2009-09-15

Hm57 秋の北海道!道南の見どころ ◇ 函館山夜景

9月の上旬ともなると、朝晩めっきり涼しくなる。函館市内も夏の盛りを過ぎ、秋の風が吹いていた。

その日は朝から雨で、1日中すっきりとしない天気であった。時折、太陽が明るく差し込む中、われわれ観光バスツアー一行は午後の函館ベイエリア、元町界隈を観光していた。

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函館山夜景

薄暮になり、恒例の函館山夜景観光の時間となった。函館市内は相変わらずの雨降りで、どうなることかと気を揉んでいた。

団体写真屋さんに確認電話をしてみたところ、だんだん空が明るくなってきています。山の上は、雨がやんでいます、との答えが返ってきた。

その後、われわれのバスは函館ベイエリアの夜景を見ながら、いよいよ函館山を上がり始めた。2合目まで上がると、雨がやみ。函館の街の夜景がはっきりと見え始めた。

お客様達のオーッという声とともに、函館市街の夜景が目の前に広がってくる。その後、バスはどんどん山を駆け上る。

5合目、7合目と順調に登っていく。大型バスの中は興奮の叫び声が、あちこちから聞こえてくる。

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函館山夜景2

ついに頂上、人間とは不思議なもので、今まで雨降りで不機嫌だった人たちが、幸せそうな顔で、夜景を見ながらはしゃいでいる。

札幌もいわ山の夜景も雄大でよいが、やはり、世界3大夜景との評判の函館山夜景にはかなわない。

アート!函館山夜景は芸術である。このような芸術的ともいえる夜景。それも生での夜景は何度見ても感動!はつきない。

北海道・道南観光が函館山夜景を中心に、いつまでも盛況であるようにと願う、秋の日の夜であった。(続)

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2009-09-10

Hm56 真夏の北海道!道央の見どころ ◇ 美瑛・ 富良野

8月最後の日曜日ともなると、美瑛の丘も夏の盛りを過ぎ、秋の気配が漂い始めていた。

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美瑛の丘

今日は天気も良く、またとない観光日和である。太陽が明るく輝く中、観光バスはパッチワークの路を走って行く。

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パッチワークの路

セブンスターの木や親子の木、北栄小学校の展望台を見ながら、われわれのバスはようやくケンとメリーの木の横までたどり着いた。窓からの風がひんやりとして気持ち良い。

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ケンとメリーの木

その後、われわれのバスはカルビーのポテトチップ工場の横を通り過ぎ、美瑛市街を入って行く。整然とした街並みが目の前に広がってくる。

ゆとりの10列41席大型バスの旅は足もとのピッチが広く楽な感じが、お客さまにとても好評である。

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大型観光バス

ファーム富田の駐車場にバスを止め、ガイドさんに先導されて花畑方向に進んでいく。目の前には、すでに刈り取られた後のラベンダー畑が広がり、その隣にはマリーゴールド、青サルビア、赤サルビアなどの花々が綺麗に咲いていた。

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ウサギやあひるのディスプレイ

ファーム富田の農産物で作られているアート工房はいつ来ても新たな発見がある。今回も、ウサギやあひる等でかわいらしくディスプレイされていた。

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ひょうたんアート

今回、アート!を感じたのは、瓢箪で作られたディスプレイ。何故か温かさを感じる作品である。ファーム富田はラベンダーで有名であるが、このような芸術的な作品でも近頃は人気が出始めたそうである。

雪のちらついてくる10月の下旬まで、北海道観光が盛況に続くようにと思わずにはいられない、8月最後の夏の名残りの午後であった。(続)

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2009-09-04

Hm55 真夏の北海道!道東の見どころ ◇ 地の果て・ 襟裳岬

その日は久しぶりに大型観光バスではなく、ジャンボハイヤーでの添乗である。十勝中札内の花畑牧場から襟裳岬に直行し、ハイヤーを降り、真っ先に襟裳岬の展望台に登っていく。

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今日は快晴で、またとない観光日和である。太陽が明るく輝く中、襟裳岬は穏やかな風が吹いていた。

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8月の下旬ともなると、襟裳岬の夏の盛りは過ぎ、秋の気配が漂い始めていた。展望台からはるか太平洋を見はるかすと、海風が気持ち良かったが、少しひんやりと感じる。

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展望台から下を見ると、日高山脈の山肌が太平洋に落ち込んでいく姿に、地の果てに来たとの実感が湧いてくる。

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大海原が拡がる太平洋を睨むように襟裳岬灯台が建っている。10分も過ぎる頃から、遙か前方から風に乗り、しぶきが飛んでくる。

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登別温泉に向かう時間になり、ジャンボハイヤーがUターンし、駐車場に入ってくるのが見える。

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ご旅行参加のお客様はみな、「襟裳岬の観光」を満喫できた感動と、満足感にひたりながら、ぞろぞろと駐車場に戻りはじめた。

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襟裳岬は観光シーズン真っ只中ではあるが、雪の降り始める10月下旬まで、北海道観光が盛況に続くように、と祈念する快晴の昼下がりであった。(続)

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