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南イタリアのナポリ近郊に、古代ローマ時代からリゾート地として人気のあるカプリ島があります。カプリ島で一番人気の青の洞窟は、既に古代ローマ時代に皇帝のプールとして使われていたと言われており、日本では添乗員付パックツアーでも定番の観光地となっています。
青の洞窟へは、ナポリのベヴェレッロ埠頭から出ている船で約1時間~1時間20分、カプリ島のメインの港マリーナ・グランデ Marina Grande に到着します。
そこから更にモーターボートに乗り(写真の黄色と白の縞模様の屋根が付いた船)、洞窟の入口に着いたら手漕ぎの小舟に乗り換えて洞窟内に入ります。
又はアナ・カプリ地区から青の洞窟行きのバスで約15分、岩場の階段を降りると洞窟に入る小舟が客待ちをしています。(写真の階段で待っている人は、アナ・カプリ地区からバスで来たと思われます。)
洞窟内は狭いので数分程度で1周できてしまいますが、深い青色がとてもきれいです。地盤沈下により洞窟開口部の下の部分が海面下となり、そこから入った太陽光線が洞窟内の海水を下から青く照らすそうです。洞窟を出た後は、行きに乗って来たモーターボートでマリーナ・グランデ港に戻ります。
青の洞窟へのボートツアーを主催している会社は、下記の2社があります。青の洞窟へ行くだけではなく、カプリ島を1周するツアーなどもあります。
Motoscafisti Capri(英語)
https://www.motoscafisticapri.com/
Laser Capri(英語)
https://www.lasercapri.com/en/index
【注意】両社とも、マリーナ・グランデと青の洞窟入口間の移動のみで、青の洞窟への入場料は別料金となっており現地で直接支払います。また洞窟入場用の手漕ぎの小舟の船頭さんに渡すチップとして、小銭を用意しておく必要があります。
サイトから申し込む以外に、現地のマリーナ・グランデにあるチケット売場で申し込む方法もあります。
グーグルマップ チケット売場
https://goo.gl/maps/SrUgmZKTTFv2JfPW7
自分で行くのが不安、又は時間が無い方は、ローマやナポリから出ている日帰りツアーが便利です。
カプリ島は青の洞窟だけではなく、他にも見どころがあります。
マリーナ・グランデから出ているケーブルカーで上っていくと、島の中心であるウンベルト1世広場 Piazza Umberto I があり、そこから素晴らしいパノラマを眺めることができます。
その広場から5~10分弱くらい歩いて行くと、アウグスト公園 Giardini d’Augusto があります。この公園の奥にある階段を上っていくと、ファラリオーニの岩島群が浮かぶ美しい青い海を眺めることができます。
アウグスト公園について(カプリ島公式サイト内 英語)
https://www.cittadicapri.it/en/s/augustus-gardens-via-krupp
更に時間があれば、アナ・カプリ地区にあるサン・ミケーレ教会 Chiesa di San Michele や、アンティークの家具が展示されているヴィッラ・サン・ミケーレ Villa San Michele を訪れたり、リフトでソラーロ山 Monte Solaro の頂上まで登って、素晴らしい海の眺望を堪能したりするのもおすすめです。
サン・ミケーレ教会公式サイト(英語)
http://www.chiesa-san-michele.com/lg/en/index.htm
ヴィッラ・サン・ミケーレ公式サイト(英語)
http://www.villasanmichele.eu/
ソラーロ山について(カプリ島公式サイト内 英語)
https://www.cittadicapri.it/en/s/mount-solaro-cetrella
青の洞窟についての注意点ですが、内部は太陽光線の角度の関係で午前中の方がきれいと言われているので、自分で行く場合はなるべく朝早めに出発した方がいいでしょう。
また、青の洞窟入口が混んでいると、洞窟入場用の小舟の上で長時間待たされることがあり、その小舟の揺れで船酔いする人もいます。乗り物酔いしやすい人は、酔い止めの薬を持って行った方がいいと思います。
また、下記の写真でご覧のように洞窟の入口は非常に低いため、少しでも波があると入れません。そのため、海が荒れやすいオフシーズン(11月~3月)は洞窟に入れる可能性が低いです。
一番入れる可能性が高いのが夏で約80%、その次が春と初秋(9~10月)で約60~70%、一番入れる可能性が低いのが11月~3月で約30%以下です。
カプリ島に宿泊する場合、夏、特に8月、8月の中でも日本のお盆にあたる中旬はシーズン真っ盛りのため、通常時期より宿泊料金が高く早めに空室が無くなってしまいます。8月の宿泊を計画の場合は、早めの予約が必要です。
逆にカプリ島は本来、夏のリゾート地なので11月~3月はオフシーズンになります。オフシーズン中でもカプリ島行きの船は減便ながら運行はしているので行くこと自体は可能ですが、ウンベルト1世広場に行くケーブルカーが運休だったり、飲食店やショップ、ホテルも休業のところがあります。
ローマやナポリから出ている日帰ツアーも、晩秋から冬の11月~2月はツアーの催行がありません。また、海自体が大荒れだと、カプリ島行きの船が出ないこともあります。リゾートらしい雰囲気を楽しむなら、シーズン中の訪問がおすすめです。
青の洞窟以外にも見どころがいっぱいのカプリ島。
時間の無い方は日帰りで、時間のある方は宿泊してのんびりと海のリゾートを楽しんでみてはいかがでしょうか。
2008-08-23
カプリ島 青の洞窟
南イタリアのナポリ近郊に、古代ローマ時代からリゾート地として人気のあるカプリ島があります。カプリ島で一番人気の青の洞窟は、既に古代ローマ時代に皇帝のプールとして使われていたと言われており、日本では添乗員付パックツアーでも定番の観光地となっています。
青の洞窟へは、ナポリのベヴェレッロ埠頭から出ている船で約1時間~1時間20分、カプリ島のメインの港マリーナ・グランデ Marina Grande に到着します。
そこから更にモーターボートに乗り(写真の黄色と白の縞模様の屋根が付いた船)、洞窟の入口に着いたら手漕ぎの小舟に乗り換えて洞窟内に入ります。
又はアナ・カプリ地区から青の洞窟行きのバスで約15分、岩場の階段を降りると洞窟に入る小舟が客待ちをしています。(写真の階段で待っている人は、アナ・カプリ地区からバスで来たと思われます。)
洞窟内は狭いので数分程度で1周できてしまいますが、深い青色がとてもきれいです。地盤沈下により洞窟開口部の下の部分が海面下となり、そこから入った太陽光線が洞窟内の海水を下から青く照らすそうです。洞窟を出た後は、行きに乗って来たモーターボートでマリーナ・グランデ港に戻ります。
青の洞窟へのボートツアーを主催している会社は、下記の2社があります。青の洞窟へ行くだけではなく、カプリ島を1周するツアーなどもあります。
Motoscafisti Capri(英語)
https://www.motoscafisticapri.com/
Laser Capri(英語)
https://www.lasercapri.com/en/index
【注意】両社とも、マリーナ・グランデと青の洞窟入口間の移動のみで、青の洞窟への入場料は別料金となっており現地で直接支払います。また洞窟入場用の手漕ぎの小舟の船頭さんに渡すチップとして、小銭を用意しておく必要があります。
サイトから申し込む以外に、現地のマリーナ・グランデにあるチケット売場で申し込む方法もあります。
グーグルマップ チケット売場
https://goo.gl/maps/SrUgmZKTTFv2JfPW7
自分で行くのが不安、又は時間が無い方は、ローマやナポリから出ている日帰りツアーが便利です。
カプリ島は青の洞窟だけではなく、他にも見どころがあります。
マリーナ・グランデから出ているケーブルカーで上っていくと、島の中心であるウンベルト1世広場 Piazza Umberto I があり、そこから素晴らしいパノラマを眺めることができます。
その広場から5~10分弱くらい歩いて行くと、アウグスト公園 Giardini d’Augusto があります。この公園の奥にある階段を上っていくと、ファラリオーニの岩島群が浮かぶ美しい青い海を眺めることができます。
アウグスト公園について(カプリ島公式サイト内 英語)
https://www.cittadicapri.it/en/s/augustus-gardens-via-krupp
更に時間があれば、アナ・カプリ地区にあるサン・ミケーレ教会 Chiesa di San Michele や、アンティークの家具が展示されているヴィッラ・サン・ミケーレ Villa San Michele を訪れたり、リフトでソラーロ山 Monte Solaro の頂上まで登って、素晴らしい海の眺望を堪能したりするのもおすすめです。
サン・ミケーレ教会公式サイト(英語)
http://www.chiesa-san-michele.com/lg/en/index.htm
ヴィッラ・サン・ミケーレ公式サイト(英語)
http://www.villasanmichele.eu/
ソラーロ山について(カプリ島公式サイト内 英語)
https://www.cittadicapri.it/en/s/mount-solaro-cetrella
青の洞窟についての注意点ですが、内部は太陽光線の角度の関係で午前中の方がきれいと言われているので、自分で行く場合はなるべく朝早めに出発した方がいいでしょう。
また、青の洞窟入口が混んでいると、洞窟入場用の小舟の上で長時間待たされることがあり、その小舟の揺れで船酔いする人もいます。乗り物酔いしやすい人は、酔い止めの薬を持って行った方がいいと思います。
また、下記の写真でご覧のように洞窟の入口は非常に低いため、少しでも波があると入れません。そのため、海が荒れやすいオフシーズン(11月~3月)は洞窟に入れる可能性が低いです。
一番入れる可能性が高いのが夏で約80%、その次が春と初秋(9~10月)で約60~70%、一番入れる可能性が低いのが11月~3月で約30%以下です。
カプリ島に宿泊する場合、夏、特に8月、8月の中でも日本のお盆にあたる中旬はシーズン真っ盛りのため、通常時期より宿泊料金が高く早めに空室が無くなってしまいます。8月の宿泊を計画の場合は、早めの予約が必要です。
逆にカプリ島は本来、夏のリゾート地なので11月~3月はオフシーズンになります。オフシーズン中でもカプリ島行きの船は減便ながら運行はしているので行くこと自体は可能ですが、ウンベルト1世広場に行くケーブルカーが運休だったり、飲食店やショップ、ホテルも休業のところがあります。
ローマやナポリから出ている日帰ツアーも、晩秋から冬の11月~2月はツアーの催行がありません。また、海自体が大荒れだと、カプリ島行きの船が出ないこともあります。リゾートらしい雰囲気を楽しむなら、シーズン中の訪問がおすすめです。
青の洞窟以外にも見どころがいっぱいのカプリ島。
時間の無い方は日帰りで、時間のある方は宿泊してのんびりと海のリゾートを楽しんでみてはいかがでしょうか。
イタリア旅行お役立ち情報
01:52
yamagishi
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