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2005-12-07
ボジョレー2005 飲み比べ ~ワインパーティー①
すっかりボジョレー熱も冷め、
ワインコーナーではクリスマスにはこんなシャンパンはいかが?
なんて次の商戦に入ってるころ。
業界に踊らされてるようで、なんだか悔しい気もするところだけど、
「ボジョレー ヌーボー入荷!」にどこのを買おうかなと思ってた矢先、
ボジョレー飲み比べのホームパーティーの招待をいただいた。
そうそう、ボジョレーはパーティーでこそ、その存在を発揮する!
(と、勝手に思っている)
近年の温暖化で、ヨーロッパのブドウも燦々と日を浴び、
よ~く熟したブドウができるようになり、
毎年、毎年、「コトシノデキハ、サイコウデ~ス~!!」なんてCMやニュースでも取り上げられ、
ヌーボーとしても、飲み応えのあるワインが出来てたようでもある。
とはいっても、フレッシュ&フルーティーのヌーボーは私にとってはちょっと物足りない感があったりする。
(ボジョレーヌーボーのよさはココにあるのだが・・・)
だからこそ『飲み比べ』ならそれぞれのよさを感じることができる!
味覚の秋、食欲の秋。
暑い夏から開放されて、心地よい爽やかな秋風を感じながら、
夏のフレッシュ白ワインから冬へのしっとり赤ワインに転換するちょうどいい時期!!
ご招待いただいたお家はだんな様がワインメーカーにお勤め。
リビングにどっしり置かれたワインセラーがなんともうらやましい。
その中から、3種。
「ボジョレー ヌーボー2005/ヴィコンド ベルナールド ロマネ」
「ボジョレー ビラージュ ヌーボー2005/ヴィコンド ベルナールド ロマネ」そして
「ボジョレー ヴァンド プリムール2005/フィリップパカレ」
ヌーボー、ビラージュヌーボー共に、フレッシュでチェリーのような爽やかな赤い果実の香りと、すみれのようなほんのりとした小さなお花の香り。
ビラージュ ヌーボーの方が、限定された畑から取れたブドウを使って作ったワインらしくやはり果実味もややふくよか。
明るい色合いのワインはパーティーのスターターとして、華やかにテーブルを飾ってくれる。
(お昼間だったので、光に照らされて、さらに華やか!!)
そして衝撃的だったのは、最後のボジョレー。
これは自然派ワインの造り手として有名なパカレのもの。
パカレ氏は、独自のワインを造りたいがために、かの有名なロマネコンティの醸造長の誘いを断り、『フィリップパカレ』を設立したとのこと。
香りから、違う。
ボジョレーで使用される品種、ガメイ種を全く想像させなかった。
独特な香り。
カベルネフラン種っぽい、ピーマンなどの野菜系の香りからスパイス香、ドライフラワーのリースのような香りなどとても複雑。
「ビオワイン」の特徴で、ワイン発酵の際に亜硫酸塩(酸化防止剤)を使用せずに
天然酵母による醸造で自然発酵するために、発酵臭が強く残り複雑性が際立つワインになるよう。
とても貴重なワインをいただいた。
とても、だと思う。
その後ネットで検索したけれど、見る限り『完売』だった。
この場をお借りして… 「ご馳走さまでした!!!」
人数が集まるパーティーだからこそ、数種類を開けて『飲み比べ』が可能!
(もちろん、皆がノンベエである必要があるかもしれませんが!)
話のネタにもなるし、食欲は増すし、
秋のパーティーに『ボジョレー飲み比べ』、お勧めです。
・・・実はこのパーティーでは8種類のワインを飲んでます。
続きは次回に♪
【Beaujolais nouveau 2005 】
□生産者/VICOMTE BERNARDROMANET JEAN-D'ARDIERES
□ヴィンテージ/2005
□産地/フランス ボジョレー
□品種/ガメイ100%
□価格/ -
□色/明るい赤系
□香り/初めはおだやか、徐々にチェリーのようなフレッシュで
赤い小さなベリーとスミレのような小さな花
□味わい/とってもフレッシュでフルーティー。
□アルコール度数/
□合わせる料理/前菜(パプリカなどやや甘みのある野菜、フルーツトマトを使ったサラダなど)
□メモ/★★
やっぱりちょっと物足りなかったかな?
年1回のイベントには欠かせません!
赤ワインの苦手な方でも飲めると言われるボジョレーヌーボーとしては存在大きし。
【Beaujolais-Villages nouveau 2005 】
□生産者/VICOMTE BERNARDROMANET JEAN-D'ARDIERES
□ヴィンテージ/2005
□産地/フランス ボジョレー
□品種/ガメイ100%
□価格/ -
□色/明るい赤系
□香り/nouveau に比べると最初からやや華やかな香り。バラやあっさりしたブドウガム。
□味わい/酸味もまろやか、果実味とバランスもいい。
□アルコール度数/
□合わせる料理/前菜・中華(きくらげとピータン、酢豚、エビチリなど中華とガメイって合うと思う)
□メモ/★★★
こちらはちょっと置いても飲んでもアリかも。
【Beaujolais Vin de Primeur 2005 】
□生産者/Philippe Pacalet
□ヴィンテージ/2005
□産地/フランス ボジョレー
□品種/ガメイ100%
□価格/- (定4500円)
□色/
□香り/イキナリ複雑。赤~黒い果実が煮詰まったもの、湿った森の土まで感じる。
□味わい/味もやっぱり独特。後味はやわらか。ちょっとやみつきになりそうな味わい。
□アルコール度数/11.5% vol.
□合わせる料理/ムズカシイ…。ビオらしく有機野菜の煮物や揚げ物かしら?
□メモ/★★★
インパクトのある味わいなので、忘れないと思う。
ちょっと苦手なカベルネフラン系のワインだったので、飲んだ時は「んっ?」って思ったけれど
時間が経つと、もう一回飲みたいなと思わせる。
【注:味わい、香り、合わせる料理などあくまでも個人的意見です。メモ/★~★★★★★で私の好みでの記録です。】
ワインコーナーではクリスマスにはこんなシャンパンはいかが?
なんて次の商戦に入ってるころ。
業界に踊らされてるようで、なんだか悔しい気もするところだけど、
「ボジョレー ヌーボー入荷!」にどこのを買おうかなと思ってた矢先、
ボジョレー飲み比べのホームパーティーの招待をいただいた。
そうそう、ボジョレーはパーティーでこそ、その存在を発揮する!
(と、勝手に思っている)
近年の温暖化で、ヨーロッパのブドウも燦々と日を浴び、
よ~く熟したブドウができるようになり、
毎年、毎年、「コトシノデキハ、サイコウデ~ス~!!」なんてCMやニュースでも取り上げられ、
ヌーボーとしても、飲み応えのあるワインが出来てたようでもある。
とはいっても、フレッシュ&フルーティーのヌーボーは私にとってはちょっと物足りない感があったりする。
(ボジョレーヌーボーのよさはココにあるのだが・・・)
だからこそ『飲み比べ』ならそれぞれのよさを感じることができる!
味覚の秋、食欲の秋。
暑い夏から開放されて、心地よい爽やかな秋風を感じながら、
夏のフレッシュ白ワインから冬へのしっとり赤ワインに転換するちょうどいい時期!!
ご招待いただいたお家はだんな様がワインメーカーにお勤め。
リビングにどっしり置かれたワインセラーがなんともうらやましい。
その中から、3種。
「ボジョレー ヌーボー2005/ヴィコンド ベルナールド ロマネ」
「ボジョレー ビラージュ ヌーボー2005/ヴィコンド ベルナールド ロマネ」そして
「ボジョレー ヴァンド プリムール2005/フィリップパカレ」
ヌーボー、ビラージュヌーボー共に、フレッシュでチェリーのような爽やかな赤い果実の香りと、すみれのようなほんのりとした小さなお花の香り。
ビラージュ ヌーボーの方が、限定された畑から取れたブドウを使って作ったワインらしくやはり果実味もややふくよか。
明るい色合いのワインはパーティーのスターターとして、華やかにテーブルを飾ってくれる。
(お昼間だったので、光に照らされて、さらに華やか!!)
そして衝撃的だったのは、最後のボジョレー。
これは自然派ワインの造り手として有名なパカレのもの。
パカレ氏は、独自のワインを造りたいがために、かの有名なロマネコンティの醸造長の誘いを断り、『フィリップパカレ』を設立したとのこと。
香りから、違う。
ボジョレーで使用される品種、ガメイ種を全く想像させなかった。
独特な香り。
カベルネフラン種っぽい、ピーマンなどの野菜系の香りからスパイス香、ドライフラワーのリースのような香りなどとても複雑。
「ビオワイン」の特徴で、ワイン発酵の際に亜硫酸塩(酸化防止剤)を使用せずに
天然酵母による醸造で自然発酵するために、発酵臭が強く残り複雑性が際立つワインになるよう。
とても貴重なワインをいただいた。
とても、だと思う。
その後ネットで検索したけれど、見る限り『完売』だった。
この場をお借りして… 「ご馳走さまでした!!!」
人数が集まるパーティーだからこそ、数種類を開けて『飲み比べ』が可能!
(もちろん、皆がノンベエである必要があるかもしれませんが!)
話のネタにもなるし、食欲は増すし、
秋のパーティーに『ボジョレー飲み比べ』、お勧めです。
・・・実はこのパーティーでは8種類のワインを飲んでます。
続きは次回に♪
・・・テイスティングレポート・・・
【Beaujolais nouveau 2005 】
□生産者/VICOMTE BERNARDROMANET JEAN-D'ARDIERES
□ヴィンテージ/2005
□産地/フランス ボジョレー
□品種/ガメイ100%
□価格/ -
□色/明るい赤系
□香り/初めはおだやか、徐々にチェリーのようなフレッシュで
赤い小さなベリーとスミレのような小さな花
□味わい/とってもフレッシュでフルーティー。
□アルコール度数/
□合わせる料理/前菜(パプリカなどやや甘みのある野菜、フルーツトマトを使ったサラダなど)
□メモ/★★
やっぱりちょっと物足りなかったかな?
年1回のイベントには欠かせません!
赤ワインの苦手な方でも飲めると言われるボジョレーヌーボーとしては存在大きし。
【Beaujolais-Villages nouveau 2005 】
□生産者/VICOMTE BERNARDROMANET JEAN-D'ARDIERES
□ヴィンテージ/2005
□産地/フランス ボジョレー
□品種/ガメイ100%
□価格/ -
□色/明るい赤系
□香り/nouveau に比べると最初からやや華やかな香り。バラやあっさりしたブドウガム。
□味わい/酸味もまろやか、果実味とバランスもいい。
□アルコール度数/
□合わせる料理/前菜・中華(きくらげとピータン、酢豚、エビチリなど中華とガメイって合うと思う)
□メモ/★★★
こちらはちょっと置いても飲んでもアリかも。
【Beaujolais Vin de Primeur 2005 】
□生産者/Philippe Pacalet
□ヴィンテージ/2005
□産地/フランス ボジョレー
□品種/ガメイ100%
□価格/- (定4500円)
□色/
□香り/イキナリ複雑。赤~黒い果実が煮詰まったもの、湿った森の土まで感じる。
□味わい/味もやっぱり独特。後味はやわらか。ちょっとやみつきになりそうな味わい。
□アルコール度数/11.5% vol.
□合わせる料理/ムズカシイ…。ビオらしく有機野菜の煮物や揚げ物かしら?
□メモ/★★★
インパクトのある味わいなので、忘れないと思う。
ちょっと苦手なカベルネフラン系のワインだったので、飲んだ時は「んっ?」って思ったけれど
時間が経つと、もう一回飲みたいなと思わせる。
【注:味わい、香り、合わせる料理などあくまでも個人的意見です。メモ/★~★★★★★で私の好みでの記録です。】