2005-08-25

ブハラ旧市街(ウズベキスタン)

首都タシケントから450Km、街全体がシルクロードの面影を色濃く残している。   まさに日本人のイメージしている「シルクロードの街」そのものだ。



カラーン・ミナレット(砂漠の灯台)      高さ46mの塔はブハラで一番高くどこからでも見える。1127年に作られたこの塔はチンギス・ハーンにも破壊されなかった。中は螺旋階段になっているがツーリストは登れない。


ミル・アラブ・メドレセ      1536年に建てられた神学校。ソ連時代にも開校を認められていた。ボクは中に入ろうとしたのだが怒られてしまった。




ブハラの街を歩いていると、青いタイルの街並みのサマルカンドと対照的に日干しレンガ色。当時そのままのバザールや路地に迷い込むと、これまた当時から生きてるんじゃないかと思わせるような人懐っこい顔の人々が迎えてくれる。
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2005-08-17

万里の長城(中国)

東は河北省の山海関から西は甘粛省の嘉峪関まで全長6350km。北京郊外ではいくつかの場所で長城を歩くことができるが、一番有名なのがこの八達嶺。チケット売り場から右へ登るルートと左に登るルートがあるが、緩やかで距離の長い右ルートが人気だ。左側は距離は短いが急なスロープが続き登るにはかなりキツい。



登り切ったところでは「登頂証明書」なるものを有料で作ってくれるが、実は入り口のチケット売り場でも売っている。名前をいれてくれるので記念にはいい。
「不到長城非好漢」という言葉が中国にはある。長城に至らない者は立派な男ではないという意味だ。


山海関から永遠と続く長城の西の終着点がここ嘉峪関。北方のモンゴルの南下を防ぐために作られ、東西に二つの門とその上に高さ17mの楼閣が建つ。ここからの眺めは雄大な中国の歴史を感じさせる。



北京から3泊3日かけてウルムチへ向かう列車はこの嘉峪関の横をすり抜けるように走っていく。15両を超える長い列車から眺める嘉峪関もまたなんともいえない趣がある。
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