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2013-11-09
Hm92 晩秋の北海道!道央の見どころ ◇ 野幌森林公園
その日は気持ちの良い、くっきりとした晴天で、我々夫婦は野幌森林公園に出かけることにしました。
この公園は、昭和43年に北海道百年を記念して道立自然公園に指定されました。面積は約2,000ヘクタール。札幌市・江別市・北広島市の3市にまたがる野幌丘陵に位置しています。
野幌森林公園
この百年記念塔は、北海道開拓百年を記念し、未来を創造する道民の決意を示すためにつくられました。塔の形は、平面的には雪の結晶の原型の六角形ですが、立体的には未来への発展を象徴する相対的二次曲線をあらわしています。
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さてその後に、北海道の開拓村も訪れましたが、たまたまNHKドラマの撮影に遭遇しました。明治時代の北海道が背景のテレビドラマとの事でしたので、時代背景にピッタリな北海道開拓の村をそのままテレビドラマの舞台とした様子です。
NHKドラマ看板
最初に目についた建物は小樽新聞社です。この新聞社は明治の後期に創立されましたが、当時、函館毎日新聞、札幌の北海タイムスと共に、道内の代表的な新聞社でした。
次の舞台となっているのが、札幌創生川沿いに立てられていた札幌警察署の南派出所です。当初は札幌創生橋交番所と呼ばれ、当時ハイカラなイギリス式の煉瓦造りの交番でした。
旧南派出所
この庁舎は、明治時代の開拓使工業局の建物です。道路、橋梁、官庁、学校などの施設を始め、農機具や鉄道車両に携わり、開拓民を支援しました。明治初期の建物として現存し、今年、国の重要文化財として指定されました。
さて、裏道を歩いて行くと、明治時代のフォードが駐車していました。次のシーンに登場するのでしょうか?何気なく、カミサンが車に近付いて行くと、裏方さんが「触らないでくださいね」と手を振りました。
明治時代のフォード
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その後、明治時代の街並みを背景に演じられている数シーンを見物していますと、同じシーンを何回か取り直していました。たまたま近くには当時流行っていた広瀬写真館がありましたので、せっかくなので、写真館の風景写真(笑)を1枚、パチリ。
この建物は、小樽に立てられた典型的なそば屋です。石川県から北海道に移住し、蕎麦屋で修業した河本徳松氏が、努力のうえ新築した店です。当時、小樽市で最も栄えた繁華街にあり、多くの人々の食事会や宴会に利用されていました。
旧三ます河本そば屋
この旧北海中学の校舎は、明治時代の後期、札幌に設立された私立の英語学校が前身です。外観は明治の後半から、大正時代に良く見かけられた木造建築の学校様式です。
この建物は北海道教育大学の前身である札幌師範学校の武道場です。入母屋造りの和風建築で、木造平屋建てです。剣道や柔道の練習や試合場でしたが、その後、図書館や、第2体育館として使用されました。
旧札幌師範学校武道場
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まもなく雪が舞い初める季節となります。ベターハーフと2人で、晩秋の札幌の郊外、野幌森林公園をのんびりと散策できるのもあと僅かかなと思う、秋の夕暮れです。(続)
この公園は、昭和43年に北海道百年を記念して道立自然公園に指定されました。面積は約2,000ヘクタール。札幌市・江別市・北広島市の3市にまたがる野幌丘陵に位置しています。
野幌森林公園
この百年記念塔は、北海道開拓百年を記念し、未来を創造する道民の決意を示すためにつくられました。塔の形は、平面的には雪の結晶の原型の六角形ですが、立体的には未来への発展を象徴する相対的二次曲線をあらわしています。
百年記念塔
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さてその後に、北海道の開拓村も訪れましたが、たまたまNHKドラマの撮影に遭遇しました。明治時代の北海道が背景のテレビドラマとの事でしたので、時代背景にピッタリな北海道開拓の村をそのままテレビドラマの舞台とした様子です。
NHKドラマ看板
最初に目についた建物は小樽新聞社です。この新聞社は明治の後期に創立されましたが、当時、函館毎日新聞、札幌の北海タイムスと共に、道内の代表的な新聞社でした。
旧小樽新聞社
次の舞台となっているのが、札幌創生川沿いに立てられていた札幌警察署の南派出所です。当初は札幌創生橋交番所と呼ばれ、当時ハイカラなイギリス式の煉瓦造りの交番でした。
旧南派出所
この庁舎は、明治時代の開拓使工業局の建物です。道路、橋梁、官庁、学校などの施設を始め、農機具や鉄道車両に携わり、開拓民を支援しました。明治初期の建物として現存し、今年、国の重要文化財として指定されました。
旧開拓使工業局庁舎
さて、裏道を歩いて行くと、明治時代のフォードが駐車していました。次のシーンに登場するのでしょうか?何気なく、カミサンが車に近付いて行くと、裏方さんが「触らないでくださいね」と手を振りました。
明治時代のフォード
∞∞∞ ∞∞∞ ∞∞∞ ∞∞∞ ∞∞∞ ∞∞∞ ∞∞∞ ∞∞∞ ∞∞∞
その後、明治時代の街並みを背景に演じられている数シーンを見物していますと、同じシーンを何回か取り直していました。たまたま近くには当時流行っていた広瀬写真館がありましたので、せっかくなので、写真館の風景写真(笑)を1枚、パチリ。
旧広瀬写真館
この建物は、小樽に立てられた典型的なそば屋です。石川県から北海道に移住し、蕎麦屋で修業した河本徳松氏が、努力のうえ新築した店です。当時、小樽市で最も栄えた繁華街にあり、多くの人々の食事会や宴会に利用されていました。
旧三ます河本そば屋
この旧北海中学の校舎は、明治時代の後期、札幌に設立された私立の英語学校が前身です。外観は明治の後半から、大正時代に良く見かけられた木造建築の学校様式です。
旧北海中学
この建物は北海道教育大学の前身である札幌師範学校の武道場です。入母屋造りの和風建築で、木造平屋建てです。剣道や柔道の練習や試合場でしたが、その後、図書館や、第2体育館として使用されました。
旧札幌師範学校武道場
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まもなく雪が舞い初める季節となります。ベターハーフと2人で、晩秋の札幌の郊外、野幌森林公園をのんびりと散策できるのもあと僅かかなと思う、秋の夕暮れです。(続)
2013-11-03
Bu38 滝野の秋 ☆ 渓流ゾーン 滝めぐり
みなさんこんにちは。
我が家のニックネームは「ぶんぶん亭」、札幌のもいわ山の麓にあります。
先週、またまた札幌市内の南区にある「国立滝野すずらん丘陵公園」に出かけました。間もなく雪の降る季節となりますが、冬の来る前にもう一度、滝めぐりを兼ね、秋の散策に出かける事にしたのです。
まずは、マイカーを渓流口駐車場に止め、「アシリベツの滝」を目指しました。途中の「滝野公園案内所」にて情報を確認しました。案内所から約400M先、徒歩5,6分でアシリベツの滝に行けそうです。
厚別川の源流
☆★☆★☆★☆ ★☆★☆★☆★ ☆★☆★☆★☆ ★☆★☆★☆★ ☆★
さて、滝野の名の由来の「渓流ゾーン」をぶらぶらと散策していく事にしました。渓流ゾーンには秋の紅葉の林を縫って、綺麗な小川が流れています。札幌市内の本流、豊平川にそそいでいく厚別川の源流です。
紅葉の進む楓やイチョウ並木を5分ほど歩いた後、ようやく「アシリベツの滝」に到着しました。赤や黄色に色づいた紅葉を見ながら散策を楽しむには、少し寒い季節となりました。
アシリベツの滝・遠景
「アシリベツの滝」で何枚かの写真を撮りました。アシリベツの滝は、滝野すずらん丘陵公園の中にある4つの滝の中で、やはり1番ではないでしょうか?
赤橋の奥、森の中を豪快に落差26Mで流れ落ちる滝の姿は、荘厳な風格があり、「日本の滝・百選」にも選ばれています。
アシリベツの滝・近景
☆★☆★☆★☆ ★☆★☆★☆★ ☆★☆★☆★☆ ★☆★☆★☆★ ☆★
西の空に太陽が傾き、紅葉の夕焼け空の下、渓流の途中に、「釣り堀フィッシング滝野」がありました。その日はウイークディでしたので、営業はしていませんでした。夏休み時期であれば、かなりはやっていた様子です。
帰宅予定まで、若干時間がありましたので、最後に不老の滝に行ってみる事にしました。不老の滝は、分岐点の焼き肉ガーデン「あしりべつ」から徒歩で4、5分の森の奥にあります。うっそうとした森の奥に神秘的に流れる滝で、人気も無く幽玄な中にひっそりと流れ落ちていました。
不老の滝
15時を過ぎるとかなり暗くなってきます。気温は10.2度。滝のあたりの空気がひんやりとして肌寒く、秋がさらに深まって行くことを実感します。暮れゆく秋の森の中で、ひたひたと近づいてくる冬の足音、訪れを感じました。
晩秋の滝野の森・渓流ゾーンより・・・おあとがよろしいようで。(続)
我が家のニックネームは「ぶんぶん亭」、札幌のもいわ山の麓にあります。
先週、またまた札幌市内の南区にある「国立滝野すずらん丘陵公園」に出かけました。間もなく雪の降る季節となりますが、冬の来る前にもう一度、滝めぐりを兼ね、秋の散策に出かける事にしたのです。
ガーデンレストラン
まずは、マイカーを渓流口駐車場に止め、「アシリベツの滝」を目指しました。途中の「滝野公園案内所」にて情報を確認しました。案内所から約400M先、徒歩5,6分でアシリベツの滝に行けそうです。
厚別川の源流
☆★☆★☆★☆ ★☆★☆★☆★ ☆★☆★☆★☆ ★☆★☆★☆★ ☆★
さて、滝野の名の由来の「渓流ゾーン」をぶらぶらと散策していく事にしました。渓流ゾーンには秋の紅葉の林を縫って、綺麗な小川が流れています。札幌市内の本流、豊平川にそそいでいく厚別川の源流です。
滝前の赤橋
紅葉の進む楓やイチョウ並木を5分ほど歩いた後、ようやく「アシリベツの滝」に到着しました。赤や黄色に色づいた紅葉を見ながら散策を楽しむには、少し寒い季節となりました。
アシリベツの滝・遠景
「アシリベツの滝」で何枚かの写真を撮りました。アシリベツの滝は、滝野すずらん丘陵公園の中にある4つの滝の中で、やはり1番ではないでしょうか?
アシリベツの滝・看板
赤橋の奥、森の中を豪快に落差26Mで流れ落ちる滝の姿は、荘厳な風格があり、「日本の滝・百選」にも選ばれています。
アシリベツの滝・近景
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西の空に太陽が傾き、紅葉の夕焼け空の下、渓流の途中に、「釣り堀フィッシング滝野」がありました。その日はウイークディでしたので、営業はしていませんでした。夏休み時期であれば、かなりはやっていた様子です。
渓流の奥
帰宅予定まで、若干時間がありましたので、最後に不老の滝に行ってみる事にしました。不老の滝は、分岐点の焼き肉ガーデン「あしりべつ」から徒歩で4、5分の森の奥にあります。うっそうとした森の奥に神秘的に流れる滝で、人気も無く幽玄な中にひっそりと流れ落ちていました。
不老の滝
15時を過ぎるとかなり暗くなってきます。気温は10.2度。滝のあたりの空気がひんやりとして肌寒く、秋がさらに深まって行くことを実感します。暮れゆく秋の森の中で、ひたひたと近づいてくる冬の足音、訪れを感じました。
薄暮の滝前
晩秋の滝野の森・渓流ゾーンより・・・おあとがよろしいようで。(続)