北海道ガーデン街道という新名所は、旭川から富良野を経て十勝までを南北に結ぶ、全長約２００ｋｍの街道に沿って造られた庭園の総称です。


上野ファームバス停

このガーデン街道には北海道の中央を美しく彩る代表的な７つの庭園や花畑が集中しています。


上野ファーム入口

それぞれのガーデンは北海道の気候や景観を生かし、個性にあふれ、自然の風景や山並み、アクティビティーを楽しめるとともに、豊かな食も堪能できる観光ルートとなっています。


ファーム母屋の裏側

その中でも、最北の起点、あるいは終点にあたる旭川市永山町に位置する上野ファームには、初夏になるとピンクや空色のルピナスが美しく咲いていました。


ガーデン入口ゲート

さて、上野ファームは、英国の庭をベースに北海道らしさを大切にしながらつくっている庭園です。


ガーデンの小路

気候・風土に合わせた植栽、北国だからこそ感じられる植物の魅力がつまったこの庭は、まさに北海道ガーデンと呼ぶのがふさわしい様に感じます。


西洋バラ園

このガーデンを手掛けている上野砂由紀さんは、テレビドラマで有名になった富良野の「風のガーデン」の庭もデザインしています。


ルピナス庭園

また上野ファームにはカフェがあり、おすすめメニューには旭川の酪農家さんのこだわりブレンドのソフトクリームがあります。さらに、アレンジメニューのパフェも人気です。


風のガーデンの原風景

上野ファームの中には、苗やギフトを購入できるショップもあり、遠来の観光客にも絶大な人気があります。


斜面の草花

上野ファームは花好き、ガーデニング好きにはたまらない風景ですね！今年こそ北海道を訪れ、爽やかな空気の中で、季節の花々に囲まれた風景に親しむチャンスです。


丘の上の小路

都会の生活をひと時忘れ、咲き誇る花に癒しと潤いを感じ、取れたての農産物に舌鼓を打ち、美味しいワインに酔いしれる初夏の旅人となりませんか？（続）

花人街道２３７のやや南に位置する中富良野町には、初夏になると紫色の
絨毯を敷き詰めたようなラベンダーの花畑が広がり、これぞ北海道！・・・
・・・を感じさせる「ファーム富田」があります。


ファーム富田「入口」

ファーム富田は、中富良野町の中ほどの南斜面にありますが、昭和５０年に、
旧国鉄のポスターに取り上げられた事がきっかけとなり、爆発的な人気で、
全国的に有名になった由緒あるラベンダー農園です。


ガイドマップ

ファーム富田のシンボル、オブジェとして壊れた農器具が置かれております。
かなり前から見かけますが、いつまでたってもそのままの形で置かれています。
冨田さんの想い出の農機具なのでしょうか？


シンボルのオブジェ

ファーム富田のお花畑越しに、十勝岳連峰が一望できます。天気の良い日の
見晴らしのよさも、ファーム富田の景色の素晴らしいところです。


お花畑と十勝岳連峰

初夏に咲き誇る花々は、パンジー、金魚草、ルピナス、ケイトウなどがありますが、
ラベンダーが咲きそろうまでは、ピンチヒッターの役割で、派手目の花が寂しい畑を
盛り上げてくれています。


ケイトウの花

さて、今年になって、ファーム富田に団体添乗で立ち寄るのが４回目になり、ようやく
早咲きのラベンダーが見られるようになりました。今年は、ラベンダーの開花が、天候
不順の所為で、例年よりも１週間ほど遅れたようです。


早咲きラベンダー

建物の片隅には農産物で出来た可愛いウサギやアヒルなどの芸術作品が並べら
れており、大地や自然からパワーがもらえる癒しの空間もあります。


農産物の芸術？

お花畑に面した建物の軒先には、お洒落なベンチや休憩所があり、ホッとする
ティータイムや美味しい軽食を味わえるようになっています。


美味しいラベンダー！

花人街道２３７には、数多くのガーデン、ファームと名のつく庭園がありますが、いかがでしょうか？いつの日にか北海道を訪れ、都会の生活に疲れた心に癒しと潤いを与えられ、明日の活力を感じ取る初夏の旅人となりませんか？（続）

北海道、花人街道（国道）２３７号線の中央に位置する美瑛町に、初夏になると数多くの花々が咲き乱れ、北海道を感じさせてくれる庭園「四季彩の丘」があります。


四季彩の丘のキャラクター「ロール君」

四季彩の丘は、美瑛町の丘の風景を一望する高台にあります。遠くには雪の残った
雄大な十勝岳連峰を望み、丘の中央部がうねるように大きくくぼんでいるこの場所は、美瑛を代表する眺めのいい丘の一つです。


パンジー

初夏に咲き誇る花々は、パンジー、金魚草、ルピナス、ケイトウなど、初夏から盛夏
まで咲き継がれる花々が、観光客を和ませ、癒し、楽しませてくれます。


金魚草

まぶしいほど鮮やかなキンギョソウで埋め尽くされたお花畑。四季彩の丘のゲートを
くぐるとすぐに見えてきます。


お花畑と十勝岳連峰

美瑛の丘から十勝岳連峰を一望。天気の良い日の見晴らしのよさも、四季彩の丘
の素晴らしいところです。


ノロッコ号乗り場

さて、四季彩ノロッコ号（500円）は、丘のベストコースを15分で回ってくれます。
時間がある方には楽しさが倍増する乗り物です。


バギー乗り場

ちょっと静かな庭園には不似合いですが、一人乗りと二人乗りバギーもあります。
まあ、都会の若者が楽しめるかもしれませんが？


喫茶とお食事処

お花畑に面した建物の２階には、喫茶室、レストランがあり、ホッとするティータイム
と美味しい食事で過ごせるようになっております。

花人街道２３７に沿って数多くの庭園に咲く花々が、北海道を訪れる多くの観光客
の心に癒しと明日の元気をもたらすようにと願う、初夏の昼下がりでした。（続）

北海道上川地方の南部に位置する富良野市には、季節を感じ、風に揺れながら
数多くの花々が咲き誇る新しい北海道の庭「風のガーデン」があります。


風のガーデン入口のアーチ

倉本聰氏脚本のテレビドラマ「風のガーデン」の舞台となった庭には、今年になって
から、飛躍的に中高年の観光トレンドとなり、数多くの人々が訪れ、大きな話題を
呼んでいます。


庭園の全景

春を告げる花として知られるスノードロップに始まり、タイム、ゲラニュウム、カンパ二
ラ、ひまわりなど、早春から晩秋まで咲き継がれる花々が、見に来る人々を和ませ、癒し、楽しませてくれます。


風のガーデン

富良野といえば、ラベンダーとテレビドラマ「北の国から」の人気により一躍北海道を
代表する人気観光都市ですが、ここ数年来、花人街道２３７の一部としても有名に
なってきました。


瀟洒な家屋

花人街道２３７とは、国道２３７号に連なる旭川市・東神楽町・美瑛町・上富良野町・
中富良野町・富良野市・南富良野町・占冠村が一緒に美しい景観づくりをすすめる
中で生まれた、この地域の愛称です。


森への小道

さて、「風のガーデン」は地域の生活と産業に調和し、地域の人々と訪れる観光客の
ために、上野ファームのガーデン監修のもとで造園されたとのことでした。


風に吹かれて

北海道を代表するラベンダーの花は７月下旬がピークですが、７月上旬の今日は、
ここ「風のガーデン」でもまだまだ蕾、というところでしょうか？


家の横顔

さらに、８月からは北海道を代表する花、ひまわり畑がかなりの面積で栽培されて
いますので、これからが楽しみでもあります。


絵になる風景

花人街道に面した数多くの庭園に咲く花々が、北海道を訪れる観光客の一人一人
の心に安らぎと幸せをもたらすようにと願いつつ、爽やかな風が吹き抜ける初夏の風のガーデンの昼下がりでした。（続）

YOSAKOIソーラン祭りが北海道で芽吹いてからすでに20年。また今年も、
おなじみの初夏の祭りの季節になりました。


ライラックの花

札幌の街が新緑に染まる６月初旬の大通公園を中心に、札幌の市内各所
が舞台へと早変わりします。今年で区切りの20回目を迎えたYOSAKOI
ソーラン祭りが始まりました。


平岸天神

６月８日から１２日にかけ、全国から参集した「漣」が思い思いに、YOSAKOI
ソーラン祭りのステージでの演舞や大通公園沿いのパレードで、踊りを披露
しました。


新琴似天舞龍神

さて、YOSAKOIソーラン祭りのルーツは、1992年に、高知県の「よさこい祭り
の鳴子」と北海道の民謡「ソーラン節」をミックスして誕生したのが始まりです。


新琴似天舞龍神

老舗の「平岸天神」や「新琴似天舞龍神」さらに、昨年度の大賞「夢想漣えさし」
などのお馴染の演舞で、徐々に盛り上がって行きました。


夢想漣えさし

雨模様であった天気もよくなり、25度を超える暑さとなった初日には、大通り
会場に朝早くからたくさんの観光客が足を運んでいました。


夢想漣えさし

各チームの自由な創造性のもと、オリジナリティあふれる演舞を披露。街中が
祭りの熱気に包まれていきます。今年も「夢想漣えさし」が大賞を受賞、２連覇
で幕を閉じました。


大賞「夢想漣えさし」

北海道観光が、初夏のイベント共に、いつまでも長く続くようにと願う、初夏
の夕暮れでした。（続）