2005-12-28

NZ:Whitianga周辺のビーチ

ニュージーランド北島のWhitianga周辺には、多くのビーチがあるのだけど、
不思議なことにどれも違う顔を持っています。



すぐ隣のビーチなのに、砂の色が違うんです。
例えば、Lonely Bay。



海がまぶしいこのビーチの砂は・・

実はこんな貝殻で出来ているんです。



座って手をつくと、ひんやり、いい気持ち。
まるで宝石のような貝殻。。

このビーチの、崖をはさんで隣には、Cooks Beach。
こちらは完全に白い砂。けっこう固くて、こんなふうに自転車で走ることもできます。



次はHot Water Beach。
潮が引いたときに現れる砂浜を掘ると、熱いお湯が噴出してきます。
みんな足で、どこからお湯が湧き出ているかチェックして、思い思いに掘るのです。
ホリデーシーズンや土日はこんな風に、観光客でいっぱい。



簡単そうに見えるけれど、ちょうどいい温度にするのが大変。
大きな波が来ると、長い時間かけて作ったお風呂が台無しで、
あちこちで笑い声や落胆の声が聞こえ、思わず顔がほころびます。
近くの人と協力しあって作ったり、自分達が帰るときに譲り合ったり、観光客同士の交流ができる場でもあります。

平日の早朝に行くと、、こんなふうに、素敵な景色を独り占め!
(このときは午前5時が干潮だったのです。)



こちらは、Otama Beach。



SharpのAQUOSのCMの撮影に使われた場所です。
http://www.sharp.co.jp/products/cm/tv/tv89.html

同じところから写真撮ってきました!



この家の中が気になるかたは下記をどうぞ。素敵です。
http://www.ccca.co.nz/9919_coromandel_bach.php

この家を持つ人が、なんともうらやましいのは、この家の素敵さだけでなく、
このビーチを心ゆくまで眺めることができるからです。
私の友人が「OtamaBeachは地球上と思えない雰囲気を持っている。」
と言っていたのですが、私もなぜだかそんな気がしました。
異空間というか、次元の異なる場所というか、なんだかとっても不思議な気持ちに
なれる場所です。



このビーチは、地元の人にも愛されている場所なのですが、
あえて、舗装されていない道路のままとなっています。
行きにくくすることで、ここの自然を守っているのだと思います。

ニュージーランドには、「地球上に、まだこんな自然が残っていたのか?!」
と、思わず感謝したくなるような景色がいっぱいあります。
自然の中に入りたくなったら、是非このコロマンデル半島を訪れてみてください。
自分の中の何かが変わって、帰ってこれるはずです。

2005-12-28

NZ:冬の虹

一日の中に四季がある、と言われるニュージーランド。
冬は特にそれを実感する。
コロマンデル半島では、冬は雨が多く、ザーーっと降って、カラっと晴れる。
晴れると夏みたいに暑い!!そしてまた雨、、の繰り返し。
なので、虹を見かけることが多い。



「今朝の虹見た??」「昨日の虹、きれいだったね~」
そんな会話で朝が始まる。

とても恵まれたことに、窓から海の見える家を借りることができたので、
毎朝カーテンを開けるたび、青い海を見て、幸せを感じることができた。
ときどき虹もいっしょに見えたりして、感激した。


これは、家のベランダから撮ったもの。
なんとなく2重になっているのが、わかりますか?


こちらは、もう少しはっきりわかる(?)二重の虹。


これは、同じ付け根から虹が逆方向に始まっているところ。

ある日、前から楽しみにしていたレストランに行ったら、お店がお休みでガックリした上に、車のタイヤがパンクして、しかも街の修理屋が休みで、どこも修理してくれるところがないとわかり、しかたなくスペアタイヤに交換し、真っ黒な手で運転して、道を曲がったら、目の前に「虹!!」。

この虹には、救われました。

虹って、単なる反射なんだけど、でも、見ると幸せな気持ちになりますよね。



去年見たこの風景。
海の向こうの小さな街に、幸せが降りてきているって感じがしませんか?

2005-12-19

NZ:森を楽しむ

ニュージーランドの北島にあるコロマンデル半島には、ラグビーチーム・オールブラックスのマークである、シルバーファーンがいたるところにある。見たところ、やしの木のように見えるので、外から森を見ると、まるで南国の森のようなイメージ。


一歩中に入ると、神秘的な森が広がっている。
「この前、森で妖精を見た。」
なんていう子供の話がなんだか信じられる、そんな雰囲気が漂っている。


この国のすごいところは、あちこちの森に歩きやすいようにトレッキングコースが作られていること。それも、手を加えすぎず、必要最低限。小川を渡る橋には、ゴムが貼り付けてあり、滑りにくいようになっている。


森の入り口には、犬が入れないようなしくみの柵がつけられている。
それは、ニュージーランドの国鳥であるキウイを守るため。
キウイは夜行性。飛ぶことができず、目もほとんど見えない。
そんな鳥が今まで生き残ってきたことが不思議なくらいなのだが、最近では犬やポッサムなど、移民の持ち込んだ動物が天敵となってしまい、キウイの数は減っている。
そんなキウイを守るために、柵がつけられているのだ。
最低限だけど、ちゃんと考えられていて感心する。


トレッキングコース入り口には、コースの所要時間が書いてある。
子供やお年寄りのことを考えて計算してあるので、若い人なら半分の時間で歩けてしまう。

私が好きだったのは、フィティアンガから車で20分、Kuatunuという街近くにあるOtama Forest。ぐるっと1周して、たいだい1時間。途中には、昔、金を掘っていた穴がある。懐中電灯で穴の中を照らすと、なんだかキラキラ・・。
そして、実はここにはクリスタルがある。
特に嵐のあとは、山の上のほうの土の中に眠っていた石が流れてくる。
じ~~っと川の中をのぞいていると、こんなクリスタルに出会えてしまう!


傾斜のきついところ、木をまたぐところ、などがあって、子供も飽きない。
土日に、サンドウィッチを持ってピクニックに行くのに最高の場所なのだ。

森を歩いてしばらくすると、Tui(トゥイ)という鳥の鳴き声が聞こえてくる。
Tuiは、もともとはしゃがれた鳴き声なのだけど、他の鳥の声をマネして鳴くらしい。
その声は、まるでスターウォーズのR2D2みたい!
鳴き声というよりも歌声という言葉のほうがしっくりくる。不思議なTuiの歌声が、さらにこの森を神秘的な場所にさせているような気がする。


こんな自然いっぱいのニュージーランドにも、環境破壊は残念ながらある。
森の木々を倒し、羊や牛のための牧草地を作る。
日本にも多く輸入されているニュージーランド製の家具や木材を供給するために行なわれる植林は、同じ山で3回繰り返すと、山は死んでしまう(大きな木を育てる力がなくなる)そうだ。
18世紀から20世紀にかけて行なわれたカウリ(巨木)の伐採は多くの人の心を痛めた。
そして、今は、森に住むキウイを守ること、伐採され続けわずかになってしまったカウリの森をもう一度作ろうという動きがある。

今あるものを守ろう!
自分達の国が持っていた自然を取り戻そう!
という勢いが、この国の自然を守り続け、昔、観られたであろう景色を取り戻すことができるように思う。


大きな木の前に立つと、例えようもないパワーをもらえる。

2005-12-15

NZ:自然と共存

ニュージーランド、オークランドから車で3時間ほどのところにある、とっても小さな街、フィティアンガに暮らした日々のことをお伝えしていきます。

青い海の美しい、小さな街で過ごした1年には、語学習得だけでなく、素晴らしい人達との出会いと、多くの感動がありました。そこには、自然と人間が共存している、人間らしい暮らしがあり、本来あるべき心の豊かさをみんなが持っていました。



自然と人間が共存。
これは、ニュージーランド人の生活を表現するのによく言われること。
じゃぁ、具体的にどんなこと?と思われることでしょう。

身近な例だと、、
1.雨水利用。
街から離れた地域では、今でもほとんどの人が雨水を溜めて暮らしている。
お風呂から飲み水まで、それでカバー。
雨の少ない夏は、とにかく必要最低限の利用にしようと努力。
雨が降れば喜んでシャワーを浴びる。

2.ほとんどの人が干潮・満潮の時間を把握している!
潮が引けば、ムール貝やウニも獲れるし、自分のヨットまで海の中を歩いて行ける。
釣りにいいのは満潮時。満月&満潮は特に魚がよく釣れることを知っているので、釣り人が多くなる。
満月の日には、ヨットでブルームーンクルージーングに出かける。
神秘的な景色の中で、聞こえてくるのは波の音だけ。

3.嵐のあとのお楽しみ。
嵐のあとには、山から流れてきたクリスタルを探しに川へ行ったり、ホタテ貝や巨大ムール貝が打ち上げられる穴場に、我先に!と急ぐ!

エアコンも使わない。
寒い日は寒いなりに暮らし、暑い日は海に入ってクールダウン。
自然に沿って暮らしている、、そんな印象だ。


海にそそぐ川の水が、こんなにきれい!!