2010-10-29

Fr1 旅の始まりはイル・ド・フランス

一昨年の退職記念旅行は、33年前の新婚旅行のヨーロッパ周遊の最終目的地パリ滞在から数えて、4回目のフランス訪問でした。

私はその年の11月末日に、34年と8ケ月。長きに渡り勤務した、某航空会社を退職し、ようやく自由の身となりました。

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オテル・メルキュール・ロワシー・シャルル・ド・ゴール

その退職記念旅行に、「ノルマンディーの風に吹かれて」、お洒落なフルムーンでもしようかと妻と相談しました。

パリ郊外を振り出しに、北西部のルーアン、ルアーブル、モンサンミシェル、ロアール古城などをじっくり味わい、周遊してきました。

人生の節目の記録として、イル・ド・フランスからノルマンディーにかけて、ビジュアルを加えながら、少しずつご紹介します。

さて、最初の写真は、成田から12時間余りの長い空の旅の後、シャルル・ド・ゴール空港近くのホテルにチェックインしたところです。イル・ド・フランスを感じさせるパリ郊外の瀟洒なカジュアルなホテルでした。

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オテル・メルキュールの玄関

余談ですが、オテル・メルキュールはわが町、札幌市内にも昨年ホテル・チェーンを展開したばかりです。世界的に有名なカジュアルホテルで、平凡なサラリーマンOBの私、夫婦ともども結構気に入っております。

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オーベール・シュル・オワーズの街

2日目は周遊観光バスに乗り、オーベール・シュル・オワーズの街に立ち寄りました。もちろん、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホの関連の散策です。

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オーヴェルの教会の横顔

オーベール・シュル・オワーズの街角をそぞろ歩き、有名なゴッホの絵になったオーヴェルの教会に立ち寄りました。

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オーヴェルの教会

ヴィンセント・ヴァン・ゴッホの描いた中の絵画で、有名なオーヴェル教会です。やや暗い感じが当時の病気がちな、彼の鬱屈した心境を如実に表しており、興味深いものを感じます。

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ヴィンセント・ヴァン・ゴッホの墓

ゴッホの墓は、意外と明るい雰囲気でした。左がゴッホ本人で、右が弟の墓です。西洋絵画の中で、印象派のうんちくを、とめどなく語りたくなる私でした。

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私は、自他共に許す、猫好きな中年男です。アイルランドのゴールウェイでも、マレーシアのボルネオでも、ニャンコは英語で通じました。声をかけると、そばに寄り、撫でて撫でてとゴロニャンしてきました。・・・

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陽だまりの猫

しかしです!・・・フランスの猫は、人間と同じでプライドが高いのか、英語は知らず存ぜずで、無視されっぱなしでした。

残念ながら、私はフランス語を、セシボン!コマンタレヴ!程度しか話せませんので、ついに猫ちゃんとは、お友達になれませんでした。トホホ・・・・

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オーベール・シュル・オワーズ村役場

さて、最後に通り過ぎた田舎の村役場です。建物自体が美しい!何故か明るく、開放的で日本の田舎町の役場とは雰囲気が全く違いますね。

それは、その建物が役人のためにあるのではなく、村の住民や、訪れる観光客の為にあるからなのです。ヨーロッパは大昔から、民主主義が徹底していますからね。(続)


2010-10-27

世界遺産韓国紀行 No.1 仏国寺・石窟庵

一昨年の初夏、我々夫婦は、韓国で最初に世界文化遺産に登録された慶尚北道の慶州にある仏国寺を訪ねました。

先ずは韓国の神々と先人に敬意を表するために、お参りしたのは仏国寺の極楽殿です。

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仏国寺極楽殿

ガイドの説明によると、仏国寺は慶州の小高い山の麓にある新羅時代の寺で、西暦751年に新羅の景徳王の命令で、金大城によって創建されたものです。

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極楽殿正面

仏国寺は朝鮮三国時代の新羅の人々が描いた仏の国を具現化したもので、法華経、無量寿経、華厳経を形象化したものと言われております。

余談になりますが、仏国寺の極楽殿の前に「黄金の豚」の像があります。この像をなぜると、宝くじが大当たり!さらにお金持ちになれるとかいう話を聞き、なでてみました。

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黄金の豚

仏国寺の建築構造は大きく2つの区域に分けられ、その1つは極楽殿を中心にした区域と、もう1つは大雄殿を中心にした区域です。

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仏国寺大雄殿

さて、木造建築物も数多くあり、区域を仕切る門、望楼や鐘楼もあります。それらは仏教全般を象徴する大きな意味を持つ建築物です。

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仏国寺正門

また、仏国寺の境内には幾つかの石塔あり、その中で多宝塔と釈迦塔等の石塔は、仏国寺が目指す思想と芸術の真髄と言えるものです。

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望楼

次に観光したのは、仏国寺境内の東側には付随した石窟庵です。この石窟庵も仏国寺と同じで金大城によって創建されたものです。

創建当時は石仏寺という別院でしたが、現在は、仏国寺の一部として存在する宗教芸術史上卓越した文化遺産です。

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鐘楼

石窟庵の本尊仏像は素人目に見ても素晴らしいものです。石窟庵の中に入り奥深い所に安置されている本尊に正対すると、黄金色の美しい顔と体からは霊光が輝き、神聖なその美しさに、息をのむほどです。

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石窟庵本尊(イメージ)

ユネスコ世界遺産では、1995年の12月に、韓国としては初めて、仏国寺と石窟庵を極東アジア仏教芸術の傑作であると認定しました。

極東アジアの宗教的建築物と仏教信仰の形象化の側面において卓越した事例であると評価しています。(続)

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2010-10-17

Bu22 シンガポール研修旅行&マレーシアクルーズ体験!

みなさんこんにちは。
毎度おなじみの「ぶんぶん亭」です。
今年も10月半ばとなりましたが、札幌のもいわ山は良い天気です。

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        秋色の札幌もいわ山

こんなに気持ちの良い季節には、若かりし頃のよもやま話でもしたくなりますね。今回は、シンガポール研修旅行とマレーシア・クルーズ体験です。

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かなり昔の話になりますが、若いころは航空会社に勤務し、営業のマネジャーをして時期に、年に2回ほど販売促進の目的で、代理店研修旅行を実施していました。

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    マレーシア・クルーズ(イメージ)

航空会社主催で、送客契約のある旅行会社の予約・営業担当者を運航目的地(シンガポール)に招待し、現地のホテルや、観光地を含めたアウトドアで自然に親しむことをテーマに、シンガポールとマレーシアの船旅に出発しました。

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        まもなく出航

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その年の夏、4泊6日で7名の旅行代理店のお客様をご案内し、シンガポールを添乗して歩きました。若い人ばかりの参加で、つくづく、自分もいい年になったなぁと感じました。

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ラサ・セントーサホテル

宿泊は、1泊目が、シンガポール市内のパンパシフィックホテルで、2泊目は写真のセントーサ島にあるラサ・セントーサでした。

2日目は、ホテルの会議室をお借りし、現時点での集客状況及び、今後の送客目標や、観光ツアー内容の改善点なども話し合いました。午後から、お待ちかねの市内観光です!マーライオンを始め、チャイナタウンや、シンガポール動物園等の観光研修をしました。

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シンガポールのハウパーヴィラ

実は、ハウパーヴィラはその昔、有名であったターガーバームガーデンの正式名称です。研修中の良い写真がなかったのですが、貴重な集合写真が1枚残っていました。

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  ソング・オブ・フラワー(イメージ)

研修旅行の後半の2泊は、シンガポール港からのソング・オブ・フラワーでの船旅です。もちろん船長主催のディナーパーティもありましたし、貴重なエア&シークルーズの業務研修とかなりの人生勉強になりました。

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ソング・オブ・フラワーの船内は、かなり豪華でホテルのような感じです。

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世界一周船のクイーン・エリザベスⅡと比較すれば、遥かにコンパクトで、物足りない感じもありますが、エア&シークルーズの貴重な体験?・・・でした!

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ソング・オブ・フラワー船長主催パーティ

皆さんも、東南アジアで船旅のチャンスがありましたら、シンガポール発、ソング・オブ・フラワーでのマレーシア・クルーズに挑戦してみて下さい。

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船旅はのんびり退屈な場面もありますが、船窓からの海原や、パンコール、ペナン、ランカウイなど島々の景色が素晴らしい!マレーシアへのクルーズは最高です!(続)

2010-10-08

Hm69 秋の北海道!道央の見どころ ◇ 札幌時計台

10月上旬は1年で2番目に好きな季節である。・・・というのも、これから向かう長く薄暗い冬の寒さを思うと、いささか憂鬱だからである。1番は?と聞かれたら、もちろん5月の連休後、明るく温かさが増していく7月上旬までと答えるだろう。

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札幌時計台

もちろん、札幌でも7月下旬から8月の中旬までの間は、かなり暑くはなるが、今年の本州のような、異常な酷暑日の連続などは無く、夜中から明け方にかけては摂氏23~24度まで気温が下がるので、眠れないことはないのであるが・・・。

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ビルの谷間の時計台

秋は気持ちが良い。空気が冷たくなり、爽やかになる。札幌大通公園の色付き始めた木々を見ながら、北1条通りに向かう。札幌の街角には爽やかな秋のそよ風が吹いている。

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時計台の近景

今日は街の中心に買い物がてら札幌駅前や大通公園付近に出向き、その足でブログの写真を撮りに、時計台に向かったわけである。

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時計台の木々

街角には秋の気配が漂い、時折涼風が北一条通りを吹き抜けて行く。ビルの谷間にひっそりとたたずむ札幌時計台。街角にそよぐ木々に白亜の木造の時計台と、その下の赤いふたつ星のマークが美しく映えている。

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時計台の遠景

さて、札幌市内を観光バスで車窓観光をするときの順路は、必ずと言っていいほど、旧北海道庁に始まり、大通公園沿いを走り、そして札幌時計台までとなっている。

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時計台の成り立ち

札幌時計台は北海道の指折りのシンボル。かの有名なクラーク博士も訪れたという札幌農学校の演武場は、明治からの長い時の流れを感じさせてくれる大切な歴史的建造物である。

北海道・道央観光が、札幌時計台と共に、日本国中、さらに近年のアジアからのお客様の期待にこたえられるようにと願う、秋の日の昼下がりであった。(続)

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2010-10-06

Hm68 秋の北海道!道央の見どころ ◇ 札幌大通公園

10月上旬になると、ようやく札幌市内の早朝の気温は、摂氏14度を下回り、街角の木々が秋色に染まり始めた。もちろん、北海道の山の端はすでに秋真っ只中、札幌大通り公園に咲く花も、秋の花が中心である。

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大通公園は秋の気配

今日は久々に朝からすっきりと晴れ渡る天気となった。2,3日低気圧の通過が長引き、北海道は全道で雨が降ったりやんだりのぐずついた天気が続き、そろそろ日差しがほしくなっていたところである。札幌大通公園の色付き始めた木々を揺らしながら、秋の微風が吹いている。

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大通公園の花壇

私は今日、街の中心に用足しに出てきたついでに、大通公園に出向きこの写真を撮っているわけであるが、天気が良すぎるせいか、秋の気配がまだ浅く、当初のイメージ通りに撮れない。

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大通公園の噴水

先日、道南郊外の高速道路をバスで走っていると乗り面のあちらこちらにはすすきの穂が顔を出し、秋の気配がひとしお感じられた。パーキングエリアでバスを降りると、浜からの心地よい涼風に、肌寒さを感じさせる冷風が混じり始めていた。

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大通公園の木々

今年は、異常な夏の暑さが長引きうんざりしていたが、ようやく秋の入り口にさしかかったようである。それにしても、秋の大通り公園に咲いている花々が美しく感じる。

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大通公園の紅葉

札幌市内を観光バスで車窓観光をする場合、必ずと言っていいほど、旧北海道庁のあとに札幌大通公園に沿ってバスが走り、その先にはいつものようにテレビ塔が立っている。

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札幌テレビ塔

札幌テレビ塔もかなり古くからの北海道のシンボルである。この懐かしさを感じさせる電波塔も次代に大切に残していきたい建造物の一つである。

北海道・道央観光が、札幌大通公園とテレビ塔を中心に、いつまでも長く続くようにと願う、ある秋の日の昼時であった。(続)

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2010-10-01

Hm67 秋の北海道!道央の見どころ ◇ 旧北海道庁

10月1日ともなると、札幌市内も朝晩めっきりと涼しくなる。本州ほどではないが、今年の夏の盛りは、驚くほどの異常な暑さであった。

今日は朝から快晴で、1日中すっきりと晴れ渡る天気である。時折、日差しが明るく差し込む中、流れる秋雲が太陽を遮り、色付き始めた木々を揺らし、爽やかな秋風が吹いていた。

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旧北海道庁正面玄関

まもなく、寒露となるが、(寒露は陰暦9月の節で、秋分ののち15日、現在の暦では10月8日ごろ)今年はまだまだその気配はなく、秋だというのに気温が摂氏22.5度もある。

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秋の花盛りの旧道庁

寒露とは、露が寒冷にあって凝結しようとするという意味で、秋の深まりを思わせる命名である。この頃になると、北海道内ではカエデやもみじなどの紅葉で秋色が深まっていく。

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旧道庁赤レンガ遠景

例年、本州ではツバメなどの夏鳥が南に帰り、ツグミ、ガンなどの冬鳥の渡りが始まる頃であるが、今年はかなり遅れるのだろうか・・・。

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道庁前庭の木々

さて、札幌市内を車窓観光をする場合は、必ずと言っていいほど、まずはじめに旧北海道庁前から始まる。

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旧道庁赤レンガ近景

今年は異常気象で今日現在、前庭の池の畔のもみじ、カエデなどがようやく色づき始め、秋の始まりを感じさせてくれている。

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旧道庁裏玄関遠景

旧道庁赤れんがは北海道観光のシンボル。この芸術的ともいえる歴史的建造物は、後世に大切に残していきたいものである。

北海道の道央観光が旧北海道庁を中心に、いつまでも細く長く続くようにと願う、秋の日の午後であった。(続)

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