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2006-05-01

オペラハウス「世界三大がっかり」から「世界遺産」に昇格か?

オペラハウスはオーストラリアで最も有名な建築物だろう。
旅行会社のパックツアーの市内観光では、必ず観光ポイントに含められており、
これを見ないとシドニー観光をしたとは言えないほど、今や象徴となっている。

シドニーのツアーガイドは、
「オペラハウスは1957年、デンマークの建築家によって設計されました。
この形はヨットの帆を、そして貼り付けられた約106万枚のタイルは貝殻を
イメージしており、色は反射光によって船の通行に支障の無いように、若干
クリーム色になってます。」
・・・と昨年までは、このお決まりの説明だけだったのだが、最近は、
「このオペラハウスも来年は世界遺産になっているかも知れませんので、
皆さん記念写真はお忘れなく!」・・・という文句が加えられているらしい。

オペラハウスを世界遺産に申請した理由は、簡単に言うと、
シドニー湾に見事に調和させた創造性に富んだ建築設計が優れているということ。
過去にも一度却下されているオペラハウス、今度こそ日の目を見るのだろうか。

ただ、オペラハウスの兄弟とも言える、シドニー湾のもう一つの象徴
「ハーバーブリッジ」の方は、全く無視されており、どこか可哀相に思えてならない。
どうせなら、世界三大美港と呼ばれるシドニー湾国立公園全てを世界遺産に
するのが良いと思うのだが、オーストラリア通の皆さんはどう思いますか?

オーストラリア
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