2007-11-04

セントーサ島沖合、シンガポール海峡の船団 by tetsushi

セントーサ島からシンガポール海峡を眺める。
沖にはタンカーやコンテナ船が無数に停泊している姿が見られる。
ここは、乗組員のSARSチェックなど、検疫停泊地に指定されているらしい。

しかし、おびただしい船の数である。
2006年度の統計で、世界で最も貨物取扱量の多かったシンガポール港では、
常時1000隻の船舶が港内に停泊していると言うから驚きだ。
貨物取扱量は、香港港、上海港、シンガポール港の間で、
毎年順位が前後するほど激しい競争を繰り広げている。
これら世界最高レベルの港湾を行き来する船舶の姿は一見の価値があるのだが、
シンガポールでは、沖合でしか見ることができない。

因みに黄浦江を通って、上海港を行き交う船舶は目の前で見ることができる。
これは壮観であり、私は、ずっと見ていても飽きなかった。

話がずれたが、セントーサ島とタンカー群。
リゾート島から見える風景としては、どうなのだろう?ちょっとそぐわないかも。
しかし、これも小さな国シンガポールならではの面白い風景だ。

シンガポール セントーサ島

2007-11-03

シンガポール港に並ぶクレーンの迫力 by tetsushi

シンガポール

マリーナエリアに建つホテルの窓から見える印象的な風景は、
ビル群の向こうに、どかっと横たわっている巨大な港湾の姿だ。

パッと見た時は、あまりにも周りの景色と違和感があるため、
何だろう?と思ったが、
これが世界一のコンテナ取扱量を誇るシンガポール港だと気付いた。

リー・クアンユー元首相は、
「島国の経済レベルは、その国の港湾や空港のレベルを超えることはできない」
との考えから、港湾と空港の開発・発展に注力してきた結果である。
この巨大港湾にはシンガポールの迫力を感じる。

コンテナ港はブラニ島にあり、セントーサ島へ渡るゴンドラから見える。
港の荷揚げ用クレーンが並ぶ姿は壮観で、一見の価値はある。

シンガポール セントーサ島
◆本島とセントーサ島を結ぶゴンドラから

2007-11-02

シンガポールをバスルームから眺める by tetsushi

シンガポールのとあるホテルのバスルーム。
ここから摩天楼を眺められるということで、このホテルをチョイスした。

私は1都市に滞在する場合、2箇所以上のホテルに泊まり歩くことにしている。
職業病とも言えるし、飽きっぽいとも言えるし、好奇心旺盛とも言える。
妻は、毎回スーツケースを持ってホテル移動することを億劫に思っているが、
こればっかりは譲れない、私の旅の掟(癖)でもある。
しょ~もないホテルだったら、翌日に移動することもある。

さて、バスルームからの景色を楽しみにタブに湯を張って、ワインでも、、、
と思ったら、お湯の温度が高かったせいで、ガラスが曇って何も見えない。
一度窓の結露をぬぐい去り、もう一度、ぬるま湯を張ってトライしたところ、
今度は、美しい摩天楼の夜景をにじむこと無く見ることができ、非常に満足。

ただ、浴槽のライトは消しておかないと、窓に反射して何も見えない。
そうなると、ワイン片手に雰囲気を楽しむには、いささか暗すぎた。
何でも試してみないと分からないものですな~

シンガポール

2007-11-01

シンガポールをホテルから眺める by tetsushi

シンガポールのとあるホテルから外を眺める。
ここは世界で最も背の高いホテルの一つとしてシンガポールでは有名だ。

高層階をリクエストしていたので、60階の部屋になる。
窓を開けるとビューっと、南風が入りこんできた。
部屋の外はごく普通のバルコニーになっており、これには驚いた。

ここより高いホテルは世界に数件あるが、
普通のバルコニーが付いている部屋を持つホテルとしては、
世界で最も高層なのではないだろうか?

バルコニーの柵の高さは胸までしかないので、下を覗き見ることができる。
強い風と、身もすくむような眺めとで、ちょっとしたスリルである。

風に混じってポツポツと夕立が部屋まで入り込んで来た。
同時にゴロゴロゴロと、雷鳴が轟き始めた。
シンガポールでは、ほとんど毎日夕方になると雷が発生するらしい。

ホテルの窓から見える黄昏時の摩天楼と、その上空に光る稲妻との光景は、
私が思い描いていたシンガポールの印象そのものであった。

シンガポール
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