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この夏、イギリス在住の友人を訪ねた際、以前から行ってみたかった東ヨーロッパの国ポーランド「クラクフ・ワルシャワ3泊4日」の旅に出かけました。東ヨーロパの国は旧東ドイツ以来でしたが、東ヨーロッパ特有の美しい街並みとその歴史の深さに期待以上の旅をすることができました。そして今、また訪れてみたいと思っています。
◆いよいよ世界遺産の旧市街へ◆
今回のホテルは駅近くにとりましたので、まずはそこに荷物を置かせてもらい、さっそく旧市街へと足を運びました。ホテルのレセプショニストはとてもフレンドリーで親切に滞在のアドバイスをしてくれました。旧市街の観光に便利な無料のウォーキングツアーと、世界遺産の「ヴィエリチカ岩塩採掘坑」です。翌日はアウシュビッツを予定していたのと、ワルシャワへの移動時間を考えるとヴィエリチカは時間的に難しいかと思っていたのですが、やはり世界遺産は見ておきたいと思い翌々日に行くことに決めました。これでクラクフの観光プランが固まりました!
ウォーキングツアーは各国からの観光客約40人ほどでした。スタートは聖マリア教会です。塔の一番上の窓から、毎時ちょうどにラッパが奏でられます。運が良ければ、演奏後に奏者が手を振ってくれるそうです。聖ヴォイチェフ教会、旧市庁舎、フロリアンスカ門、バルバカン、ヤギェウォ大学(コペルニクスやヨハネ・パウロ二世が学んだ)、そして、ヴァヴェル城(大聖堂、王宮、竜の洞窟と竜の像)と盛りだくさんの2時間半のツアーでした。言語は英語、無料とはいえ最後に心づけを渡す形です。
歩いて回るのもいいですが、こんな素敵な馬車も走っていました。のんびり馬車に揺られての観光も素敵です!こうして、クラクフの初日が終了しました。この時期は夜9時くらいまでは明るいので、観光後もゆっくり散策しながらホテルに帰りました。
◆ポーランド2日目は世界遺産アウシュビッツへ(一般にはアウシュビッツとして知られていますが、ナチスに名前を変えられる以前はポーランド語のオシフィエンチム(Oswiecim)と呼ばれていました)◆
クラクフを朝一番・7時10分のバスで出発、1時間半弱で到着しました。午前10時から午後3時の間に入場する場合は、ガイドツアーへの参加が義務付けられているので、その前に個人で入場、無料ですが売店で日本語の案内書を購入し見学しました。アウシュビッツ収容所1号と2号(ビルケナウ)間には無料のバスが運行されています。途中小休憩をはさんで約6時間かけてじっくり見学することができました。
その歴史はここに改めて記述するまでもなく、皆さんご存知のとおりです。この人類の負の遺産は、この先ずっと語り継がれなければならないと実感しました。
クラクフへの帰りもバスを利用し、チケット代はドライバーへの支払いでOKでした。時間帯のせいか帰りは2時間弱かかって、乗車したバスターミナルへ戻ってきました。明日のヴィエリチカへの列車とワルシャワ行の列車の切符をまだ購入していなかったので、窓口が閉まる前に急いで購入。駅の周辺に窓口がいくつもあり、窓口によって空いている時間帯が異なるので事前にチェックしておく必要があります。駅には行先ごとに列車の時刻表が張り出してあり、それで確認し窓口で伝えて購入します。
◆ポーランド3日目は世界遺産のヴィエリチカ岩塩採掘坑&ワルシャワへの移動◆
3日目も張り切って早起きです!今回は列車利用、7時15分発約25分で到着です。名前が似ていたのでひとつ手前の駅で降りてしまい、念のためホームの人に聞くと次の駅だと教えられ慌てて戻ってセーフ。旅はドキドキです。
ヴィエリチカ岩塩採掘坑へは駅から歩いて5分程度で到着。事前の情報では、ガイドツアーに参加しないと見学できないとのことで、アウシュビッツのように早く行けば個人で見学できないかと淡い期待を抱いていたのですが、残念ながらここはツアー参加が必須でした。そこで、8時30分発の英語ツアーで見学です。時間が早かったおかげか7人のグループで説明もよく聞くことができました。
「来てよかった!」というのが素直な感想です。最初に378段の階段を下り(帰りはエレベーターですからご安心を)、2,300あるといわれる部屋の内約25室を見学。通路も壁も天井も部屋もレリーフもすべてが岩塩かと思うと、そのスケールにびっくり。なかでも聖キンガ礼拝堂は圧巻です。100%岩塩でできているというシャンデリアの美しさに魅了されました。地下135mの深さまで降りることができました。
ワルシャワで宿泊場所は、インターネットで見て内装のかわいらしさで決めました。場所も中心部のノヴィ・シフャト通りから少し入った便利な立地です。ここのレセプショニストもクラクフ同様とても親切で、ワルシャワの観光場所、バスやトラムの乗り方など細かく教えてくれ、明日の最終日の観光も楽しみになりました!
ワジェンキ公園は緑あふれる広大な公園です。ワルシャワの人たちの憩いの場所にもなっているようで、ワジェンキ宮殿やポーランドゆかりのショパン像、美しい花々とかわいらしい小動物たちとの出会いがありました。臆病者と思っていたリスも人なつこく、朝食の残りのパンも手渡しできるほどでした。
◆世界遺産ワルシャワの旧市街◆
ここでもすすめられたフリーウォーキングツアーに参加しました。今回は、25名程度でしょうか、途中で人数が若干増えたり減ったりしましたが、それはご愛嬌ということで…。スタートは旧王宮前広場、ここでもラッパの音色に耳を傾け、その後、ワルシャワの歴史を皮肉交じりに語るガイドの軽い笑いにのりながらヴィスワ川からの対岸の眺めを楽しみ、聖ヤン大聖堂(残念ながら外観・一部内装は改修中でした)、旧市街市場広場、キュリー夫人生家、バルバカン、ワルシャワ蜂起記念碑、そしてワルシャワ蜂起を象徴するかのように建てられた子供の武装した像。幾度となく分割と統一を繰り返し、破壊されそれでも復興を遂げた市民たちの力強さを感じた2時間半のツアーでした。
ロンドン行きの飛行機は午後9時10分発でしたので、それまでの時間をぶらぶらと歩いてホテルまで戻ることにしました。その道沿いにも、ショパンがオルガンを弾いたといわれるヴィズィテク教会、ショパンの心臓が納められているという聖十字架教会、コペルニクス像など目を奪われる光景があふれていました。
ワルシャワのフレデリック・ショパン空港へは市内から175番のバスで約30分。観光に利用した1日チケットも使えますのでとても便利です。こうして、3泊4日の充実したクラクフ・ワルシャワの旅が終了しました。
◆ポーランドの味◆
最後に、ポーランドのおいしい食べ物をいくつか紹介しましょう!
ピエロギはゆで餃子のようなもので、具はひき肉やカッテージチーズとポテト、野菜、ブルーベリーのデザート系など。ビゴスは、ザワークラウトと肉の煮込み料理。スイーツも種類が豊富で、羊のスモークチーズもとっても美味でした!また、「milk bar」と呼ばれる共産主義時代の名残、セルフサービスの大衆食堂のような場所があり、決して愛想はよくないですが温かい食事を味わうことができます。
◆旅行プランのヒント◆
・ポーランドは想像していた以上に英語が通じました。ですので、ウォーキングツアーや現地ツアーを利用して観光したり、チケットも現地で購入できました。ただし英語が少し不安な方は、日本出発前に十分に調べて事前の手配をしていかれることをお勧めします。
・朝の行動を早めにするとすべてがスムースに運びます。人気の観光スポットはグループ客も大勢訪れます。朝一番で行動すれば、混み合う前に見学ができてその後の行動にも余裕が生まれます。早起きは三文の得です!
・バスや列車のチケット購入窓口や大きなスーパーではクレジットカードが使えます。現地通貨への両替は少額ずつこまめに、がおすすめです。
最後までおつきあいいただき、ありがとうございました!
2013-07-28
また訪れたくなる国 ポーランド
世界遺産都市クラクフの旧市街・中央市場広場
この夏、イギリス在住の友人を訪ねた際、以前から行ってみたかった東ヨーロッパの国ポーランド「クラクフ・ワルシャワ3泊4日」の旅に出かけました。東ヨーロパの国は旧東ドイツ以来でしたが、東ヨーロッパ特有の美しい街並みとその歴史の深さに期待以上の旅をすることができました。そして今、また訪れてみたいと思っています。
◆ロンドン・スタンステッド空港から空路クラクフへ◆
午前9時発の航空機でクラクフに到着したのが午後0時25分。イギリスとポーランドには1時間の時差がありますので、飛行時間は約2時間半です。空港からはミニバス(まめに出発するルートや時間帯にはミニバスが使われていました)で市内へ約20分で到着です。イギリスは日本と同じ車は左側通行ですが、ポーランドは右側通行ですので、やや違和感を感じながらへの市内への移動でした。
午前9時発の航空機でクラクフに到着したのが午後0時25分。イギリスとポーランドには1時間の時差がありますので、飛行時間は約2時間半です。空港からはミニバス(まめに出発するルートや時間帯にはミニバスが使われていました)で市内へ約20分で到着です。イギリスは日本と同じ車は左側通行ですが、ポーランドは右側通行ですので、やや違和感を感じながらへの市内への移動でした。
◆まずは明日のアウシュビッツ行きのバスのチケット購入と情報収集◆
空港からのバスは、クラクフ本駅に隣接するポーランド国有バス会社PKSのバスターミナルに到着します。まずはそこのインフォメーションでアウシュビッツ行きのバスの時刻を確認し、隣に並ぶチケットの窓口で購入します。いずれもポーランドなまり(?)の英語ですが会話は通じましたので、はりきって明日朝一番のバスのチケットを購入しました!
そして次に重要なのが両替です。ポーランドはEU加盟国ですが、ユーロではなく現地通貨はズウォティですので両替が必要です。日本円から両替できます。ただし、空港・駅等はレートが悪いので最初に必要最小限の額を換え、滞在に必要な分は旧市街の中にある両替所(Kantor)で換えるのがおすすめです。それでも、両替所によってレートが若干異なりますので、いくつか比較してみましょう。
空港からのバスは、クラクフ本駅に隣接するポーランド国有バス会社PKSのバスターミナルに到着します。まずはそこのインフォメーションでアウシュビッツ行きのバスの時刻を確認し、隣に並ぶチケットの窓口で購入します。いずれもポーランドなまり(?)の英語ですが会話は通じましたので、はりきって明日朝一番のバスのチケットを購入しました!
そして次に重要なのが両替です。ポーランドはEU加盟国ですが、ユーロではなく現地通貨はズウォティですので両替が必要です。日本円から両替できます。ただし、空港・駅等はレートが悪いので最初に必要最小限の額を換え、滞在に必要な分は旧市街の中にある両替所(Kantor)で換えるのがおすすめです。それでも、両替所によってレートが若干異なりますので、いくつか比較してみましょう。
◆いよいよ世界遺産の旧市街へ◆
今回のホテルは駅近くにとりましたので、まずはそこに荷物を置かせてもらい、さっそく旧市街へと足を運びました。ホテルのレセプショニストはとてもフレンドリーで親切に滞在のアドバイスをしてくれました。旧市街の観光に便利な無料のウォーキングツアーと、世界遺産の「ヴィエリチカ岩塩採掘坑」です。翌日はアウシュビッツを予定していたのと、ワルシャワへの移動時間を考えるとヴィエリチカは時間的に難しいかと思っていたのですが、やはり世界遺産は見ておきたいと思い翌々日に行くことに決めました。これでクラクフの観光プランが固まりました!
ウォーキングツアーは各国からの観光客約40人ほどでした。スタートは聖マリア教会です。塔の一番上の窓から、毎時ちょうどにラッパが奏でられます。運が良ければ、演奏後に奏者が手を振ってくれるそうです。聖ヴォイチェフ教会、旧市庁舎、フロリアンスカ門、バルバカン、ヤギェウォ大学(コペルニクスやヨハネ・パウロ二世が学んだ)、そして、ヴァヴェル城(大聖堂、王宮、竜の洞窟と竜の像)と盛りだくさんの2時間半のツアーでした。言語は英語、無料とはいえ最後に心づけを渡す形です。
歩いて回るのもいいですが、こんな素敵な馬車も走っていました。のんびり馬車に揺られての観光も素敵です!こうして、クラクフの初日が終了しました。この時期は夜9時くらいまでは明るいので、観光後もゆっくり散策しながらホテルに帰りました。
◆ポーランド2日目は世界遺産アウシュビッツへ(一般にはアウシュビッツとして知られていますが、ナチスに名前を変えられる以前はポーランド語のオシフィエンチム(Oswiecim)と呼ばれていました)◆
クラクフを朝一番・7時10分のバスで出発、1時間半弱で到着しました。午前10時から午後3時の間に入場する場合は、ガイドツアーへの参加が義務付けられているので、その前に個人で入場、無料ですが売店で日本語の案内書を購入し見学しました。アウシュビッツ収容所1号と2号(ビルケナウ)間には無料のバスが運行されています。途中小休憩をはさんで約6時間かけてじっくり見学することができました。
その歴史はここに改めて記述するまでもなく、皆さんご存知のとおりです。この人類の負の遺産は、この先ずっと語り継がれなければならないと実感しました。
クラクフへの帰りもバスを利用し、チケット代はドライバーへの支払いでOKでした。時間帯のせいか帰りは2時間弱かかって、乗車したバスターミナルへ戻ってきました。明日のヴィエリチカへの列車とワルシャワ行の列車の切符をまだ購入していなかったので、窓口が閉まる前に急いで購入。駅の周辺に窓口がいくつもあり、窓口によって空いている時間帯が異なるので事前にチェックしておく必要があります。駅には行先ごとに列車の時刻表が張り出してあり、それで確認し窓口で伝えて購入します。
◆ポーランド3日目は世界遺産のヴィエリチカ岩塩採掘坑&ワルシャワへの移動◆
3日目も張り切って早起きです!今回は列車利用、7時15分発約25分で到着です。名前が似ていたのでひとつ手前の駅で降りてしまい、念のためホームの人に聞くと次の駅だと教えられ慌てて戻ってセーフ。旅はドキドキです。
ヴィエリチカ岩塩採掘坑へは駅から歩いて5分程度で到着。事前の情報では、ガイドツアーに参加しないと見学できないとのことで、アウシュビッツのように早く行けば個人で見学できないかと淡い期待を抱いていたのですが、残念ながらここはツアー参加が必須でした。そこで、8時30分発の英語ツアーで見学です。時間が早かったおかげか7人のグループで説明もよく聞くことができました。
「来てよかった!」というのが素直な感想です。最初に378段の階段を下り(帰りはエレベーターですからご安心を)、2,300あるといわれる部屋の内約25室を見学。通路も壁も天井も部屋もレリーフもすべてが岩塩かと思うと、そのスケールにびっくり。なかでも聖キンガ礼拝堂は圧巻です。100%岩塩でできているというシャンデリアの美しさに魅了されました。地下135mの深さまで降りることができました。
◆いよいよワルシャワへ◆
ワルシャワへはインターシティを利用して約3時間。駅も大きく近代的で、駅周辺のビル群が都会的な印象でした。といっても、ここの見どころもやはり旧市街、そしてショパンゆかりの街。まずはホテルの場所探しと情報収集です。
ワルシャワへはインターシティを利用して約3時間。駅も大きく近代的で、駅周辺のビル群が都会的な印象でした。といっても、ここの見どころもやはり旧市街、そしてショパンゆかりの街。まずはホテルの場所探しと情報収集です。
ワルシャワで宿泊場所は、インターネットで見て内装のかわいらしさで決めました。場所も中心部のノヴィ・シフャト通りから少し入った便利な立地です。ここのレセプショニストもクラクフ同様とても親切で、ワルシャワの観光場所、バスやトラムの乗り方など細かく教えてくれ、明日の最終日の観光も楽しみになりました!
◆ポーランドの旅最終日、ワルシャワ観光、そして空路ロンドンへ◆
今日も張り切って早起きです!昨日教えられたとおり、まずはバスやトラムに使える一日券を購入。バス停の近くに自動販売機がありそこで購入できます。バス停にはバスナンバーが表示されているので、番号を確認してワジェンキ公園へ。それでもバスの車内で地図とにらめっこをしていると、若い女性が親切にも声をかけてくれました。下りる場所を教えてもらって一安心。「thank you」とお礼を言うと「have a nice day!」と笑顔で答えてくれました。
今回のポーランドの旅で気が付いたのが、ほとんどの人が、何か尋ねた後に「have a nice day!」と付け加えてくれたのです。心細い旅行者にはとても心強いフレーズでとても印象的でした。
今日も張り切って早起きです!昨日教えられたとおり、まずはバスやトラムに使える一日券を購入。バス停の近くに自動販売機がありそこで購入できます。バス停にはバスナンバーが表示されているので、番号を確認してワジェンキ公園へ。それでもバスの車内で地図とにらめっこをしていると、若い女性が親切にも声をかけてくれました。下りる場所を教えてもらって一安心。「thank you」とお礼を言うと「have a nice day!」と笑顔で答えてくれました。
今回のポーランドの旅で気が付いたのが、ほとんどの人が、何か尋ねた後に「have a nice day!」と付け加えてくれたのです。心細い旅行者にはとても心強いフレーズでとても印象的でした。
ワジェンキ公園は緑あふれる広大な公園です。ワルシャワの人たちの憩いの場所にもなっているようで、ワジェンキ宮殿やポーランドゆかりのショパン像、美しい花々とかわいらしい小動物たちとの出会いがありました。臆病者と思っていたリスも人なつこく、朝食の残りのパンも手渡しできるほどでした。
◆世界遺産ワルシャワの旧市街◆
ここでもすすめられたフリーウォーキングツアーに参加しました。今回は、25名程度でしょうか、途中で人数が若干増えたり減ったりしましたが、それはご愛嬌ということで…。スタートは旧王宮前広場、ここでもラッパの音色に耳を傾け、その後、ワルシャワの歴史を皮肉交じりに語るガイドの軽い笑いにのりながらヴィスワ川からの対岸の眺めを楽しみ、聖ヤン大聖堂(残念ながら外観・一部内装は改修中でした)、旧市街市場広場、キュリー夫人生家、バルバカン、ワルシャワ蜂起記念碑、そしてワルシャワ蜂起を象徴するかのように建てられた子供の武装した像。幾度となく分割と統一を繰り返し、破壊されそれでも復興を遂げた市民たちの力強さを感じた2時間半のツアーでした。
ロンドン行きの飛行機は午後9時10分発でしたので、それまでの時間をぶらぶらと歩いてホテルまで戻ることにしました。その道沿いにも、ショパンがオルガンを弾いたといわれるヴィズィテク教会、ショパンの心臓が納められているという聖十字架教会、コペルニクス像など目を奪われる光景があふれていました。
ワルシャワのフレデリック・ショパン空港へは市内から175番のバスで約30分。観光に利用した1日チケットも使えますのでとても便利です。こうして、3泊4日の充実したクラクフ・ワルシャワの旅が終了しました。
◆ポーランドの味◆
最後に、ポーランドのおいしい食べ物をいくつか紹介しましょう!
ピエロギはゆで餃子のようなもので、具はひき肉やカッテージチーズとポテト、野菜、ブルーベリーのデザート系など。ビゴスは、ザワークラウトと肉の煮込み料理。スイーツも種類が豊富で、羊のスモークチーズもとっても美味でした!また、「milk bar」と呼ばれる共産主義時代の名残、セルフサービスの大衆食堂のような場所があり、決して愛想はよくないですが温かい食事を味わうことができます。
◆旅行プランのヒント◆
・ポーランドは想像していた以上に英語が通じました。ですので、ウォーキングツアーや現地ツアーを利用して観光したり、チケットも現地で購入できました。ただし英語が少し不安な方は、日本出発前に十分に調べて事前の手配をしていかれることをお勧めします。
・朝の行動を早めにするとすべてがスムースに運びます。人気の観光スポットはグループ客も大勢訪れます。朝一番で行動すれば、混み合う前に見学ができてその後の行動にも余裕が生まれます。早起きは三文の得です!
・バスや列車のチケット購入窓口や大きなスーパーではクレジットカードが使えます。現地通貨への両替は少額ずつこまめに、がおすすめです。
最後までおつきあいいただき、ありがとうございました!