2019-01-31

世界で最も愉快なお盆「死者の日」

毎年、街全体が鮮やかなオレンジのマリーゴールドと、カラフルなガイコツモチーフに彩られる「死者の日」。

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ガイコツの仮装と時期からもハロウィンと混同されがちな行事ですが、ピクサー映画「リメンバー・ミー」の題材となったので、どんな日なのか理解が深まった方もいらっしゃることでしょう。

アステカ族の祭典とカトリックにおける諸聖人の日が融合して、現在の「死者の日」の形になったといわれています。

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日本のお盆にあたる死者の日は、毎年10月末から11月上旬に行われます。
死者はガイコツになって今も別世界を生きているという考えがあり、10月31日の夜に子供たちの魂が、11月1日には大人の魂がこの世に戻ってくるとされています。生きている人々は、家やお店に「オフレンダ」と呼ばれる美しい祭壇を作り、お墓の掃除と飾り付けをして死者を迎える準備をします。
そして死者の日の当日は、ガイコツのフェイスペイントをして街を練り歩き、夜通しお墓を囲んで死者とともに楽しく過ごすのです。

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ちなみに、メキシコでは「カトリーナ」と呼ばれる女性のガイコツが人気。死者の日には小さい女の子からおばあちゃんまで、カトリーナに扮した女性を見かけます。

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昔からメキシコで愛着を持たれているガイコツ貴婦人カトリーナは、有名な壁画でも壁のイタズラ書きでも、かわいいお土産としても至る所で見かけるので、メキシコの街歩きの際には注目してください。

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死者の日はメキシコ全土で行われていますが、伝統的な行事として体験するならオアハカがおすすめです。
10月30日にオアハカに到着し、オアハカの街と死者の日を体験、時間があればサン・アントニーノにも足を延ばすというスケジュール。

サン・アントニーノは死者の日の「花」を栽培する街で、11月2日までは街をあげて大忙しなため、この街の死者の日は11月3日に行われます。花を栽培する街だけに、墓地の飾り付けも見応えがあります。また伝統的な刺繍でも有名で、職人が丹精込めて作った美しい刺繍物を探しに行くのもいいでしょう。

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現代的なパレードを楽しむなら、映画「007 スペクター」の冒頭に登場したメキシコシティや、サン・ミゲル・デ・アジェンデがおすすめです。世界的に有名な行事なだけに、人気の地域は早くにホテルが予約で埋まってしまいます。
死者の日を体験するなら、早めの計画を!
categoryイベント  time16:34  authorbwt11073 

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