2012-04-27

Vn10 ベトナム北部の庶民の味 フォー・ボー

みなさん!こんばんは!今日は4月27日の金曜日です。

今回は、ベトナム北部の庶民の味「フォー・ボー」ベトナム風牛肉入りスープ麺をブログでご紹介いたします。

null我々一行は、昼前にメトロポールホテルを視察したのち、本日の昼食場所のベトナム料理レストラン「LE TONKIN」に向かいました。



ベトナム料理レストラン「LE TONKIN」




nullハノイにはベトナム料理店が数多くありますが、この「「LE TONKIN」はハノイでも有名なベトナム料理レストランです。その門構えは、いかにもベトナム風ですが、中庭には緑が多く、通路の左右には竹林が微風にそよいでいました。

中庭のテーブル


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nullレストランの室内は静謐として落ち着いた雰囲気です。テーブルクロスは緑色で、メニューもかなりこじゃれています。



個人客用メニュー



null2人用のテーブルに腰掛けると、すぐに生春巻きが出てきました。春巻きのライスペーパーから中身のエビや、野菜が透けて見えます。見栄えが良く職人技を感じますし、芸術的な出来栄えです。

前菜の生春巻き




null例により、「ミネラルウォータ、プリーズ」というと、馴染になった「Lavie」がグラスと共にサービスされます。やがて「牛肉入りフォー」のセットがテーブルに用意されました。フォー、牛肉と野菜、スープ、そして丼が並べられます。

フォー・ボーのセット

私はてっきり、日本のラーメン同様、最初から丼のスープの中に牛肉入りのフォーが出てくるのかと思っていましたので、かなり意外で驚きました。

null自分で好きな量のフォーと牛肉と野菜を丼に入れ、好みの量のスープをかけて食べるのだそうです。日本のつけ麺感覚で、ベトナムでもなかなか珍しく、楽しく頂きましたが、スープが少し酸っぱく、かなり辛いですが、それがまた濃厚で美味しい!

フォー・ボー




nullフォー・ボーをたらふく食べてあとに、すぐにメーン料理の豚肉のオレンジソース煮や野菜炒め、チャーハンなどが次々と出てきました。


野菜炒め、チャーハンと豚肉のオレンジソース煮




null今回もかなり量が多く、食べあぐねてしまいましたが、頑張って、出されたものをようやく食べ終わり、デザートはスイカとベトナム風ウーロン茶。フォー・ボーはもちろん、他の料理も美味しいけれど、かなりの量ですね、今日もカロリーオーバーが気になります。
デザートとウーロン茶

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さて、次回V11のお話は、午後1番で再びホテル視察業務の再開です。お馴染の日系ホテルですのでご参考にお付き合いください。乞うご期待!・・・(続)

2012-04-20

Vn9 ベトナムハノイのフランス系ラグジュアリーホテル

みなさん!こんにちは!今日は4月20日の金曜日です。

今回は、コンシェルジュ業務の為に視察したベトナムハノイのフランス系ラグジュアリーホテルを、ブログでご紹介いたします。

nullハノイ近郊の観光地をじっくり堪能した後は、ホテル視察もしなくてはいけません。私、ガイド、ドライバーの3人でハノイ市内のフランス資本のホテルMETROPOLEハノイに向かいました。


ホテルMETROPOLEハノイ正面玄関




nullホテルMETROPOLEハノイはやはり最高級「ラグジュアリー」ランクの所為か、外観はもちろん、内装や室内も豪華で立派です。

私も若かりし現役の頃、海外には頻繁に出張し、かなり高級ホテルに宿泊した経験がありますが、その過去のイメージを払拭するほどでした。

METROPOLEの玄関エンブレム

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nullさて、ベトナムの首都ハノイで、フランス系の最高級ホテルといえば、「METROPOLE」と「SOFITEL・PLAZA」の2軒ですが、その良さはやはり自分の目で確かめてみる必要があります。驚いたことに玄関わきに年代物のタクシー専用駐車場があり、全てオールディーズの車両で、すごく良い雰囲気です。

玄関横のタクシー駐車場



nullホテル客室の外観を見渡すと、白壁に緑色の窓枠が美しく、街路樹に溶け込んで、清潔感を感じ、落ち着いた高級な雰囲気に包まれています。




ホテル客室の外観


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null正面玄関からホテルに入るとフロントの横から、日本人女性セールスマネジャーのSさんが、微笑みながら歩み寄り、挨拶しました。



スーペリア・ツインルーム



nullホテルのブローシャーを受け取り、さっそくエレベーターにて上層階の客室に向かいます。午後のホテルは閑散として、人の気配がありません。


スーペリアルームの水回り




nullスーペリアからがこのホテルのレギュラー・カテゴリーとのことで、さすがハノイの最高級ラグジュアリーホテルは違いますね・・・と、じっくりと視察させて頂きました。



デラックス・ダブルルーム



null次に、エレベーターで数階上がり、陽のあたるダブルの部屋に案内されました。こちらはやや広めの高級感あふれる綺麗な部屋でした。

部屋の寝室、水回りなどを中心に視察して、次にレストランをご案内していただくこととなりました。

デラックスルームの水回り


null「いかがですか、お気に召しましたか?」「はい、本場パリのデラックス・ホテルよりも数段、おしゃれですね」「いいえそんなことはありません、メトロポールのスタンダードです」などと、まじめに会話したかどうか。皆さんのご想像にお任せ致します。(笑)


中庭のプールサイド



null朝食は上品なフレンチ・ブッフェスタイルで、朝の06:00から10:00までとの事でしたが、10:00までに席に着けば、暫くはそのまま食事をしても良いとのことです。


レストラン


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nullホテル内の各施設をご案内頂いたSさんへのお礼も早々に、レストランから表にでて、もう一度ホテル全体を見渡しました。

テラスの外側にはパリでよく見かける、歩道の上まではみ出したテーブルとイスがずらりと並んでおり、パリの街角の様な雰囲気を感じさせます。

レストラン・テラス外観



null最後にアーケードも見てみましたが、やはり最高級ホテルとは、外観内装のハード面は元より、従業員のサービス等のソフト部分も申し分のない素晴らしさを感じました。
アーケード入口

さて、次回V10は昼食時に、一度は食べてみたい庶民の味「フォー」のお話しですが、ハノイのベトナム料理レストラン「LE TONKIN」をご紹介いたします。乞うご期待!・・・(続)

2012-04-13

Vn8 ベトナムハノイ郊外 バッチャン村

みなさんこんにちは!今日は4月13日の金曜日です。

今回は先週にご案内しました、ベトナムハノイ郊外にある陶磁器の村「バッチャン」をブログでご紹介いたします。

nullさて、今日は朝早くからハノイ市郊外にある「バッチャン村」まで行き、ベトナムの陶磁器の質が、中国、韓国、日本などと比較して、どの程度のものかを視察しようと思います。


バッチャン村の陶磁器店


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nullさて、バッチャン村は、ハノイの中心部から約10Km東南の方向にあり、車で30~40分位の距離にあり、ハノイの中心部から車に乗ると、紅川を渡る為に橋を越えて行きます。


型抜き




null数多くの観光客が訪れるバッチャン村は11世紀末頃から伝わるバッチャン焼きのふる里です。川沿いの小さな村に2,000余りの窯があるといわれ、村民の9割以上が陶器生産に関わっている焼き物の町です。

整形




バッチャン村では、ハノイ市街の市場や土産物屋で売られている物より安くて種類も豊富です。殆どは、家族や親せきの家内工業で、零細企業の手作り生産となっています。

null右の写真のように同じ絵柄でも一つ一つ手作業で絵付けしているので、じっくりと見比べると微妙に変化が分かります。店頭で品定めをして自分好みの一品を選ぶのも面白い事ですね。

絵付け





null工場の奥の方に、特別扱いの大壺を見かけました。誰が買うのか聞いてみると、上海や香港の大金持ちが応接室や玄関や商店の店先に、富商のシンボルとして置いているそうです。



大壺



null表通りに軒を連ねる陶器店の店頭には、大きな花瓶から動物の小物まで、色彩豊かな作品が並べられていて、陶器店独特の煌びやかな雰囲気が漂っています。


店頭の商品



nullベトナムのお土産として1番人気のバッチャン陶器。お店で購入すると独特の陶器を包む所謂「プチプチ=気泡緩衝材」のエアキャップで丁寧に梱包をしてくれるので、日本への持ち帰りも安心です。



花瓶、茶器



null店頭には染付け食器、花瓶、などの陶器類が並んでいます。

その他にも現代アート的な図柄の陶板、装飾品、動物のオブジェと意外な作品も多数あります。

茶器

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nullかなりの大振りなお化け花瓶もありますね。(笑)
バッチャン村は紅河のほとりにある為、地の利もあり、その作品が海外へも輸出された実績もあるそうです。
2~3週間はかかるそうですが、船便で郵送もしてもらえるそうですので、おひとついかがでしょうか?

極彩色の店頭



nullバイクの荷台に茶碗や花瓶などを積んで、ハノイ市内の陶磁器店に向かう若い女性の宅配便や、陶器運搬用の篭を積んだ中年のおばさんが引いて行くリヤカーなど、それぞれが忙しそうに働いていました。
街角の風景


それでは、次回V9はハノイの最高級ホテル「メトロポール」をご紹介します。お楽しみに~(続)

2012-04-06

Vn7 ベトナムハノイ の タンロン水上人形劇

みなさん!こんばんは!今日は4月06日の金曜日です。

今夜は、ベトナムハノイのタンロン水上人形劇(ウォーター・パペット・シアター)をご紹介いたします。

null我々一行はフレンチ・レストランでの夕食後、ハノイ市内ホアンキエム湖畔で主に外国人観光客のために毎晩公演を行っている「升龍木偶戯院」に向かいました。

ウォーター・パペット・シアターはハロン湾や、ホーチミンにもあると聞いておりますが、このハノイの「タンロン・ウォーター・パペット・シアター」が、ベトナムで1番有名な水上人形劇だそうです。


ウォーター・パペット・シアター入口

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null劇場の内部はかなり暗く、日本の地方都市の場末の映画館のようです。お洒落なフレンチ・レストランからは遠くかけ離れ、東南アジアの雰囲気がいっぱいという田舎くさいイメージでした。

この水上人形劇は、ベトナムの民話・伝説・神話などを基にした内容を、ベトナム民謡の音楽と歌謡にのせ、テンポの早さとコミカルな人形の動きが観客を魅了しています。
楽団の演奏


null水上人形劇に使用する人形は、水辺に植えられたイチジクの木を材料として作られたものであり、人形の大きさは30~100㎝、重さは1㎏~5㎏で、劇団ごとに姿形・衣装が異なるそうです。


案内人の紹介

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さて、ホアンキエム湖畔の「タンロン・ウォーター・パペット・シアター」の毎晩演じられているプログラムを演目順にご紹介致しましょう。
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  1祭り太鼓 2龍の火噴き踊り 3水上人形劇 案内人の紹介 4闘牛
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nullnull5野良仕事 (写真左)




6神様の行列(写真右)
                          



   
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      7ベトナム歌劇ハット・チュアウ・バン  8競馬
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9民謡クアン・ホーの公演(写真左)
  

                                             


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10投げるヤシの実を取る
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11魚が龍と化す舞踊(写真右) 
    

 
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        12黎王、剣を返還する
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nullその後、大団円・・・裏方の紹介、全員のレビューがあり、終わりの挨拶となります。

大団円

それでは、次回V8はハノイ郊外の「バッチャン村」陶磁器の街の様子をご紹介致します。日本の伊万里焼き、九谷焼等と比較すると興味深いですよ~、乞うご期待!・・・(続)