2011-09-18

En2 テムズ河畔

その日の午後、我々夫婦はテムズ河畔をそぞろ歩き、ロンドン塔を始め、幾つかの橋や歴史的建造物を見て歩きました。

nullまずは、有名なタワー・ブリッジです。

ご存じ、ロンドン市内を流れるテムズ川に架かる跳ね橋、タワーの高さは40mです。

左右にあるゴシック様式のタワーの内部は展望通路と歴史博物館があります。

タワー・ブリッジ遠景





nullテムズ河畔の散策路は、タワー・ブリッジや
ロンドン塔の景観と調和するように配慮され、
ロンドン市内の観光定番スポットです。







テムズ河畔の休憩ベンチ







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nullロンドン塔の近くには、絵葉書やキーホルダーを売っているお土産屋さんがあり、何故かパディントンベアが看板代わりに立っていました。

このクマは南米チリの生まれで、世界一周旅行の途中で、ロンドンで旅費稼ぎのアルバイト中だそうです。


パディントンベア





nullロンドン塔は、ロンドンを流れるテムズ川のイースト・エンドに築かれた中世の城塞で、昔から女王陛下の城塞と呼ばれています。

現在も儀礼的な武器などの保管庫で、その壁の色と景観から「ホワイト・タワー」とも呼ばれています。

ロンドン塔の衛兵






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nullウエストミンスター宮殿は、ロンドンの中心部にあり、現在は英国の国会議事堂として使われています。

ビッグ・ベンは、国会議事堂の隣に併設された大時計ですが、共にロンドンを代表する建造物です。



ウエストミンスター宮殿とビッグ・ベンの遠景




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null散策の途中、テムズ川河畔のダリ・ユニバース(美術館)のエンブレムが目がとまりました。

スペインの鬼才・サルバドール・ダリは、以前から興味があり、好みの画家でしたので覗いてみる事にしました。

その美術館は、目立つ場所にあるわりには規模が小さく、ガイドブックには詳しく載っていません。

美術館にたどり着いた時には、残念ながら閉館時間を過ぎていて入館できませんでしたが、広場の前にはダリを彷彿させる彫刻が幾つかありました。(続)


ダリ・ユニバース 広場




2011-09-07

En1 大英博物館

その年の夏は仕事が忙しく、夏休みがのびのびとなっていた時の話です。

今年こそ、夏休みに英国文化の散策をしようかと、つれ合いが言ってから1週間。我々夫婦はロンドン郊外のツーリスト・ホテルにチェックインしました。

nullその年の秋、偶然にも英国航空から航空会社社員向け優待搭乗のご案内がありました。

こんなチャンスは何度も無い事なので、エイヤッとそのお誘いに乗った次第です。

大英博物館の横の広場





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null晩秋、季節はずれの遅い夏休みの中、ロンドンに飛び、まず向かったのが大英博物館でした。

博物館の開館時間は午前9時からでしたので、我々夫婦は郊外のホテルから地下鉄に乗り、通勤客にもまれながら、街中に出て行きました。

東京メトロほどではありませんが、ロンドンの地下鉄「The Tube」もかなりの混みようでした。

地下鉄の駅を上がっていくと、朝日の中にロンドンの街がゆったりと広がっていました。

大英博物館の正面広場





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大英博物館は、世界中の文化遺産、美術品を収蔵する世界最大級の博物館です。
180万年前から現在までの文化を網羅する遺物を展示し、その数は約600万点もあります。

null大英博物館といえばエジプト・コレクションというほど、カイロに次いで、素晴しいコレクションが展示されています。

紀元前4000年もの王朝統治時代以前から、キリスト教コプト派が始まる12世紀までの文化遺産を見ることができます。

大英博物館エジプト展入口



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nullつれ合いは、1点ごとに、微に入り細に入り、じっくりと展示物を食い入るように見て歩いていました。~ ♪

エジプト・コレクション




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私も人並みに歴史好きですが、どちらかといえば、ジャングルウォークなどの自然愛好家です。

世界遺産では、米国のイエローストーン国立公園。ボルネオのグヌン・ムル。日本の白神山地などの自然遺産が好きです。





null文化遺産はその次に好きなものに位置づけられます。

例えば、インドのタージマハール、オーストラリアのオペラハウス、日本の熊野古道などなど。


お疲れ気味の私・・・やれやれ





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null大英博物館の前の広場は、英国文化発祥の起点、文化探訪の出発点です。

人混みから解放されて、ホッと一息、さあ、これからロンドン市内や郊外の英国文化散策を楽しもうとテムズ河畔に向かいました。

英国文化に親しむ?秋の旅の始まりでした。(続)

再び大英博物館前広場