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2020-01-08
エクアドルの年越し
年末年始はエクアドルで迎えました。
エクアドルの年末年始には、面白い習慣がいくつかあり、その一つが「モニゴテ」です。
モニゴテとは、大晦日に燃やすための人型の人形です。
年を越すにあたり、自分で作るなり、店で買うなりして、この人形を事前に用意しておきます。
大晦日、このモニゴテを外へ運び、まずはじめに、みんなで殴ったり踏んづけたりします。
そして、その後に火をつけます。
そのとき、旧年中の忘れてしまいたいことをしたためた紙も、一緒に燃やします。
最後に、燃え上がるモニゴテの上を、助走をつけて勢いよく飛んだりします。
旧年の悪いこととお別れし、幸せな新年を迎えるという意味があるようです。
Año Viejo
Esteban Mendieta Jara
そして年越しには花火を上げて祝い、
飲んで踊り明かすというのが新年のお決まりです。
モニゴテは、昔は各家庭で古布などで作っていたそうですが、
今では、年末に露店などで売りに出されています。
人気があるのはキャラクターものや、その年の「時の人」で、
政治家はいつも人気があるそうです。
今年の「一番人気」はレニン・モレノ大統領だと
ニュースで報じられていました。
年末にモニゴテを売る露店(キト市内)
燃やす前のモニゴテは家に飾ったり、車につけたりもします。
車につけるための小さなモニゴテもあり、
日本でも、正月飾りをつけた車を見ることがありますが、あんな感じです。
首都キトでは例年大晦日に、モニゴテのコンテストがあり、
自慢のモニゴテが大通りに展示されます。
残念ながらこの日に体調を崩してしまい、見物が叶わなかったのですが、
もし大晦日にキトにいることがあれば、一見の価値がありそうです。
ちなみにこの習慣はエクアドルだけではなく、
呼び方は違うものの、中南米のいくつかの国であるようです。
日本の厳かな年越しとは全然違いますが、
古い年を忘れ、新しい年の幸せを願う気持ちは、
世界どこでも同じだと感じます。
エクアドルの年末年始には、面白い習慣がいくつかあり、その一つが「モニゴテ」です。
モニゴテとは、大晦日に燃やすための人型の人形です。
年を越すにあたり、自分で作るなり、店で買うなりして、この人形を事前に用意しておきます。
大晦日、このモニゴテを外へ運び、まずはじめに、みんなで殴ったり踏んづけたりします。
そして、その後に火をつけます。
そのとき、旧年中の忘れてしまいたいことをしたためた紙も、一緒に燃やします。
最後に、燃え上がるモニゴテの上を、助走をつけて勢いよく飛んだりします。
旧年の悪いこととお別れし、幸せな新年を迎えるという意味があるようです。
Año Viejo
Esteban Mendieta Jara
そして年越しには花火を上げて祝い、
飲んで踊り明かすというのが新年のお決まりです。
モニゴテは、昔は各家庭で古布などで作っていたそうですが、
今では、年末に露店などで売りに出されています。
人気があるのはキャラクターものや、その年の「時の人」で、
政治家はいつも人気があるそうです。
今年の「一番人気」はレニン・モレノ大統領だと
ニュースで報じられていました。
年末にモニゴテを売る露店(キト市内)
燃やす前のモニゴテは家に飾ったり、車につけたりもします。
車につけるための小さなモニゴテもあり、
日本でも、正月飾りをつけた車を見ることがありますが、あんな感じです。
首都キトでは例年大晦日に、モニゴテのコンテストがあり、
自慢のモニゴテが大通りに展示されます。
残念ながらこの日に体調を崩してしまい、見物が叶わなかったのですが、
もし大晦日にキトにいることがあれば、一見の価値がありそうです。
ちなみにこの習慣はエクアドルだけではなく、
呼び方は違うものの、中南米のいくつかの国であるようです。
日本の厳かな年越しとは全然違いますが、
古い年を忘れ、新しい年の幸せを願う気持ちは、
世界どこでも同じだと感じます。
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