2011-05-04

Hm76 春の北海道!◇ 麦酒の殿堂・サッポロビール博物館

ゴールデンウイークになり、北海道にもようやく遅い春がやって来た。さて、ビールが
美味しい季節となった訳であるが、今回は、道央の見どころ味処、サッポロビール園
の敷地内にある珍しい観光名所をご紹介したい。

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その珍名所とは、日本で最初にビールを醸造した大日本麦酒株式会社の流れを汲む現サッポロビール株式会社のサッポロビール博物館である。

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この博物館は、JR札幌駅から車で10分程にあり、かの有名な老舗のサッポロビール園の敷地内にある。

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サッポロビール博物館は、1987年7月にサッポロビール発祥の地である札幌に開館。人々に広くビールに対する知識を深めてもらう目的でオープンした日本で唯一の
ビールに関する博物館である。

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2004年12月に大幅なリニューアルを行い、よりわかりやすく楽しんでもらえる展示へ
と生まれかわった。館内では、サッポロビールの誕生から今日に至るまでの発展を
ダイナミックに表現している。

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今回は、東京からの団体客の添乗で、札幌市内観光コースの一部として立ち寄った
一場面である。博物館内では、若い女性の専門ガイドが丁寧に、その醸造工程から
出荷までを説明し、ビールの歴史と醸造の行程が学べる30分のコースである。

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銅釜の展示

その昔、札幌工場で使用していたビール仕込み用の銅釜。ホップの苦味や香りを
つける工程などで用いる煮沸釜の実物を設置、展示している。

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博物館見学の最後には、有料試飲があり、3種類のビールを飲みくらべて、味の
違いを確認出来るようになっている。チャンスがあれば試飲してみてはいかが
だろうか? 

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開拓使麦酒、黒ビール、サッポロクラシックの3種類。それぞれの好みであるが、
スッキリ味、苦み走った通の味、コクのある風味・・・などなどウンチクが尽きない。

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お客様達はバスの出発時間を気にしながらではあるが、かなりのペースで飲み続け
楽しんでいる様子であったが、ギリギリになって、ほろ酔い気分でバスに戻ってきた。

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開拓使、黒、クラシックのビール3種

「トイレに寄ってきて下さいね~」とバスガイド、添乗員がそれぞれに声かけをして、
その5分後、我々は次の観光地、小樽に向けて出発したのである。

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サッポロビール博物館外観(イメージ)

北海道観光が、春の訪れと共に益々盛り上がるようにと願う、うららかな陽気の中
でのサッポロビール博物館観光であった。(続)

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2011-05-03

Hm75 春の北海道! ◇ 大倉山シャンツェ・展望台

ゴールデンウイーク !! 北海道の中心、札幌の街にもようやく遅い春がやって来た。
今回は、札幌の珍しい名所をご紹介致したい。それは、冬期間に大活躍する大倉山
シャンツェと展望台である。

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地下鉄円山公園駅から車で10分程にあるサッポロオリンピックで金、銀、銅のメダル
を独占し有名になった宮の森のノーマルヒルジャンプ台。その奥隣にあるのが大倉山ラージヒルジャンプ台である。

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大倉山シャンツェは、1972(昭和47)年の冬季オリンピック札幌大会90m級ジャンプ台
(現ラージヒル)の舞台となった場所。冬季に加え、サマージャンプやナイターまでもが可能な近代的設備が整っている。

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その位置関係は、JR札幌駅から真西にあたり、円山公園の小高い丘の上にあるスポーツ施設「円山野球場」。地元の子供たちに人気の「円山動物園」。そして、2つのジャンプ台がさらにその奥にある。

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今回は、久しぶりの団体添乗で、東京からの32名のお客様をご案内し、大型観光バスで札幌市内のホテルを出発し、大倉山シャンツェに向かった。

昨日までの道央は、雨やみぞれが降ったりやんだりのぐずついた天気であったが、今日は晴天のもと、セルシアンブルーの春らしい天気となった。

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北国の街、札幌は春が遅く、例年の北海道観光は、ゴールデンウイークあたりから本格的になるが、今年の出足はかなり遅く感じる。やはり、3月11日の東日本大地震の影響が大きく、前年度に比較して3割程に低迷しているのだ。

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さて、今回は高所恐怖症のお客様1名を除き、リフトで残り全員31名様をご案内し、大倉山シャンツェの頂上に登った。添乗員はお客様の安全確保の為、どこまでもお客様に「添乗」しなければならないのである。

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今日は晴天の為、ジャンプ台の頂上にある展望台からは、昼の札幌の街が綺麗に見渡せる。

例年であれば、これが夜になり暗くなれば、札幌の大夜景が見まがうほどの美しさに輝くのである。

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昨今は、東日本大震災の影響で、札幌市内も自粛ムードの節電により、夜景の素晴らしさはお預けの状態である。しかし、この夏頃には福島原発問題も解決に向かい、札幌の夜も活気が戻ってくれば・・・と、前向きに受け止めたいと思う。

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大倉山シャンツェ全景(イメージ)

北海道観光が、観光客の訪れと共に、早く復活するようにと願う、早春の大倉山であった。(続)

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