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2005-11-14
台湾の景勝地を巡る!レオの1人旅日記♪~Part 3~
3日目 2005年11月3日
台湾旅行3日目の朝である。
今日は、阿里山のご来光を見るため4:00に起床した。
日本でも毎朝5時に起床しているレオにとっては、4時起きといっても大して苦にならない。それは、台湾と日本は1時間時差がある関係で、日本時間では5時ということなのである。
ご来光見物は、阿里山観光の最大のハイライトである。
ご来光を見るには、阿里山駅から登山鉄道に乗車し、祝山駅を目指す。
昨日、ホテルチェックインの際に、明朝の日の出の時間を確認すると、6:31ということであった。
阿里山から祝山駅までの登山鉄道は、毎朝、日の出の時間に合わせて運行をしているので、毎日始発便の時間が異なるのである。
そのため、必ず、前日にホテルで明日の始発便の時間を確認しておかなければならないのである。
明日の始発便は、阿里山駅を5:20に出発するということである。
阿里山にあるいずれのホテルも、宿泊客がご来光見物に行くことは、わかっているので、モーニングコールの時間もホテル側が設定をしてくれる。
モーニングコールは4:30ということであったので、レオはモーニングコールより一足先に起床したということであった。
ホテルを5時に出発し、阿里山駅へと向かった。
まだ日の出前なので、辺りは真っ暗である。
空を見上げると、オリオン座が美しく輝いている。
海抜2000m超の山にいるので、さぞかし気温が低いかと思われるが、それでも温帯地域なので、早朝の気温は7~8℃位ではないだろうか。
しかし、防寒着は必携である。
5:10に駅に到着し、祝山までの切符を買った。
(阿里山→祝山 片道 大人1名 TWD100)
次第に、駅に人が集まってきた。
列車が駅に到着すると、乗客は次々と列車に乗り込み、予定より5分ほど遅れて
5:25に列車は阿里山駅を出発した。
阿里山駅から祝山駅までは、列車で約20分ほどである。
列車が出発し、しばらくすると周囲が明るくなってきた。
「ひよっとして、祝山に到着する前に日の出にならない?」
と少々心配をしたレオであったが、そんな心配は無用であった。
5:45頃、祝山駅に列車が到着した。
改札口付近には、「本日の最終列車7:00」という表示がある。
阿里山~祝山線は、ご来光を見るためだけに運行をしている列車なので、1日往復1便のみの運行なのである。
そのため、7:00の列車に乗り遅れると、徒歩で阿里山まで戻らなければならない。
祝山~沼平~阿里山へは森林レジャーコースという散策路もあるので、徒歩で沼平や阿里山まで戻る人もいる。
レオの計画では、7時の列車で沼平まで行き、沼平から徒歩で森林レジャーコースを散策し、阿里山まで戻ろうと考えた。
祝山駅改札を出ると、朝食と土産物の屋台が数軒並んでおり、展望台もある。
しかし、駅からつづく坂道を10分ほど上っていくと、“観日楼”という、もう1つの展望台があるので、ここからご来光を見物することにした。
観日楼に到着し、日が昇ってくるであろう方向の山を見ながら、固唾を呑んで日の出を待った。
6:31、キタ━(゚∀゚)━!!!!!!!!!!!!!!
ついにその時が訪れたのであった。
<阿里山の日の出ダイジェスト>
待ちに待ったご来光を拝むことができ、駅まで戻ることにした。
駅に到着すると、ほどよくお腹も空いてきたので、先ほどの売店で朝食を購入した。本日の朝食は、全然甘くないフレンチトーストと温かい缶コーヒーである。
その後、7:00の列車に乗車し、森林散策をすべく沼平に向かった。
7:10 沼平に到着し、さっそく森林散策開始である。
沼平駅からは遊歩道が続いているので、その遊歩道と案内板に沿って進めばよいのである。主だった森林遊楽区の観光ポイントを巡り、阿里山のホテルへ到着するまでには、約2時間要する。
<阿里山森林遊楽区>
姉妹譚 香林橋
受鎮宮 三代木
象鼻木 慈雲寺
森林遊楽区散策の間、どこからともなく野良犬がやってきて、レオのお伴として2時間一緒に散策をした。レオが休憩すると、犬も共に休憩をし、レオが歩き出すと犬も一緒に歩きだし、レオが立ち止まると犬も同様に立ち止まるといった具合である。
なんという忠犬であろうか・・・・。
散策後、阿里山の集落に戻ってくると、忠犬はそこでレオとは別れた。
「ありがとう、忠犬!共に散策してくれて・・・。」
心に思うレオであった。
ホテルに9:00に戻ったレオは、10:00発の嘉義行きのバスに乗り、嘉義に向かうことにした。(阿里山~嘉義 嘉義客運バス 大人1名 TWD200)
阿里山から嘉義までは、山道を約2時間半、ひたすら下ることになる。
ぐねぐねとバスは蛇行しながら、進んでゆく。
高山病なのか、車酔いなのかわからないが、阿里山を出発し、しばらくすると、頭が痛くなり、胃が気持ち悪くなってきた。
嘉義に到着後、嘉義で評判の?肉飯を食べようと計画していたレオは、なんとしてでもこの不快な胃を治さなければならないと必至なのであった。
かばんから胃薬を取り出し、とりあえず飲んで様子を見ることにした。
山道を下り、市街地の平坦な道まで進んでくると、先ほど飲んだ胃薬が効いたのか、次第に胃の具合も良くなって、レオの腹具合も?肉飯を受け入れるべく準備は万端である♪
予定よりも30分早く、12:00にバスは嘉義駅に到着した。
さて、これから嘉義駅から徒歩10分ほどの場所にある、「噴水?肉飯」に、いざ出陣だ!
嘉義の名物料理というと“?肉飯”。
“噴水?肉飯”という店は、その名物料理発祥の店である。
台湾に来るときに利用した日本アジア航空の機内誌にもこの店のことが、掲載されていた。
その掲載記事によると、“?肉飯”といえば、肉が細かく裂いてある“?絲飯”が一般的なのだが、実は地元嘉義で人気なのは、モモ肉の薄切りをご飯にかけた“?片飯”ということである。
これは、地元で人気の“?片飯”をなんとしてでも食せねば・・・・。
“噴水?肉飯”に到着後、早速、席に着いた。
そうすると、店員が私の顔を見るなり、オーダーを何も聞かずに、テーブルの上に勝手に“?絲飯”を置いて立ち去っていった。
「おい!今日、私が食べたいのは“?絲飯”じゃあなぁーーーーーいっ」
店員をなんとか呼び戻したのだが、店の者は私の行動を不思議そうな顔をして見つめている。
私は、往路の機内から持ち出した機内誌の“?片飯”の写真を指差した。
ようやく、私が食べたいものが“?片飯”だと理解できたようで、先ほどの“?絲飯”は下げられ、私の目の前に“?片飯”がやってきた♪
早速、食してみた。
「なんとも見た目とは異なり、あっさりとした上品な味ではないか!う~ん、美味いっ!」
“?片飯” 1杯 TWD50
念願であった“?片飯”を食べ、すっかりお腹も心も満たされたレオは、13:00発台北行きの國光客運バスに乗車し、一路、台北に戻ることにした。
(嘉義~台北 大人1名 平日割引 TWD320)
バスに乗車してみると、これまた豪華設備である。
座席もゆったりしており、各シートごとにテレビが搭載され、ゲームのリモコンも付いているので、テレビゲームも楽しめるようである。当然、後方にはトイレの設置もある。おまけに今回のバスは、乗車の際にミネラルウォーターを無料で配付しているではないか。
嘉義から台北まで約3時間15分、ようやく台北に到着したのは、16:15であった。
本日のお宿は、「CITY SUITES HOTEL」(城市商旅)という台北駅から徒歩5~8分ほどのホテルである。
しかし、台北駅到着後、歩けど歩けど目的のホテルにはなかなか辿り着かない。
ホテルの案内では徒歩5~8分となっているが、大きな間違いである。
徒歩25分程かかってようやくホテルに到着したのであった。
さて、本日のもう1つのレオのお楽しみは“小籠包”を食することである!
台北は、以前にも訪問したことがあるが、本当に“美味しい食には事欠かない都市”なのである。
食べ歩きが好きなレオには、とっても魅力的な都市なのである。
さてさて、今日はどこのお店で“小籠包”を食そうかと、数日前からガイドブックで適当な店を探していた。
嘉義から台北までのバスに乗車している間も、すでに“小籠包”のことで頭がいっぱいである。
台北で“小籠包”の名店として世界的に知られているのは、「鼎泰豊」という店である。日本を始め世界各地にも支店がある。
日本から台北へのツアーでも必ずといっていいほど、「鼎泰豊」での食事が含まれている。
数年前に、ツアーで台北を訪れた際も、「鼎泰豊」で食事をしたことがあるのだが、その時食べた“小籠包”の味が忘れられず、今日の夕食は、「鼎泰豊」で“小籠包”を食べることにした。
ただ、1つ問題なのは、「鼎泰豊」の本店は、非常に交通の便が悪い場所にあるのである。MRT(地下鉄)の最寄駅から、徒歩20分ほどは歩くのである。
すでに、台北駅から25分、荷物を持ってホテルまで辿り着いたレオには、とても疲れて歩く元気はない。
しかし、「鼎泰豊」の支店であれば、比較的交通便の良い場所にあるので、本日は支店を訪れることにした。
MRT(地下鉄)国父記念館で下車し、そこから徒歩5分程度の所に「鼎泰豊」の支店はあった。
19時頃とあって、店内はとても賑わっている。
入り口で日本語のメニューをもらい、テーブルに案内をされ、お目当ての
“小籠包”と“酸辣湯の中”を注文した。
しばらくすると店員がやってきて、“酸辣湯”の中サイズは1人では、量が多すぎるので、小サイズで充分だと言う。
ということで、改めて“酸辣湯の小”を注文し、注文の品をわくわくしながら待った♪
来たーー!!念願の“小籠包”である。
早速、食してみた。
「あれ?あれれ・・・・・・・・。」
本店とは異なり、“小籠包”はなんだか冷めており、あまり美味しくない・・・・・。
“小籠包”はあつあつで、口に入れると中からスープがじゅわっとひろがってこそ、美味しいのである。
“酸辣湯”はそれなりの味である。
東京の汐留支店で食べた“小籠包”と“酸辣湯”の方がよほど美味しい。
期待はずれであった・・・・・。
「明日こそ別の店で美味しい小籠包を食べるぞ!!」と本日のリベンジを心に誓い、一人ホテルへ戻るレオであった・・・・・・。
<レオのお財布>
阿里山~祝山 登山鉄道 TWD100
祝山~沼平 登山鉄道 TWD100
阿里山~嘉義 嘉義客運バス TWD200
嘉義~台北 國光客運バス TWD320
民権西路~国父記念館 MRT TWD 25
国父記念館~台北駅 MRT TWD 20
朝食 TWD 60
昼食 TWD 50
夕食 TWD230
宿泊代 TWD3,630
==========================
TWD4,735
*1TWD=約35円
台湾旅行3日目の朝である。
今日は、阿里山のご来光を見るため4:00に起床した。
日本でも毎朝5時に起床しているレオにとっては、4時起きといっても大して苦にならない。それは、台湾と日本は1時間時差がある関係で、日本時間では5時ということなのである。
ご来光見物は、阿里山観光の最大のハイライトである。
ご来光を見るには、阿里山駅から登山鉄道に乗車し、祝山駅を目指す。
昨日、ホテルチェックインの際に、明朝の日の出の時間を確認すると、6:31ということであった。
阿里山から祝山駅までの登山鉄道は、毎朝、日の出の時間に合わせて運行をしているので、毎日始発便の時間が異なるのである。
そのため、必ず、前日にホテルで明日の始発便の時間を確認しておかなければならないのである。
明日の始発便は、阿里山駅を5:20に出発するということである。
阿里山にあるいずれのホテルも、宿泊客がご来光見物に行くことは、わかっているので、モーニングコールの時間もホテル側が設定をしてくれる。
モーニングコールは4:30ということであったので、レオはモーニングコールより一足先に起床したということであった。
ホテルを5時に出発し、阿里山駅へと向かった。
まだ日の出前なので、辺りは真っ暗である。
空を見上げると、オリオン座が美しく輝いている。
海抜2000m超の山にいるので、さぞかし気温が低いかと思われるが、それでも温帯地域なので、早朝の気温は7~8℃位ではないだろうか。
しかし、防寒着は必携である。
5:10に駅に到着し、祝山までの切符を買った。
(阿里山→祝山 片道 大人1名 TWD100)
次第に、駅に人が集まってきた。
列車が駅に到着すると、乗客は次々と列車に乗り込み、予定より5分ほど遅れて
5:25に列車は阿里山駅を出発した。
阿里山駅から祝山駅までは、列車で約20分ほどである。
列車が出発し、しばらくすると周囲が明るくなってきた。
「ひよっとして、祝山に到着する前に日の出にならない?」
と少々心配をしたレオであったが、そんな心配は無用であった。
5:45頃、祝山駅に列車が到着した。
改札口付近には、「本日の最終列車7:00」という表示がある。
阿里山~祝山線は、ご来光を見るためだけに運行をしている列車なので、1日往復1便のみの運行なのである。
そのため、7:00の列車に乗り遅れると、徒歩で阿里山まで戻らなければならない。
祝山~沼平~阿里山へは森林レジャーコースという散策路もあるので、徒歩で沼平や阿里山まで戻る人もいる。
レオの計画では、7時の列車で沼平まで行き、沼平から徒歩で森林レジャーコースを散策し、阿里山まで戻ろうと考えた。
祝山駅改札を出ると、朝食と土産物の屋台が数軒並んでおり、展望台もある。
しかし、駅からつづく坂道を10分ほど上っていくと、“観日楼”という、もう1つの展望台があるので、ここからご来光を見物することにした。
観日楼に到着し、日が昇ってくるであろう方向の山を見ながら、固唾を呑んで日の出を待った。
6:31、キタ━(゚∀゚)━!!!!!!!!!!!!!!
ついにその時が訪れたのであった。
<阿里山の日の出ダイジェスト>
待ちに待ったご来光を拝むことができ、駅まで戻ることにした。
駅に到着すると、ほどよくお腹も空いてきたので、先ほどの売店で朝食を購入した。本日の朝食は、全然甘くないフレンチトーストと温かい缶コーヒーである。
その後、7:00の列車に乗車し、森林散策をすべく沼平に向かった。
7:10 沼平に到着し、さっそく森林散策開始である。
沼平駅からは遊歩道が続いているので、その遊歩道と案内板に沿って進めばよいのである。主だった森林遊楽区の観光ポイントを巡り、阿里山のホテルへ到着するまでには、約2時間要する。
<阿里山森林遊楽区>
姉妹譚 香林橋
受鎮宮 三代木
象鼻木 慈雲寺
森林遊楽区散策の間、どこからともなく野良犬がやってきて、レオのお伴として2時間一緒に散策をした。レオが休憩すると、犬も共に休憩をし、レオが歩き出すと犬も一緒に歩きだし、レオが立ち止まると犬も同様に立ち止まるといった具合である。
なんという忠犬であろうか・・・・。
散策後、阿里山の集落に戻ってくると、忠犬はそこでレオとは別れた。
「ありがとう、忠犬!共に散策してくれて・・・。」
心に思うレオであった。
ホテルに9:00に戻ったレオは、10:00発の嘉義行きのバスに乗り、嘉義に向かうことにした。(阿里山~嘉義 嘉義客運バス 大人1名 TWD200)
阿里山から嘉義までは、山道を約2時間半、ひたすら下ることになる。
ぐねぐねとバスは蛇行しながら、進んでゆく。
高山病なのか、車酔いなのかわからないが、阿里山を出発し、しばらくすると、頭が痛くなり、胃が気持ち悪くなってきた。
嘉義に到着後、嘉義で評判の?肉飯を食べようと計画していたレオは、なんとしてでもこの不快な胃を治さなければならないと必至なのであった。
かばんから胃薬を取り出し、とりあえず飲んで様子を見ることにした。
山道を下り、市街地の平坦な道まで進んでくると、先ほど飲んだ胃薬が効いたのか、次第に胃の具合も良くなって、レオの腹具合も?肉飯を受け入れるべく準備は万端である♪
予定よりも30分早く、12:00にバスは嘉義駅に到着した。
さて、これから嘉義駅から徒歩10分ほどの場所にある、「噴水?肉飯」に、いざ出陣だ!
嘉義の名物料理というと“?肉飯”。
“噴水?肉飯”という店は、その名物料理発祥の店である。
台湾に来るときに利用した日本アジア航空の機内誌にもこの店のことが、掲載されていた。
その掲載記事によると、“?肉飯”といえば、肉が細かく裂いてある“?絲飯”が一般的なのだが、実は地元嘉義で人気なのは、モモ肉の薄切りをご飯にかけた“?片飯”ということである。
これは、地元で人気の“?片飯”をなんとしてでも食せねば・・・・。
“噴水?肉飯”に到着後、早速、席に着いた。
そうすると、店員が私の顔を見るなり、オーダーを何も聞かずに、テーブルの上に勝手に“?絲飯”を置いて立ち去っていった。
「おい!今日、私が食べたいのは“?絲飯”じゃあなぁーーーーーいっ」
店員をなんとか呼び戻したのだが、店の者は私の行動を不思議そうな顔をして見つめている。
私は、往路の機内から持ち出した機内誌の“?片飯”の写真を指差した。
ようやく、私が食べたいものが“?片飯”だと理解できたようで、先ほどの“?絲飯”は下げられ、私の目の前に“?片飯”がやってきた♪
早速、食してみた。
「なんとも見た目とは異なり、あっさりとした上品な味ではないか!う~ん、美味いっ!」
“?片飯” 1杯 TWD50
念願であった“?片飯”を食べ、すっかりお腹も心も満たされたレオは、13:00発台北行きの國光客運バスに乗車し、一路、台北に戻ることにした。
(嘉義~台北 大人1名 平日割引 TWD320)
バスに乗車してみると、これまた豪華設備である。
座席もゆったりしており、各シートごとにテレビが搭載され、ゲームのリモコンも付いているので、テレビゲームも楽しめるようである。当然、後方にはトイレの設置もある。おまけに今回のバスは、乗車の際にミネラルウォーターを無料で配付しているではないか。
嘉義から台北まで約3時間15分、ようやく台北に到着したのは、16:15であった。
本日のお宿は、「CITY SUITES HOTEL」(城市商旅)という台北駅から徒歩5~8分ほどのホテルである。
しかし、台北駅到着後、歩けど歩けど目的のホテルにはなかなか辿り着かない。
ホテルの案内では徒歩5~8分となっているが、大きな間違いである。
徒歩25分程かかってようやくホテルに到着したのであった。
さて、本日のもう1つのレオのお楽しみは“小籠包”を食することである!
台北は、以前にも訪問したことがあるが、本当に“美味しい食には事欠かない都市”なのである。
食べ歩きが好きなレオには、とっても魅力的な都市なのである。
さてさて、今日はどこのお店で“小籠包”を食そうかと、数日前からガイドブックで適当な店を探していた。
嘉義から台北までのバスに乗車している間も、すでに“小籠包”のことで頭がいっぱいである。
台北で“小籠包”の名店として世界的に知られているのは、「鼎泰豊」という店である。日本を始め世界各地にも支店がある。
日本から台北へのツアーでも必ずといっていいほど、「鼎泰豊」での食事が含まれている。
数年前に、ツアーで台北を訪れた際も、「鼎泰豊」で食事をしたことがあるのだが、その時食べた“小籠包”の味が忘れられず、今日の夕食は、「鼎泰豊」で“小籠包”を食べることにした。
ただ、1つ問題なのは、「鼎泰豊」の本店は、非常に交通の便が悪い場所にあるのである。MRT(地下鉄)の最寄駅から、徒歩20分ほどは歩くのである。
すでに、台北駅から25分、荷物を持ってホテルまで辿り着いたレオには、とても疲れて歩く元気はない。
しかし、「鼎泰豊」の支店であれば、比較的交通便の良い場所にあるので、本日は支店を訪れることにした。
MRT(地下鉄)国父記念館で下車し、そこから徒歩5分程度の所に「鼎泰豊」の支店はあった。
19時頃とあって、店内はとても賑わっている。
入り口で日本語のメニューをもらい、テーブルに案内をされ、お目当ての
“小籠包”と“酸辣湯の中”を注文した。
しばらくすると店員がやってきて、“酸辣湯”の中サイズは1人では、量が多すぎるので、小サイズで充分だと言う。
ということで、改めて“酸辣湯の小”を注文し、注文の品をわくわくしながら待った♪
来たーー!!念願の“小籠包”である。
早速、食してみた。
「あれ?あれれ・・・・・・・・。」
本店とは異なり、“小籠包”はなんだか冷めており、あまり美味しくない・・・・・。
“小籠包”はあつあつで、口に入れると中からスープがじゅわっとひろがってこそ、美味しいのである。
“酸辣湯”はそれなりの味である。
東京の汐留支店で食べた“小籠包”と“酸辣湯”の方がよほど美味しい。
期待はずれであった・・・・・。
「明日こそ別の店で美味しい小籠包を食べるぞ!!」と本日のリベンジを心に誓い、一人ホテルへ戻るレオであった・・・・・・。
<レオのお財布>
阿里山~祝山 登山鉄道 TWD100
祝山~沼平 登山鉄道 TWD100
阿里山~嘉義 嘉義客運バス TWD200
嘉義~台北 國光客運バス TWD320
民権西路~国父記念館 MRT TWD 25
国父記念館~台北駅 MRT TWD 20
朝食 TWD 60
昼食 TWD 50
夕食 TWD230
宿泊代 TWD3,630
==========================
TWD4,735
*1TWD=約35円
2005-11-11
台湾の景勝地を巡る!レオの1人旅日記♪~Part 2~
2日目 2005年11月2日 日月譚~阿里山
台湾旅行2日目の朝を迎えた。
今日は、私の3?回目の誕生日である。
目が覚めると、ホテルの部屋の窓より美しい日月譚の光景が目の前に広がっている。朝もやに浮かぶ日月譚の姿は非常に幻想的である。
しばし、美しい日月譚に目を奪われていると、次第に陽が昇り、光が眩しいほどに部屋に差し込んできた。
さあ、朝食を食べてさっそく日月譚を散策だ!
本日は、阿里山というご来光の名所に向かわなければならないため、バスや列車の時間などもあり、9:30には日月譚を出発しなければならない。
日月譚周辺には、文武廟、玄奘寺、慈恩塔、といった名所がいくつかあるのだが、日月譚周辺の観光はタクシーをチャーターするしか方法がないため、とても1~2時間という短い時間では巡ることができないのである。
そのため、今回の旅行では、これら名所の観光は断念をして、ホテル付近の湖畔散策と“ザ・ラルー”という蒋介石の別荘を利用した最高級リゾートホテルのみ訪れることにした。
湖周辺には、遊歩道が整備されており、朝の散歩にはとても都合が良い。
最高級リゾートホテル“ザ・ラルー”は、繁華街から少し離れた見晴らしの良い高台の上に建っている。
宿泊料金が1ベッドルーム1泊TWD13,800(約¥48,500)だ。
とても高い・・・。旦那に以前「ここに宿泊してみたいんだけど・・・・」と話してみた。
旦那:「どうせ、すぐに爆睡して寝るんだから、どこに泊まっても同じだろ。」
確かに旦那の言うとおりであった・・・・。
旦那の言葉に言い返すことができなかった私は悔しいので、「とりあえず外観だけでも・・・・」と思い、“ザ・ラルー”を訪れたのであった。
<ザ・ラルーから見た日月譚>
湖畔と“ザ・ラルー”を散策してホテルに戻ると9:00になっていた。
身支度を整えチェックアウトをし、バスに乗車して日月譚を後にした。
日月譚から本日宿泊予定の阿里山までは、以下のような経路である。
<日月譚~阿里山までの経路>
日月譚~水里 豊榮バス 大人1名 TWD46
水里~二水~嘉義 台湾鉄道 大人1名 TWD113
嘉義~阿里山 阿里山登山鉄道 大人1名 TWD399
日月譚を9時30分に出発しても、阿里山に到着するのは17時である。
今日は移動の1日となりそうだ。
しかし、本日のレオの楽しみは阿里山登山鉄道に乗車することなのである♪
阿里山登山鉄道とはヒマラヤ、アンデスと並び、世界三大登山鉄道のひとつに数えられている。海抜30mの嘉義から、同じく2216mの阿里山まで、全長71.4km、熱帯から亜熱帯、温帯と、3つの気候区分にまたがっており、車窓に広がるダイナミックな景観とともに、標高の違いにより様々な植生が楽しめるのも魅力である。
登山鉄道始発駅である嘉義から阿里山へは1日1便しか運行していない。
13:30に嘉義を出発し、3時間半をかけて阿里山まで到達するのである。
登山鉄道以外の阿里山への移動手段としては、嘉義客運バスがある。
こちらは1日5便運行があり、約2時間半で嘉義~阿里山を結んでいる。
阿里山といえば登山鉄道が阿里山観光のみどころの1つと言えるため、乗車しなければ阿里山に来る意味がないのである。
台湾鉄道で嘉義に12:45に到着した後、駅で簡単に昼食を済ませ、13:30登山鉄道に乗車し、嘉義を出発した。
阿里山登山鉄道
登山鉄道車内は、<左側が2席> 通路 <右側1席> という作りになっており、座席もこじんまりとしており非常に狭い。
車両は4両編成で車両ごとにトイレの設置もある。
内装は鉄道の古びた外観とは異なり、比較的新しく綺麗である。
列車が出発し、しばらくして何故登山列車の作りが狭いかが明らかになった。
嘉義を出発した列車は、山間部に入るまでのしばらくの間、街中を抜けていくのだが、民家の軒先すれすれの所を走るのである。民家と線路との間隔は1mあるかないかというほどである。
乗客は、民家にぶち当たるのではないかとスリルたっぷりなのである。(冷や汗)
そのため、列車の作りを小さくしないと通行ができないということなのだ。
列車は、街中から山間部に入ってきた。ディーゼル機関車は、最後尾から列車を押し上げ、途中、ぐるぐるとらせんを描くようにして、急峻な山岳地帯を突破する。
車窓から美しい光景が見えるたびに、乗客が歓声を上げ、立ち上がる。
登山鉄道のBGMには、日本の演歌のカラオケが流れている。
車窓から見える風景をカメラに収めようと試みるが、揺れが激しく、まともに写真を撮ることは困難である。
2時間ほど過ぎると、登山鉄道中間地点にあたる奮起湖駅に到着した。
列車が奮起湖駅に到着すると、行商のおばさんがすかさず列車に乗り込み、果物や奮起湖名物の高原野菜を使ったお弁当を販売し始めた。
奮起湖は列車の停車時間が長いこともあり、乗客もホームに降り立ち、しばし写真撮影である。
奮起湖から終着駅の阿里山までは、約1時間半。
奮起湖を出発した列車は、登山鉄道名物“スイッチバック”を4度繰り返した後、
ようやく阿里山駅に到着した。
阿里山駅に到着すると、改札手前に小さな小屋があるので、そこで阿里山森林遊楽区入山料を支払い(大人1名 閑散期TWD150)、改札口で入山チケットを見せて阿里山に入山するのである。
改札口を抜けると、私の目の前には雲海に阿里山の山々が浮かんでいた。
まさに“絶景!!”である。水墨画のような美しい夕暮れの光景である。
<夕暮れの阿里山の雲海>
阿里山到着後、本日の宿探しが始まった。
今回の旅行では阿里山のみホテルの予約を事前にしていなかったのである。
それは、日本での事前調査によると、阿里山のホテルは閑散期には、交渉次第で通常料金の半額で宿泊できるという情報を得ていたからである。
関西人の商魂たくましいレオは、なんとか格安で宿泊しようと考えていたのである。
レオが宿泊しようとが考えているホテルは“高峰大飯店”である。このホテルを選んだ理由は、阿里山駅周辺のホテルでは一番高級そうに感じたからである。
阿里山到着後、すぐに目的のホテルを目指した。
阿里山のホテル街は、土産物店、飲食店、バスターミナルが集まる広場の裏手に集中している。
すぐに目的のホテルは見つかった。
“高峰大飯店”はガイドブックなどから得られる情報では、
通常期で1泊 TWD3,600 くらいということである。
なんとか1泊 TWD2,000になれば御の字かな?と考えた。
早速、交渉である。
レオ:「シングル1室空室ありますか?」
ホテルフロント:「1室だけあるよ。この部屋だけど(部屋の写真を見せる)」
レオ:「いくらですか?」
ホテルフロント:「1泊 TWD1,200だよ」
レオ:「OK」
即決である。当初考えていた予算より大幅に下回るのである。
フロントの人は、さっそく部屋まで私を連れていき部屋を実際に見せてくれた。
部屋は、ホテル入り口横のこじんまりとした清潔な部屋であった。
私は、再度「OK!」とフロントの人に伝えるとチェックインの手続きを済ませた。
荷物を部屋に置いた後は、飲食店や土産物店などが集まる広場に戻り、
本日の夕食探しである。
夕食は、メニューに英語で“ビーフ スキヤキ TWD350”と書いてあった鍋を食べることにした。
<ビーフスキヤキ鍋>
<阿里山ホテル街>
鍋の味は、はっきり言って私の口には合わなかった・・・・。
しかも、台湾の食事でTWD350とは料金が高い。
しかし残すのはもったいないので、まずくても、とにかく食べたのであった・・・完食。
夕食後、しばし土産物を物色し、“日出商店”というお店で阿里山名物のお茶と櫻花菓という茶菓子を購入した。このお店のご主人は、英語と片言の日本語を話すことができ親切である。
台北の新光三越百貨店にも支店があるということで、販売している商品も信頼できる。
台湾はお茶の産地として有名だが、お茶を購入する際は、粗悪品を高値で売りつけられる場合もあるので、注意が必要なのである。
しばし、店のご主人にお茶を試飲させてもらい、台湾のお茶についての話を聞くことができた。
すっかりお腹が満たされたので、宿に戻り明日のご来光見物に備えて早目に就寝することにした。
ホテルの部屋に戻ってから、即決して部屋を決めてしまったことを少し後悔をした。
それは、入り口横、フロント近くの部屋ということで、人の話し声が非常にうるさいのである。
しかし、我が旦那が認めるほど、どこでも爆睡することができるレオは、周囲の騒音などには動ずることなく就寝したのであった・・・。 z z z z z
<レオのお財布>
日月譚~水里 豊榮バス TWD 46
水里~二水~嘉義 台湾鉄道 TWD113
嘉義~阿里山 阿里山登山鉄道 TWD399
阿里山森林遊楽区入山料 TWD150
昼食 TWD140
夕食 TWD350
宿泊代 TWD1,200
=========================
TWD2,398
*1TWD=約35円
台湾旅行2日目の朝を迎えた。
今日は、私の3?回目の誕生日である。
目が覚めると、ホテルの部屋の窓より美しい日月譚の光景が目の前に広がっている。朝もやに浮かぶ日月譚の姿は非常に幻想的である。
しばし、美しい日月譚に目を奪われていると、次第に陽が昇り、光が眩しいほどに部屋に差し込んできた。
さあ、朝食を食べてさっそく日月譚を散策だ!
本日は、阿里山というご来光の名所に向かわなければならないため、バスや列車の時間などもあり、9:30には日月譚を出発しなければならない。
日月譚周辺には、文武廟、玄奘寺、慈恩塔、といった名所がいくつかあるのだが、日月譚周辺の観光はタクシーをチャーターするしか方法がないため、とても1~2時間という短い時間では巡ることができないのである。
そのため、今回の旅行では、これら名所の観光は断念をして、ホテル付近の湖畔散策と“ザ・ラルー”という蒋介石の別荘を利用した最高級リゾートホテルのみ訪れることにした。
湖周辺には、遊歩道が整備されており、朝の散歩にはとても都合が良い。
最高級リゾートホテル“ザ・ラルー”は、繁華街から少し離れた見晴らしの良い高台の上に建っている。
宿泊料金が1ベッドルーム1泊TWD13,800(約¥48,500)だ。
とても高い・・・。旦那に以前「ここに宿泊してみたいんだけど・・・・」と話してみた。
旦那:「どうせ、すぐに爆睡して寝るんだから、どこに泊まっても同じだろ。」
確かに旦那の言うとおりであった・・・・。
旦那の言葉に言い返すことができなかった私は悔しいので、「とりあえず外観だけでも・・・・」と思い、“ザ・ラルー”を訪れたのであった。
<ザ・ラルーから見た日月譚>
湖畔と“ザ・ラルー”を散策してホテルに戻ると9:00になっていた。
身支度を整えチェックアウトをし、バスに乗車して日月譚を後にした。
日月譚から本日宿泊予定の阿里山までは、以下のような経路である。
<日月譚~阿里山までの経路>
日月譚~水里 豊榮バス 大人1名 TWD46
水里~二水~嘉義 台湾鉄道 大人1名 TWD113
嘉義~阿里山 阿里山登山鉄道 大人1名 TWD399
日月譚を9時30分に出発しても、阿里山に到着するのは17時である。
今日は移動の1日となりそうだ。
しかし、本日のレオの楽しみは阿里山登山鉄道に乗車することなのである♪
阿里山登山鉄道とはヒマラヤ、アンデスと並び、世界三大登山鉄道のひとつに数えられている。海抜30mの嘉義から、同じく2216mの阿里山まで、全長71.4km、熱帯から亜熱帯、温帯と、3つの気候区分にまたがっており、車窓に広がるダイナミックな景観とともに、標高の違いにより様々な植生が楽しめるのも魅力である。
登山鉄道始発駅である嘉義から阿里山へは1日1便しか運行していない。
13:30に嘉義を出発し、3時間半をかけて阿里山まで到達するのである。
登山鉄道以外の阿里山への移動手段としては、嘉義客運バスがある。
こちらは1日5便運行があり、約2時間半で嘉義~阿里山を結んでいる。
阿里山といえば登山鉄道が阿里山観光のみどころの1つと言えるため、乗車しなければ阿里山に来る意味がないのである。
台湾鉄道で嘉義に12:45に到着した後、駅で簡単に昼食を済ませ、13:30登山鉄道に乗車し、嘉義を出発した。
阿里山登山鉄道
登山鉄道車内は、<左側が2席> 通路 <右側1席> という作りになっており、座席もこじんまりとしており非常に狭い。
車両は4両編成で車両ごとにトイレの設置もある。
内装は鉄道の古びた外観とは異なり、比較的新しく綺麗である。
列車が出発し、しばらくして何故登山列車の作りが狭いかが明らかになった。
嘉義を出発した列車は、山間部に入るまでのしばらくの間、街中を抜けていくのだが、民家の軒先すれすれの所を走るのである。民家と線路との間隔は1mあるかないかというほどである。
乗客は、民家にぶち当たるのではないかとスリルたっぷりなのである。(冷や汗)
そのため、列車の作りを小さくしないと通行ができないということなのだ。
列車は、街中から山間部に入ってきた。ディーゼル機関車は、最後尾から列車を押し上げ、途中、ぐるぐるとらせんを描くようにして、急峻な山岳地帯を突破する。
車窓から美しい光景が見えるたびに、乗客が歓声を上げ、立ち上がる。
登山鉄道のBGMには、日本の演歌のカラオケが流れている。
車窓から見える風景をカメラに収めようと試みるが、揺れが激しく、まともに写真を撮ることは困難である。
2時間ほど過ぎると、登山鉄道中間地点にあたる奮起湖駅に到着した。
列車が奮起湖駅に到着すると、行商のおばさんがすかさず列車に乗り込み、果物や奮起湖名物の高原野菜を使ったお弁当を販売し始めた。
奮起湖は列車の停車時間が長いこともあり、乗客もホームに降り立ち、しばし写真撮影である。
奮起湖から終着駅の阿里山までは、約1時間半。
奮起湖を出発した列車は、登山鉄道名物“スイッチバック”を4度繰り返した後、
ようやく阿里山駅に到着した。
阿里山駅に到着すると、改札手前に小さな小屋があるので、そこで阿里山森林遊楽区入山料を支払い(大人1名 閑散期TWD150)、改札口で入山チケットを見せて阿里山に入山するのである。
改札口を抜けると、私の目の前には雲海に阿里山の山々が浮かんでいた。
まさに“絶景!!”である。水墨画のような美しい夕暮れの光景である。
<夕暮れの阿里山の雲海>
阿里山到着後、本日の宿探しが始まった。
今回の旅行では阿里山のみホテルの予約を事前にしていなかったのである。
それは、日本での事前調査によると、阿里山のホテルは閑散期には、交渉次第で通常料金の半額で宿泊できるという情報を得ていたからである。
関西人の商魂たくましいレオは、なんとか格安で宿泊しようと考えていたのである。
レオが宿泊しようとが考えているホテルは“高峰大飯店”である。このホテルを選んだ理由は、阿里山駅周辺のホテルでは一番高級そうに感じたからである。
阿里山到着後、すぐに目的のホテルを目指した。
阿里山のホテル街は、土産物店、飲食店、バスターミナルが集まる広場の裏手に集中している。
すぐに目的のホテルは見つかった。
“高峰大飯店”はガイドブックなどから得られる情報では、
通常期で1泊 TWD3,600 くらいということである。
なんとか1泊 TWD2,000になれば御の字かな?と考えた。
早速、交渉である。
レオ:「シングル1室空室ありますか?」
ホテルフロント:「1室だけあるよ。この部屋だけど(部屋の写真を見せる)」
レオ:「いくらですか?」
ホテルフロント:「1泊 TWD1,200だよ」
レオ:「OK」
即決である。当初考えていた予算より大幅に下回るのである。
フロントの人は、さっそく部屋まで私を連れていき部屋を実際に見せてくれた。
部屋は、ホテル入り口横のこじんまりとした清潔な部屋であった。
私は、再度「OK!」とフロントの人に伝えるとチェックインの手続きを済ませた。
荷物を部屋に置いた後は、飲食店や土産物店などが集まる広場に戻り、
本日の夕食探しである。
夕食は、メニューに英語で“ビーフ スキヤキ TWD350”と書いてあった鍋を食べることにした。
<ビーフスキヤキ鍋>
<阿里山ホテル街>
鍋の味は、はっきり言って私の口には合わなかった・・・・。
しかも、台湾の食事でTWD350とは料金が高い。
しかし残すのはもったいないので、まずくても、とにかく食べたのであった・・・完食。
夕食後、しばし土産物を物色し、“日出商店”というお店で阿里山名物のお茶と櫻花菓という茶菓子を購入した。このお店のご主人は、英語と片言の日本語を話すことができ親切である。
台北の新光三越百貨店にも支店があるということで、販売している商品も信頼できる。
台湾はお茶の産地として有名だが、お茶を購入する際は、粗悪品を高値で売りつけられる場合もあるので、注意が必要なのである。
しばし、店のご主人にお茶を試飲させてもらい、台湾のお茶についての話を聞くことができた。
すっかりお腹が満たされたので、宿に戻り明日のご来光見物に備えて早目に就寝することにした。
ホテルの部屋に戻ってから、即決して部屋を決めてしまったことを少し後悔をした。
それは、入り口横、フロント近くの部屋ということで、人の話し声が非常にうるさいのである。
しかし、我が旦那が認めるほど、どこでも爆睡することができるレオは、周囲の騒音などには動ずることなく就寝したのであった・・・。 z z z z z
<レオのお財布>
日月譚~水里 豊榮バス TWD 46
水里~二水~嘉義 台湾鉄道 TWD113
嘉義~阿里山 阿里山登山鉄道 TWD399
阿里山森林遊楽区入山料 TWD150
昼食 TWD140
夕食 TWD350
宿泊代 TWD1,200
=========================
TWD2,398
*1TWD=約35円
2005-11-10
台湾の景勝地を巡る!レオの1人旅日記♪~Part 1~
10月中旬のある日、「台湾へ行くぞ!」と急に思い立ち、11月1日~5日に台湾へ
1人旅を敢行することにいたしました!
台湾への旅の目的は、以前から私が注目をしていた景勝地、日月譚、阿里山、
烏来、九扮、を巡ることです。
特に、日月譚、阿里山は台湾の人々にとっては、ハネムーンで訪れる場所として知られているようで、1人で行くには少々場違い?な気もしましたが、レオはそんなことは気にしないのです♪
さてさて、それではレオの台湾旅日記をご紹介いたします!
1日目 2005年11月1日 成田~日月譚
いよいよ、台湾への出発の朝を迎えた。
早朝6時に自宅を出発し、バス2本と京成線を乗り継ぎ、8時に成田空港着。
空港は、午前便の利用客ですでにごったがえしている。
「連休でもないのに、な、なんだこの人の数は・・・・・」と思いつつ、搭乗手続きを
済ませた。次は出国手続きだ!
この出国手続きもセキュリティーチェック、出国審査と長蛇の列で、結局手続きに
30分も要してしまった。
さていよいよ、成田を出発。
「今日の機内食は何だろう♪」と機内食に心を躍らせつつ、一路、台湾へ。
台湾到着!!
台北の中正国際空港到着後、國光客運の空港リムジンバスで台北市内へ。
(空港→台北市内 約50分 大人1人 TWD125)
本日は、その後台北市内のバスターミナルで日月譚行きのバスに乗り、日月譚まで行く予定なのである。
台北から日月譚までは、バスで通常4時間20分。
これまで台北から日月譚へは、國光客運バスターミナル西站より國光客運バス
(1日4便 大人1名 TWD465)に乗り、日月譚へ行く方法しかなかったのだが、
昨年より豊榮客運バスが日月譚への運行を開始し(ほぼ1時間おきに運行
大人1名 TWD400)、台北~日月譚への利便性が大きく向上したのである。
豊榮客運バスを利用した場合、私が日本で事前に調べた結果、台北→日月譚間が3時間半で行くことが可能ということである。
「國光客運バスより1時間も早く日月譚に到着し、しかも運賃が安いのであれば、
豊榮客運バスを利用するしかない!」と考えた私は、空港リムジンバスで、國光客運バスターミナルに到着したにもかかわらず、MRT(地下鉄)に乗り、豊榮客運バスターミナルである、忠孝復興駅へ向かった。
私が豊榮客運バスターミナルに到着したのが、14:20。
次の日月譚行きのバス出発は15:00である。
早速、窓口で切符を購入し、バス出発の時間まで周囲をうろうろとして待つことにした。
豊榮客運バス
15:00 いよいよバス出発である。
日月譚行きのバスは、定刻通り、台北を出発した。
バス車内は、広々としたふかふかのシートで乗り心地は抜群である。
長距離バスということで、車両後方にはトイレの設置もある。
バス前方には、テレビが2台備えられ、映画の上映も始まった。
音声は、座席のシート頭部クッションから聞こえてくる。
台湾は、バスによっては仕様が豪華だとは聞いていたが、噂に違わず快適な乗り心地である。
「15時に出発したのだから、順調にいくと18時半頃には日月譚に到着するだろう」と思っていたのだが、甘かった・・・・。
道路は混雑していることはなかったのだが、途中ドライバーは、馴染みの弁当屋で自分の弁当をピックアップ、ガソリンスタンドではバスの洗車をし始め(さすが台湾人・・・・)、結局しっかり4時間20分かかって日月譚に19時20分に到着したのであった。(こんなことなら、國光客運バスでも良かった・・・・)
日月譚に到着した際も、バスが停車した場所が日月譚とはわからず、そのままバスに乗車していると、ドライバーは車内を確認することもなく、バスを発車させたのであった。
発車後、2分ほどしてようやく私の存在に気がついたらしく、なにやら中国語で、
「何してるんだ!早く降りろ!」と言ったらしく、日月譚のバス停留所とは少し離れた場所で降ろされてしまった。
夜の19時過ぎともなると周囲は暗く、途中で降ろされた私は、「一体、ここはどこ?」
という状態である。
バスを降りるとすぐに、中年のおばさんが私に近づいてきた。民宿の客引きである。
私は英語で「すでにSPA HOTELというホテルを予約している。」と話したが、
通じたかどうかは怪しいものである。
私が「SPA HOTEL」と連発していると、客引きのおばさんは、私に手招きをして、自分について来いという。
不審に思いながら、おばさんの後についていくと、なんと、おばさんは私をSPA HOTELまで案内してくれたのであった!
「なんと親切なおばさんだ!おばさん、ありがとう!!」と感動しながら、ホテルへようやく到着!
ホテルでのチェックインを済ませ、部屋に荷物を置いた後、日月譚繁華街を夕食も兼ねて、少し散策をして見ることにした。
“日月譚”とは、湖の名前である。
当然、地名のごとく私が宿泊したホテルは湖畔に建つ、眺望抜群のホテルである。
湖畔を少し歩いてみたが、夜に到着をしているので、暗くて湖は良く見えない・・・・。繁華街といっても、オフシーズンの平日ということもあり閑散としている。
「明朝、美しい湖が見られることを期待しよう!」と心に思いつつ、こうして日月譚の夜は更けていくのであった・・・・・・。
<レオのお財布>
空港→台北 空港リムジンバス TWD 125
台北駅→忠孝復興駅 MRT TWD 20
台北→日月譚 豊榮客運バス TWD 400
夕食 TWD 170
宿泊代 TWD 3,000
======================
TWD 3,715
*1TWD=約35円
1人旅を敢行することにいたしました!
台湾への旅の目的は、以前から私が注目をしていた景勝地、日月譚、阿里山、
烏来、九扮、を巡ることです。
特に、日月譚、阿里山は台湾の人々にとっては、ハネムーンで訪れる場所として知られているようで、1人で行くには少々場違い?な気もしましたが、レオはそんなことは気にしないのです♪
さてさて、それではレオの台湾旅日記をご紹介いたします!
1日目 2005年11月1日 成田~日月譚
いよいよ、台湾への出発の朝を迎えた。
早朝6時に自宅を出発し、バス2本と京成線を乗り継ぎ、8時に成田空港着。
空港は、午前便の利用客ですでにごったがえしている。
「連休でもないのに、な、なんだこの人の数は・・・・・」と思いつつ、搭乗手続きを
済ませた。次は出国手続きだ!
この出国手続きもセキュリティーチェック、出国審査と長蛇の列で、結局手続きに
30分も要してしまった。
さていよいよ、成田を出発。
「今日の機内食は何だろう♪」と機内食に心を躍らせつつ、一路、台湾へ。
台湾到着!!
台北の中正国際空港到着後、國光客運の空港リムジンバスで台北市内へ。
(空港→台北市内 約50分 大人1人 TWD125)
本日は、その後台北市内のバスターミナルで日月譚行きのバスに乗り、日月譚まで行く予定なのである。
台北から日月譚までは、バスで通常4時間20分。
これまで台北から日月譚へは、國光客運バスターミナル西站より國光客運バス
(1日4便 大人1名 TWD465)に乗り、日月譚へ行く方法しかなかったのだが、
昨年より豊榮客運バスが日月譚への運行を開始し(ほぼ1時間おきに運行
大人1名 TWD400)、台北~日月譚への利便性が大きく向上したのである。
豊榮客運バスを利用した場合、私が日本で事前に調べた結果、台北→日月譚間が3時間半で行くことが可能ということである。
「國光客運バスより1時間も早く日月譚に到着し、しかも運賃が安いのであれば、
豊榮客運バスを利用するしかない!」と考えた私は、空港リムジンバスで、國光客運バスターミナルに到着したにもかかわらず、MRT(地下鉄)に乗り、豊榮客運バスターミナルである、忠孝復興駅へ向かった。
私が豊榮客運バスターミナルに到着したのが、14:20。
次の日月譚行きのバス出発は15:00である。
早速、窓口で切符を購入し、バス出発の時間まで周囲をうろうろとして待つことにした。
豊榮客運バス
15:00 いよいよバス出発である。
日月譚行きのバスは、定刻通り、台北を出発した。
バス車内は、広々としたふかふかのシートで乗り心地は抜群である。
長距離バスということで、車両後方にはトイレの設置もある。
バス前方には、テレビが2台備えられ、映画の上映も始まった。
音声は、座席のシート頭部クッションから聞こえてくる。
台湾は、バスによっては仕様が豪華だとは聞いていたが、噂に違わず快適な乗り心地である。
「15時に出発したのだから、順調にいくと18時半頃には日月譚に到着するだろう」と思っていたのだが、甘かった・・・・。
道路は混雑していることはなかったのだが、途中ドライバーは、馴染みの弁当屋で自分の弁当をピックアップ、ガソリンスタンドではバスの洗車をし始め(さすが台湾人・・・・)、結局しっかり4時間20分かかって日月譚に19時20分に到着したのであった。(こんなことなら、國光客運バスでも良かった・・・・)
日月譚に到着した際も、バスが停車した場所が日月譚とはわからず、そのままバスに乗車していると、ドライバーは車内を確認することもなく、バスを発車させたのであった。
発車後、2分ほどしてようやく私の存在に気がついたらしく、なにやら中国語で、
「何してるんだ!早く降りろ!」と言ったらしく、日月譚のバス停留所とは少し離れた場所で降ろされてしまった。
夜の19時過ぎともなると周囲は暗く、途中で降ろされた私は、「一体、ここはどこ?」
という状態である。
バスを降りるとすぐに、中年のおばさんが私に近づいてきた。民宿の客引きである。
私は英語で「すでにSPA HOTELというホテルを予約している。」と話したが、
通じたかどうかは怪しいものである。
私が「SPA HOTEL」と連発していると、客引きのおばさんは、私に手招きをして、自分について来いという。
不審に思いながら、おばさんの後についていくと、なんと、おばさんは私をSPA HOTELまで案内してくれたのであった!
「なんと親切なおばさんだ!おばさん、ありがとう!!」と感動しながら、ホテルへようやく到着!
ホテルでのチェックインを済ませ、部屋に荷物を置いた後、日月譚繁華街を夕食も兼ねて、少し散策をして見ることにした。
“日月譚”とは、湖の名前である。
当然、地名のごとく私が宿泊したホテルは湖畔に建つ、眺望抜群のホテルである。
湖畔を少し歩いてみたが、夜に到着をしているので、暗くて湖は良く見えない・・・・。繁華街といっても、オフシーズンの平日ということもあり閑散としている。
「明朝、美しい湖が見られることを期待しよう!」と心に思いつつ、こうして日月譚の夜は更けていくのであった・・・・・・。
<レオのお財布>
空港→台北 空港リムジンバス TWD 125
台北駅→忠孝復興駅 MRT TWD 20
台北→日月譚 豊榮客運バス TWD 400
夕食 TWD 170
宿泊代 TWD 3,000
======================
TWD 3,715
*1TWD=約35円