2005-08-29

白い世界・ウユニ塩湖

中央は自転車で塩湖を横断中の私

世界最大の塩湖、ボリビアのウユニ塩湖。
標高約3,600m。南北約100km、東西約250km。
面積は約12,000平方キロもある(新潟県とほぼ同じ)。


乾季は湖面の水分が蒸発し、真っ白な氷が張っているようだ。
塩の結晶の性質なのか、亀甲模様のような六角形の模様が連続する。
どこまでも続く圧倒的な白、白、白。

雨季の湖面は、数cmの水がたまる。
この水が、ものすごく透明で、空や雲を映し出し、とても幻想的だという。

標高3600mの日差しはきつく、白い湖面からの反射で顔がいっそう焼ける。
やがて日没が近づくと、湖面は赤く染まる。

翌朝、東の空が明るさを増し、ついに対岸の山の上に太陽が姿を現すと、
朝の光が塩の大地を照らし出した。
今までに迎えたどんな日の出とも違う、幻想的な時間だった。

夜明け前のウユニ塩湖

ウユニ塩湖の日の出

朝日に照らされるウユニ塩湖

このまま永遠に塩の大地が続くのではと思えた頃に、
集められた塩が野積みされている集落に着いた。

白い大地、ウユニ。塩湖の上は地上とはまるで別世界だった。


*写真は9月に撮影したものです。

*ウユニ塩湖へは、ウユニの町からのツアーが一般的ですが、
 短期の旅行の場合はラパスからのツアー(2泊3日~5泊6日)がおすすめ。

*塩湖周辺にある、塩のホテル宿泊手配も可能です。詳しくはお問合せください。

※この記事は個人旅行でウユニ塩湖を訪れたときのものです。
 塩湖でキャンプをするツアーの設定はございません。

南米旅行のご相談はこちらまで