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2012-01-25

タシケントから列車でサマルカンドへ

ウズベキスタンの首都、タシケント。
1966年の地震以降、ソ連による計画的な都市作りがされたという。片側3~4車線の広い道路、両脇に街路樹と歩道があり、ヨーロッパ的な雰囲気。
公共の建物はどれも驚くほど大きい。



1992年以降、公式文字はアルファベットとなったが、未だに広告などはキリル文字を使っているところも多く、旧ソ連国であることが感じられる。



この日は、タシケントから列車でサマルカンドに向かった。駅は巨大な建物だ。ロシアでテロがあって以降、警備が厳しくなったようで、駅の手前で検問があった。建物の中に入ると、切符のチェックがあり、さらに奥へ。
列車の停まっているホームまで、線路を歩いて渡った。



各車両ごとに駅員が待機していて、切符を確認し、中へ。



私たちの乗った車両は1等車だったので軽食つき。お茶は自分で買うようになっていた。

電車の通路に絨毯。部屋にも絨毯。
そういえば、ホテルの入り口(外側)にも絨毯が敷いてあった。
さすが絨毯の国である。



サマルカンドへの車窓からは、人々の暮らしが感じられる。高い塀で囲まれた土壁の家が続く。高い塀の中には畑があり、動物を飼っている家もあった。

畑で働く人を多く見た。ちょうど、綿花の収穫が終わった時期で、綿花の茎の部分を集めていた。綿花の茎や葉は燃料として一般家庭で利用されているとのこと。広い畑にトラクターなどの車両はなく、すべて人々の手作業によって進められていることに感心した。荷物を運ぶロバが、ときどきいた。
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