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2005-10-23

インディアンパシフィックとナラボー平原 Part seven

ナラボーの西端、カルグーリーに立ち寄り、一夜明けると視界は一変していた。
ワイルドフラワーが咲き乱れ、いよいよパースが近づいて来たと実感する。

数時間後、列車はイーストパース駅に到着した。

“世界で最も住みたい街” と言われるパースと “オーストラリアで最も住みたく
ない場所” なるアンケートを採った場合、必ず三本の指に入ると予想される
ナラボー平原が、インディアンパシフィックで結ばれた瞬間だ。

食事中一緒だった婦人は、別れを告げた後、息子と思われる人と車で去って行った。

私は、出迎えに来てくれた友人と再会した。
友人は、私が乗って来た列車で入れ替わるように、明日シドニーへ向けて出発する。
彼にとって、これからの体験が初めてであるということを思うと、うらやましく思った。

The End

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