2006-06-09

ラヴェンナのお薦めランチ見っけ! ~ラヴェンナ(エミリア・ロマーニャ州)~

先週末は、祝日と重なって3連休であった。それで中日の土曜日に、ラヴェンナに行ってきた。言わずと知れた、「モザイク芸術の都」である。これほど素晴らしく保存状態のよいモザイク芸術を拝むことができるところは、世界でもラヴェンナが一番、ビザンチン文化発祥の地であるビザンチン帝国の首都のコンスタンチノープル(現イスタンブール)にも、これほどのモザイク芸術は残っていないのである。ラヴェンナを訪れるのは、これで5回目。ボローニャから、車でも電車でも、1時間半もあればいけるという近さから、週末の日帰り小旅行を過ごすにはぴったりの街である。

そして、同じ見所ばかりを観光する。5回目だけど、素晴らしいモザイク芸術は、何度見ても息を飲む美しさで、圧倒される。飽きない。やはりなんと言っても、「サン・ヴィターレ教会」の豪壮華麗なモザイクは必見だ。同じ敷地内にある「ガッラ・プラチーディア廟」とあわせ、私の中では、勝手にこの二つはラヴェンナの「金閣寺・銀閣寺」と位置づけられている。


ラヴェンナは、先日訪れたマントヴァと違って、さすがに観光客も多い。

さて、この素晴らしいモザイク芸術は是非、皆様ご自身の目で確かめていただくとして、今回は、やっと見つけたラヴェンナでのランチにぴったりのレストランをご紹介します。
毎回、日帰りでラヴェンナに行くので、ランチはそこで、ということになる。せっかくよその地方に行くので、やっぱりその土地の料理を食べたい。といっても同じエミリア・ロマーニャ州だが、ラヴェンナ料理は、「ロマーニャ料理」と言われ、ボローニャ料理とは違う。でも、お昼からちゃんとしたリストランテであんまり仰々しく食べるのは、その後の散策にも差し支えるし、値段も張る。リーズナブルだけど、「ロマーニャ料理」を手軽に堪能したかった私だが、これまではなかなかこれと言うところが見つからなかったのだが、今回ようやくめぐりあった。
「リストランテ VECCHIA RAVENNA da Mario」
(Via Pasolini 41,-tel 0544-215135、日曜休)

ランチ・メニュー13ユーロ。ロマーニャ地方特産の、ピアディーナ(パンの一種)から始まり、ボリュームたっぷりのプリモは、ラザーニャや、生ハムとルッコラのパスタや、やはりこの地特産のカッペレッティと呼ばれる詰め物のパスタなどから選択でき、セコンドは、タリアータと呼ばれる牛ロースのタタキみたいな感じのものや、チーズの生ハム巻きやら、お肉のローストミックスやら・・こちらもボリュームたっぷり。とうてい全部は食べられない。コントルノ(付け合せの野菜)は、これのどこが付け合せ?と思わせるボリュームで、私はポテトのローズマリー焼きというものにしたが、皿一杯にこれが出てきた。この一皿だけでもランチとして十分なくらい。でもこれがまた美味しい!そして、ワイン1/4リットルと、お水、さらに食後のカフェが付いてくる。これで、13ユーロである。
量が多すぎることが玉に傷だけど、イタリア人に言わせれば、お皿をきれに全部片付けると、「あら、量が足りなかったのかしら?」と返って心配に思われることもあるようなので、残しても全く心配はない!(らしい)。日本人だと、どうしても礼儀として残したくないって思うのだが、こういう考えもあるようなので、まあイタリアでは、残してもそんなに気にしないで下さい。っていうか、こんな量、絶対全部は食べられたものではない。
その後の散策は、当然もうかなりペースダウン。お腹が重すぎたのだ。もっと調整するべきだった・・・でも満足だった。次回からはここでランチで決まり!
 皆様も、ラヴェンナでランチの機会があったら、是非お試しくださいませ!
Crudeleさん、どうも!

そうだったのですか・・・それは大変でしたね・・・

>列車のダイヤの乱れがあり、ラヴェンナ行きの列車が来ると案内されたホームで待っていると列車がやってきた。それに乗ったら・・・なんとリミニに到着。

それは、イタリアではよく起こることです・・・(笑)
ただ、時間の限られた旅行者には、とんでもない話ですよね!

是非、またボローニャに来ていただいて、そしてラヴェンナにもゆーっくり行ってきてください。そして、お勧めランチも食べてきてね♪
categoryイタリアでの休日の過ごし方  time17:53  authorkoseki 

Comments

Crudele さんのコメント:

ラヴェンナはあの時私も訪問しました。
列車のダイヤの乱れがあり、ラヴェンナ行きの列車が来ると案内されたホームで待っていると列車がやってきた。それに乗ったら・・・なんとリミニに到着。

ラヴェンナへはずいぶんと遠回りすることになりました。おかげで訪問時間も減り、曇り空でラヴェンナをあまり堪能できませんでした。

ああ・・・イタリアに、ボローニャに行きたいです。
2006-06-10 time23:32

中島 美弥子 さんのコメント:

シニョリーナさん

ラヴェンナいいですよね?。
私も大好き、お勧め!!
昔 添乗で軽く立ち寄っただけ、
しかも英語ガイドしかいなくて、
ガイド代わりもやらなきゃいけなくて
苦労したけれど、とっても良かった?
ラヴェンナと サンマリーノには
もう一度ゆっくり訪れてみたいと
思っています。

Crudeleさんが間違えて到着したリミニは
ドイツ人の大のお気にいり。
ドイツ語も通じちゃうし、、
ドイツ人ば?っかりー。
そこにあるキャンプ場には何度も
行っているので
その時に行ってみようと思いつつ、
太陽と海目的のドイツ人ばかりの中にいて
なかなか観光できないでいます。

イタリアのランチ、、のんびりしていて
いいですよね?。
仕事する気もうせちゃう、、
ワインやカフェがついていて
13ユーロなんてとってもお得、、

ピザだけでも単品で 最近ドイツでも
高くなって 7ー8ユーロ平気で
とりますもんね、、
やっぱり、リミニにいったら、絶対
行こうと思います。
もちろん、ボローニャにも!!
2006-06-11 time17:42

小関 智子 さんのコメント:

Crudeleさん、どうも!

そうだったのですか・・・それは大変でしたね・・・

>列車のダイヤの乱れがあり、ラヴェンナ行きの列車が来ると案内されたホームで待っていると列車がやってきた。それに乗ったら・・・なんとリミニに到着。

それは、イタリアではよく起こることです・・・(笑)
ただ、時間の限られた旅行者には、とんでもない話ですよね!

是非、またボローニャに来ていただいて、そしてラヴェンナにもゆーっくり行ってきてください。そして、お勧めランチも食べてきてね♪
2006-06-12 time12:15

tanabe さんのコメント:

kosekiさん、こんにちは。
久しぶりにウェブトラベルのトップページを見てましておいしそうなタイトルにふら~っと入ってきてしまいました。

ラヴェンナ、素晴らしいですよね!
何度でも見たい!!何度も行ける環境うらやましい限りです。

ラヴェンナでは私も印象深いランチを食べたことがあります。
Passatelli(パッサテッリ)というパスタの一種で
日本では見たこともないタイプのパスタ。。
ちなみに私が食べたのは「チーズと黒トリュフのパッサテッリ」、
思わず絶句・・・見た目がかなり・・・という料理でした。しかし、味はとても美味しく、ロマーニャ州のワインとも相性パッチリ◎!
これもロマーニャ料理の一つらしいですが食べたことありますか?イタリアではポピュラーだったりして!?

nakajimaさんの書いているリミニもご飯美味しいですよね~。
リミニで食べたシーフードリゾットと大オリープの肉詰めフライ(←これ郷土料理らしい)
ああ・・・また食べたくなってきました。
食べ物の話ばかりで食いしん坊なのバレバレですね(笑)
2006-06-16 time11:49

小関 智子 さんのコメント:

>ペコさーん、

やはり、ブログに直接コメントを書き込めない状態が続いていて、すっかりお返事おそくなりました。

わー、ラヴェンナで英語ガイドのみは、大変でしたね~、またガイドさんって、難しーこと言うんですよね・・私もよく、「こっちで調べたことを説明しますので、英語での説明は最小限にしてね」とお願いしていましたよ、そういう時。じゃないと、全部訳しきれていないことがバレバレなんで。でも、ガイドさんて、結局ものすごーくお話してくれちゃうんですよね・・・まあ、それが仕事なので当たり前ですが。(笑)

あっと、バラしちゃった・・・でも、もう時効ということで許してください!

今度、リミニに来られるときは、絶対に連絡くださいね!そのときには、ボローニャにも、是非是非寄ってくださいね!

>Tanabeさん、

こんにちは!
Passatelli、なんともいえない感触、舌触りですよね~。こちらの郷土料理なので、時々食べる機会ありますよ!ただ、「チーズと黒トリュフ」という、豪華版は食べたこと無いですね~。ボローニャではこれ、スープ仕立てにしてよく食べるんですよ。美味しいですよ~。

それから、リミニといえば、シーフード!わたしも、思いっきりシーフード食べたくなったときには、リミニに行きます。なんといっても、シーフードの値段は、ボローニャよりもずっと安いですしね。オリーブの肉詰めも大好きです!

あれ、なんのお話でしたっけ?そうです、ラヴェンナでした!(笑)

私も食いしん坊なので、ついつい食べ物の話にばっかりなってしまします、いつも。(笑)
2006-06-16 time15:08