルーツ入りあま~い杏仁豆腐のデザート。横には口にさっぱり!ウーロン茶。美味しかったけれども、かなり量が多いですね。完全にカロリーの取りすぎです。反省!


ミックスフルーツ入り杏仁豆腐とウーロン茶

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nullさて、ベトナムの首都ハノイで最高級レストラン「シーズンズオブハノイ」で、その雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか?

店内は西欧の雰囲気が漂い、静謐な佇まいの中、上品なフランス風ベトナム料理を味わうことをお薦め致します。

また、ここの最も素晴らしい所は、フランス統治時代の雰囲気が残っており、旧市街とは全く違う、癒される程の静けさです。

それでは、次回V15は、フランス系デラックスホテルのソフィテル・プラザ・ハノイのインスペクションです。ホテルからの素晴らしい景色をご覧ください。乞うご期待!・・・(続)

2012-05-18

Vn13 ベトナムハノイの観光地ハイライト2

みなさん!こんにちは!今日は5月18日の金曜日です。

今回は先週に引き続き、ベトナムハノイの観光地に再びスポットを当ててブログでご紹介いたします。

nullまず有名どころのセントジョセフ教会です。この建物は、フランス統治時代を思わせる教会ですが、ハノイの街のまん中にこんな立派な教会があるとは驚きました。
セントジョセフ教会はホアンキエム湖から程近い場所にあります。時間帯の関係か、正門、通用門もしまっていて中には入れませんでした。

セントジョセフ教会

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null次に訪れたのはハノイの36通りの旧市街です。道幅は狭く、いろいろな店がひしめき合っています。車の通行量も多いので常に渋滞しています。


ハノイ市街の裏通り





nullホーチミンのフランス風の洒落た街並みと比べて、首都ハノイの雑然とした街並みと空気の汚さに、ビックリします。同じベトナムの大都市でもこんなにも違うのかと、首都としての存在とイメージダウンにがっかりです。


ハノイ下町商店街



nullハノイには洒落たブテイックやみやげ物店は少なく、あっても排気ガスと砂ぼこりで、布製品が真っ黒。バイクと車がひっきりなしに走っていますし、クラクションを鳴らしまくり、うるさすぎて、腹が立ちました。
歩道には大量のバイクが駐輪され、売り子達がだらしなく座り、商品がはみ出しているので、安全に歩道の上を歩くことができません。

ハノイ鳥横丁

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nullさて、ハノイにも美しい場所があります。小奇麗なショッピングやカフェでの休憩場所なら、ホアンキエム湖周辺に行くのがお薦め。ハノイの観光地はホーチミンより少ないので、この湖の周辺を散策しながらの、一日があれば十分です。


イケメンガイド



nullイケメンガイドのチャンさんに「お茶でも飲んで一休みしましょう」と周りを見渡すと、カフェ、スーパー、レストラン等がずらりと並んでいます。1番大きなビルのてっぺんにあるカフェに上がりました。


ホアンキエム湖




nullホアンキエム湖は、多くの人でにぎわうハノイ市にある憩いの場です。中の島には楼旭橋がかかり、中国風の東屋があったりして、不思議な雰囲気です。


楼旭橋


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nullさて、玉山祠はホアンキエム湖畔、水上人形劇の劇場のすぐ近くにあります。楼旭橋を渡った先に傾いたように見える、古ぼけたようなお寺です。



玉山祠




null大きな寺ではありませんので、10分もあれば1周できます。いろいろな神様が祀られていますが、玉石混交の雑然とした感じでした。



入口の亀伝説壁画




nullお堂の中には、いろんなものが祀ってありました。当時の中国(元)と戦った武将「チャオフンダオ」「学問の神スオン」「医聖トラ」などが所狭しと、祀ってありました。

ホアンキエム湖で捕獲された「巨大な亀」の剥製も展示されていました。ここでとれたという、その雄亀の大きさには驚きました。
巨大な亀の剝性

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null現在もホアンキエム湖には、その雄亀のつれあいの巨大な雌亀が生きているという伝説があります。偶然、その行き亀様を私のカメラで撮ることができました。奇跡の1枚です!!

偶然のショット!生き亀様

さて次回、V14は、ハノイのベトナム・フレンチ・レストランのご紹介です。お楽しみに!・・・(続)

2012-05-14

Bu27 札幌のもいわ山にも・・・春が来た!

みなさんこんにちは。
我が家のニックネームは「ぶんぶん亭」、札幌のもいわ山の麓にあります。

null今日は、ようやく北の街、札幌も春になったので、久しぶりに近況報告を致します。

もいわ山には、つい先月の4月末まで積雪がありましたが、5月の連休を過ぎ、ようやく春がやってきました。

春のもいわ山麓

長く厳しい冬の寒さでしたが、北の街さっぽろは、春から夏にかけては涼しく、爽やかで過ごしやすい季節です。

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nullさて、我が家は札幌市中央区のはずれ、もいわ山の麓にあります。隣には「やまはなサンパーク」という名の公園があり、春になると子供たちが遊ぶ、のどかな風景が広がっています。



公園のチューリップ





null前回の秋に、我が家のすぐ近くに、野生の「ヒグマ」が出没!という報告をしましたが、厳しい冬を越え、雪が融けた途端、春になり、またまた小熊が出てきました!
人の子も熊の子も春になると元気に遊びまわるのですね。うらやましい限りです!


さびしげな花壇




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null私はというと、春先に腰痛が再発し、スポーツクラブに行ったり、行けなかったりで、徐々に回復し元気になりましたが、精神的に今ひとつという感じで、スッキリしません。

とりあえず、春になったら、さらに元気よく、仕事にスポーツにメリハリをつけて前に進みたいと思っています。
家の前の八重桜




nullさて、我が家は大きな団地の真ん中にありますが、家の前にも広場があり、八重桜が満開になっています。春にはなりましたが、もいわ山から吹き下ろす風はまだ冷たいです。



八重桜は終わりかな?




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nullご覧の様に、札幌市中央図書館と山鼻中学校の間に、山つつじが満開で、春爛漫という感じです。もいわ山の斜面に、初夏の緑の木々が葉を揺らす、今日この頃となりました。

もいわ山麓の山つつじ


null

春爛漫




緑のそよ風が待ち遠しい!ぶんぶん亭です・・・おあとがよろしいようで。(続)

2012-05-11

Vn12 ベトナムハノイの観光地ハイライト

みなさん!こんにちは!今日は5月11日の金曜日です。

今回はベトナムハノイの代表的な観光地にスポットを当ててハイライトにしてご紹介いたします。

null宿泊ホテルで朝食をすませ、いつものガイドのチャンさん、ドライバーのグエンさんと一緒に出発。今日は、業務上必須との事で、ハノイの観光ポイントの見所をじっくりと視察しようと思います。

ホーチミン廟

さて、まずは建国の父の遺体が安置されているという、ホーチミン廟に敬意を表しに行きました。広大なホーチミン廟の広場は無人で、静寂な空間が広がっています。

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null次に訪れたのはハノイの一柱寺です。蓮の咲く小さな池の真ん中に、1本柱の上に乗った小さなお堂です。正式には延佑寺といい、お参りすると子宝に恵まれるという言い伝えのある市民の憩いの場です。


一柱寺




null3番目に文廟前に到着。文廟の正門で石造りとなっています。もとは木造だった門を、17世紀に石造りに建て替えたと言われています。門の右側には成功と幸福の象徴である昇り龍が、左側には力と権力の象徴である虎が刻まれ、中央部分には一対の龍の彫刻があります。


文廟正門


null4本の石柱の上に木製の東屋風の木造建造物が乗っています。珍しく面白いですね。この奎文閣はハノイのシンボルで、ハノイ市のマークは、この奎文閣をデザインしたものです。

奎文閣




null中国各地に数多く見かけます孔子廟に似た建物がありました。ガイドのチャンさんに確認すると、文廟は中国の孔子廟と同じものです。その本殿前広場に面し、右に亀の石碑群、左に水上人形や、の建物があります。


文廟本殿



null科挙に通った成績第一位の秀才、「状元」の名が石碑の表面に無数に刻まれています。これは、中国の隋の時代から始まった制度、風習ですが、ベトナムの李朝でも導入され、中国各地にある石碑と同様の意味と歴史があります。

亀に乗った石碑



null「なんで、ここに水上人形劇の人形や魚がたくさん飾ってあるのかなあ?」とチャンさんに聞いてみると「よくわかりませんが、誰かが寄付したのかも知れませんねえ」

水上人形

ベトナムのお土産として隠れた人気の人形だそうです。どこかの土産店で売っているかもしれません。私は興味が無いので、確認しませんでしたが・・・。

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null文廟観光を一回りしての帰り際、本殿の横の石段に、純白のアオザイを着た2人の女子学生が腰掛けていました。手元を見るとスケッチブックに何かをデッサンしている様子です。




キュートな女学生





null私が、チャンさんに、「彼女たちにアオザイ姿の写真を撮らせてもらって良いか聞いてみて」とささやきました。

我らがイケメンガイドも少し戸惑う様子でしたが、微笑みながら、「○×△*・・・」とベトナム語で、多分「貴女達の美しいアオザイ姿を写真に撮りたいといっていますが、いかがですか?」・・・と言っていたような気がします(笑)


スレンダーな女学生



null肌の色に関わらず、どの人種、どの民族でも20歳前後の女性は可愛く、美しく輝いて見えますね。ベトナム旅行の思い出の記念写真となりました。


2人でハイポーズ!


注:本人達にはブログへの写真掲載承諾を頂きました。

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さて、次回のV13は、引き続きベトナムハノイの観光ハイライトⅡのご紹介です。お楽しみに!・・・(続)

2012-05-04

Vn11 ベトナムハノイの日系デラックスホテル

みなさん!こんばんは!今日は5月04日の金曜日です。

今回はベトナム旅行のコンシェルジュ業務用に視察したベトナムハノイの日系4星デラックスホテルを、ブログでご紹介いたします。

nullハノイのベトナム料理レストランで、北部ベトナムの庶民の味、「フォー」の昼食をたらふく食べた後は、再度のホテル視察が始まります。私、ガイド、ドライバーの3人はハノイの中心にある日系資本のホテルニッコーハノイに向かいました。


ホテルニッコーハノイ



さて、ホテルニッコーハノイは、以前、ナショナルフラッグキャリアの系列ホテルでしたが、親会社の経営危機の際に他資本に売却され、現在は名前ばかりの「日航」ホテルとなっております。
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nullかなり昔になりますが、私の現役の頃、海外出張の際には各地の「日航ホテル」にお世話になりましたが、今日この頃の海外では見る影もありません。
いずれにしましても、ベトナムの首都ハノイで、日系高級ホテルといえば、ホテルニッコーハノイです。

ニッコーハノイのロビー


nullこのホテルはハノイのLe Duan大通りに面し、ハノイ駅まで徒歩10分、ノイバイ国際空港まで車で40分と交通事情からすれば非常に便利な立地にあります。


デラックスツイン



nullホテルの玄関に入ると、マネジャーのCさんが待ち受けており、さっそく挨拶、CDとブローシャーを受け取り、エレベーターで客室に案内されました。



デラックスルームの水回り




nullクラシックな中にもモダンなインテリアが自慢あり、スイート12室を含む全257室は高速インターネットなどの最新設備を装備しているとの話を聞きながらの視察になりました。




デラックスルーム標準サービス





nullハード面での客室の雰囲気とソフト面での従業員サービスが融けあい、ベトナム文化と日本のホスピタリティが融合した高水準のサービスが「売り」だそうです。


デラックス・ダブルルーム




nullデラックスがレギュラー・カテゴリーとのことで、さすがにハノイの高級ホテルは違いますね、とチョッピリお世辞を言わせて頂きました。


無料ルームサービス


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最後に、エレベーターでロビーまでおり、朝食のサービスされるレストランを案内して頂きました。そこは清潔感にあふれ、日本のサービスを彷彿とさせる綺麗な空間でした。

null「いかがですか、他のホテルと比較して?」「かなり良い感じです。日本式のサービスは安心できますよね」「顧客サービスには自信があります、日式サービスは人気があります」などと、「よいしょ」を交えての会話・・・だったかどうでしょうか。

レストラン



やはり高級ホテルは、ハードとソフトのバランスが良く、客室内やレストランの清潔感はもちろんのこと、従業員教育、サービスマインドも重要であることを感じました。

それでは、次回V12はハノイ市内の主な観光スポットと偶然出会った2人のベトナム美人女学生をご紹介いたします。お楽しみに!・・・(続)

2012-05-02

Fm11 ノートルダム大聖堂Ⅱ ☆ 屋上の鐘と妖怪

ノートルダム大聖堂への再訪は、初回のヨーロッパ・ハネムーンから数えて3回目となりましたが、今回初めて屋上に登りました。

null大聖堂の屋上に続くらせん階段は狭く、かなり急こう配でしたが、途中に明かり窓や踊り場があり、意外と早く屋上までたどり着けました。


大聖堂の屋上景色




null屋上までの階段を登りきると、その正面左側には大きな鐘楼があり、遥か昔に「ノートルダムのせむし男」が早朝から深夜まで、定められた時刻にゴ~ン、ゴ~ンと鳴らした伝説の鐘があります。



屋上の鐘楼





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さて、ノートルダム寺院の屋上から表に出て、順路案内表示に沿って左側に歩いていくと、金網越しの眼下にはセーヌ川を始め、パリの街並みが美しく広がっていました。

null右手前の柵越し、柱の外側に不気味な怖、可愛いい妖怪が、頬杖をついて遥か彼方をじっと見つめています。


屋上の妖怪




null左側を進んで行くと…ギョギョッ!目の前の妖怪には首がありません。とりあえず一回り見て歩いてみようか、ということになり、大聖堂の屋上の妖怪や、眼下の景色を、ゆっくりと見て回りました。

首無し妖怪




nullその日はうすら寒く観光客が少ない中でも、聖堂の屋上は妖怪だらけなので、少し不気味な雰囲気の漂うなかでの空中散歩です。


鳥と爺さん妖怪




null可愛いらしい顔、こわもて、面白い顔、ヘンテコな顔、象、鳥、河童、小人など数多くの妖怪を興味深く見て歩きました。


河童や小人の妖怪




null世界中の種々雑多な観光客が、一方通行の中、いろいろな表情を浮かべ、妖怪を見ながら歩いていきます。どんな気持ちで見ているのか、聞いてみたい気がしました。


象の妖怪



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null裏側に回ると、ゴシック建築の屋根が見えてマリア像もあり、少しはほっとする場面ですが、周りはやたら妖怪だらけで、なんでこんなにも多いのか、疑問がわいてきました。

裏側の景色




nullそれでも、妖怪の中には可愛いらしいのもいますし、怖いのもいます。1番ショックだったのは、写真の「人食い妖怪」で、自分がのみ込まれてしまうほどの迫力と、不気味なオーラを感じました。


食人鬼



nullつれあいが写真を撮りながら、少し寒いね、でも妖怪だらけだね、と笑っています。私もうす寒さを感じていましたが、迫力ある妖怪の石像写真を撮りまくっていました。

鳥と蝙蝠




nullぐるりと一周し、出口近くまで行くと、精悍で、しかも可愛らしさのある顔の鳥と憎らしく怖い顔をした蝙蝠男が並んでパリの街を見下ろしています。歴史的な宗教建造物の持つ、独特な印象の中に、ユーモアや恐怖、歴史、伝説など奥深さに、私なりに感動しつつ、出口の階段へと向かいました。

疲れ気味の私



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null
霧にかすむエッフェル塔



我々夫婦は、ノートルダム大聖堂の屋上の雰囲気を堪能し、遥か彼方の朝もやに霞むエッフェル塔の雄姿や秋風に揺れるパリの街並みを目に焼き付けて、出口に続く階段を下り始めました。(続)