2008-03-02

Vol.18 ローマを歩く

最終訪問地ローマ。
数年ぶりのローマである。
前回は初めてローマを訪問し、市内を徒歩で歩き続けたことを覚えている。
ローマ市内を歩くにはかなりの距離もあるが、今回も歩き回ることにした。

ホテルは中央駅近くに滞在し、まずは、カヴール通りをコロッセオ方向に進む。
最初に見えてくるのはサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂。
粛々たる教会内を見学し、コロッセオへ向かう。
カヴール通りから横道に入り、途中、S・ピエトロ・インヴィンコリ教会に立ち寄る。
そして、教会から1ブロック先を曲がると、大迫力のコロッセオが見えてきた。
「オオー!」という歓声の先へ進んでいくと、
すでに、入場待ちしている人々の姿があった。
前回ローマを訪問したときは、あまりにも早朝に出発した為、コロッセオ内には入れなかった。
今回は混み合う中、並ぶことにした
長蛇の列に並ぶこと30分。思ったより早く中に入れた。
こんなに観光客が入っても大丈夫なのか?と心配になるほどの人ごみ。
コロッセオ内より外側の方に迫力を感じた。

Vol.18Rome1

コロッセオから続く人ごみの流れはそのまま、フォロロマーノへつづく。
古代遺跡が残るフォロロマーノ。
壊れた遺跡が大半をしている。
フォロロマーノからカンピドーリオ広場を抜け、
サンタ・マリア・イン・コスメディン教会へ向かう。
言わずと知れた「真実の口」がある教会だ。
この教会は少し分かりづらく、観光客でごった返すことはないが、写真撮影時は混雑する。

教会を出てからパラティーノ橋を渡りヴァチカン市国へテヴェレ川沿いを歩くことにした。

Vol.18Rome2
パラティーノ橋から見るSバルトロメオ教会

テヴェレ川をクルーズしてヴァチカンまで行こうと思ったが、
あいにく、夕方まで船はなかった。
地図上の距離感と実際歩いてみるのとはやはり違う。
歩いてもすぐに着くと思っていたが、蛇行する川沿いは思ったより時間がかかった。
前回、ヴァチカン市国を訪れた時も、テヴェレ川沿いを歩いた。
ローマ市内を通っていくのが一般的だが、川沿いを歩くのも趣があっていい。
夕方、やっとヴァチカン市国に到着した。
サンピエトロ寺院を見る前に、先に屋上に上がり上から寺院をのぞいてみる。
ゆっくりと壁一面の絵画を堪能したかったが、
高所恐怖症の旦那が無口になってしまったので、即座に切り上げてしまった。
時間がなくなってしまったので、ヴァチカン美術館は明日に変更し、サンタンジェロ城へ向かった。
サンタンジェロ城からヴァチカン市国、テヴェレ川やローマ市内を眺めていると、
歩き疲れたこともすっかり忘れていた。

authormitamura  linkLink  comment0 
categoryPhoto Library  time18:45