2005-08-20

クンジュラブ峠(中国ーパキスタン)


パキスタンと中国の国境は夏の間だけ開かれる。パキスタン側の出入国は峠の手前80kmほどの街ススト。スストからクンジュラブ峠までは約3時間、バスは4700mの峠を登りきったところで休憩する。


峠には記念の碑が建てられている。「WELL COME」の看板もあるが、これはパキスタン側を向いて立っていたので「歓迎パキスタン}の意味。中国はこんなことはしない。




遠くに見えるのはパスー氷河。あまりはしゃいで走りまわっていると、すぐ息が切れしてしまう。なんせ酸素は平地の2分の1くらいしかない。


バスは峠で休憩したあと中国側のチェックポイントを通る。中国側のイミグレーションはここからまだ130km行ったところにある国境の街タシュクルガン。お酒のないパキスタンから中国へはいると、旅人はみな久しぶりのビールで乾杯しながら旅の疲れを癒すのだ。
category国境の旅  time12:21  authorshusa 

Comments

コメントはまだありません。