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2006-10-30
エリスビーチ Part three
エリスビーチにはバンガロー以外にもキャンプ場とキャラバンパークがある。
キャラバンパークはオーストラリアの旅には欠かすことのできない宿泊施設で、
大陸を隈なく網羅しており、大げさに言えば「*生涯旅人」の終の住処でもある。
エリスビーチのキャラバンパークには、何ヶ月も住み着いている人がいる。
この人達は、キャンピングカーを住居として生活している人達で、
中には「*生涯旅人」もいるに違いない。
体は真っ黒に日に焼け、髭も立派に蓄え、裸足でのんびり自然と生活をしている。
彼らは、ノースクイーンズランドが雨季になると、内陸や南へ移動し、
再び乾季が訪れるとノースクイーンズランドへ戻ってくる。
それだけ、この辺りは魅力的な地域でパラダイスという言葉がピッタリだ。
さて、ノースクイーンズランドのエリスビーチへやって来た旅人だが、、、
南方面からやって来た観光客はというと、
これからアタックする過酷な北部ジャングル地帯へと脚を踏み入れる前に、
ここで英気を養い計画を練る。
北方面からからやって来た観光客はというと、
過酷な大自然からようやく脱出し、再びここで癒されるためにやって来る。
南の落ち着かない大都会(ここに住んでいる人達はそう思っている)ケアンズと、
北部のジャングルとを結ぶ緩衝地帯の役目を担っているのがエリスビーチで、
旅人を優しく迎え入れてくれる母なるビーチと言えるだろう。
The End
*生涯旅人
オーストラリアではリタイアした後、持ち家を売り払ってキャンピングカーを購入し
生涯キャンピングカーで大陸を旅し続ける人もいる。主な生活資金は年金である。
キャラバンパークはオーストラリアの旅には欠かすことのできない宿泊施設で、
大陸を隈なく網羅しており、大げさに言えば「*生涯旅人」の終の住処でもある。
エリスビーチのキャラバンパークには、何ヶ月も住み着いている人がいる。
この人達は、キャンピングカーを住居として生活している人達で、
中には「*生涯旅人」もいるに違いない。
体は真っ黒に日に焼け、髭も立派に蓄え、裸足でのんびり自然と生活をしている。
彼らは、ノースクイーンズランドが雨季になると、内陸や南へ移動し、
再び乾季が訪れるとノースクイーンズランドへ戻ってくる。
それだけ、この辺りは魅力的な地域でパラダイスという言葉がピッタリだ。
さて、ノースクイーンズランドのエリスビーチへやって来た旅人だが、、、
南方面からやって来た観光客はというと、
これからアタックする過酷な北部ジャングル地帯へと脚を踏み入れる前に、
ここで英気を養い計画を練る。
北方面からからやって来た観光客はというと、
過酷な大自然からようやく脱出し、再びここで癒されるためにやって来る。
南の落ち着かない大都会(ここに住んでいる人達はそう思っている)ケアンズと、
北部のジャングルとを結ぶ緩衝地帯の役目を担っているのがエリスビーチで、
旅人を優しく迎え入れてくれる母なるビーチと言えるだろう。
The End
*生涯旅人
オーストラリアではリタイアした後、持ち家を売り払ってキャンピングカーを購入し
生涯キャンピングカーで大陸を旅し続ける人もいる。主な生活資金は年金である。
2006-10-22
エリスビーチ Part two
エリスビーチには、映画にでも出てきそうな、バンガロータイプのホテルがある。
平屋建ての木造建築で、フィッシャーマンにでもなったような気分にさせてくれる。
オーシャンフロントなので、バルコニーへ出ると、手の届きそうな所に、
椰子の木が生え、その数メートル先にビーチがあり、波打ち際を見ることができる。
この辺りの地形は、海と山がとても近く、ビーチの裏手は、
道を挟んですぐの所に熱帯雨林の生い茂る山が迫っている。
夕方、熱帯雨林の向こう側に陽が落ちると、ビーチは静かな雰囲気に包まれる。
この時間帯からは、外はまだ明るいのだが、直射日光は避けられるので、
バンガローにあるテーブルとチェアーをビーチまで引きずり出し、
持参した白いテーブルクロスとワインをセットし、
施設のバーベキュー設備を利用してシーフードやベジタブルを料理すると、
手軽にピクニックディナーが楽しめる。
バーベキューが面倒だという人には、陽が沈むまでビーチでワインを楽しんだ後、
山裾の道路沿いに、バー&レストランがあるので、
ここでハンバーガーやフィッシュ&チップスを食べると良いだろう。
田舎のビーチにあるバーらしく、窓も開け放たれ、
天井には大きなシーリングファンがブンブン回っているような開放的な雰囲気だ。
食後はプールで一泳ぎし、バンガローで読書に耽る。。。
眠りに就く前に、再び外に出て夜空を眺めることを忘れずに。
満天の星空きらめく宇宙に思いを馳せ、波の音をBGMに深い眠りにつけるだろう。
Part threeへつづく
平屋建ての木造建築で、フィッシャーマンにでもなったような気分にさせてくれる。
オーシャンフロントなので、バルコニーへ出ると、手の届きそうな所に、
椰子の木が生え、その数メートル先にビーチがあり、波打ち際を見ることができる。
この辺りの地形は、海と山がとても近く、ビーチの裏手は、
道を挟んですぐの所に熱帯雨林の生い茂る山が迫っている。
夕方、熱帯雨林の向こう側に陽が落ちると、ビーチは静かな雰囲気に包まれる。
この時間帯からは、外はまだ明るいのだが、直射日光は避けられるので、
バンガローにあるテーブルとチェアーをビーチまで引きずり出し、
持参した白いテーブルクロスとワインをセットし、
施設のバーベキュー設備を利用してシーフードやベジタブルを料理すると、
手軽にピクニックディナーが楽しめる。
バーベキューが面倒だという人には、陽が沈むまでビーチでワインを楽しんだ後、
山裾の道路沿いに、バー&レストランがあるので、
ここでハンバーガーやフィッシュ&チップスを食べると良いだろう。
田舎のビーチにあるバーらしく、窓も開け放たれ、
天井には大きなシーリングファンがブンブン回っているような開放的な雰囲気だ。
食後はプールで一泳ぎし、バンガローで読書に耽る。。。
眠りに就く前に、再び外に出て夜空を眺めることを忘れずに。
満天の星空きらめく宇宙に思いを馳せ、波の音をBGMに深い眠りにつけるだろう。
Part threeへつづく
2006-10-16
エリスビーチ Part one
ケアンズから北へ30分ほど車を走らせると、パームコーブリゾートがある。
パームコーブはケアンズ近郊にあるビーチの中では、特に開発が進んでいる。
大手リゾートホテルの進出などで、数年前までは田舎の海水浴場だった所が、
今や快適でお洒落な、プチ高級ビーチリゾートに見事に変身した。
そのパームコーブから10分北上したところがエリスビーチだ。
実はこのビーチ、パームコーブより地元民には人気があるのだ。
理由は、喧騒から程遠い南国の田舎の雰囲気を持つ美しいビーチだからだ。
ノースクイーンズランドで最も美しいビーチの栄誉に輝いたこともあり、
今の、観光客でとても賑わうようになったケアンズ近郊のビーチを思うと、
ケアンズの古きよき時代を感じることのできるビーチなのかも知れない。
少なくとも私はそう思っている。
因みに10年前、ノースクイーンズランド最北の信号機はこの辺りに建っていた。
今では車の量も多くなり、その栄冠も他の町に譲り渡したが。。。
ケアンズからポートダグラスへと、パシフィックハイウェイをひた走ると、
いくつかのビーチが次々と現れる。
その中でもエリスビーチは他のビーチに比べると、砂の量が圧倒的に多く、
道路わきの林の隙間から白砂がまぶしいほどに目に飛び込んで来るので、
思わず、そこで車を止めて、どんなビーチか見てみたくなるような魅力がある。
車窓から見えるこの砂浜に魅せられて下車した人は、きっと多いに違いない。
Part twoへつづく
パームコーブはケアンズ近郊にあるビーチの中では、特に開発が進んでいる。
大手リゾートホテルの進出などで、数年前までは田舎の海水浴場だった所が、
今や快適でお洒落な、プチ高級ビーチリゾートに見事に変身した。
そのパームコーブから10分北上したところがエリスビーチだ。
実はこのビーチ、パームコーブより地元民には人気があるのだ。
理由は、喧騒から程遠い南国の田舎の雰囲気を持つ美しいビーチだからだ。
ノースクイーンズランドで最も美しいビーチの栄誉に輝いたこともあり、
今の、観光客でとても賑わうようになったケアンズ近郊のビーチを思うと、
ケアンズの古きよき時代を感じることのできるビーチなのかも知れない。
少なくとも私はそう思っている。
因みに10年前、ノースクイーンズランド最北の信号機はこの辺りに建っていた。
今では車の量も多くなり、その栄冠も他の町に譲り渡したが。。。
ケアンズからポートダグラスへと、パシフィックハイウェイをひた走ると、
いくつかのビーチが次々と現れる。
その中でもエリスビーチは他のビーチに比べると、砂の量が圧倒的に多く、
道路わきの林の隙間から白砂がまぶしいほどに目に飛び込んで来るので、
思わず、そこで車を止めて、どんなビーチか見てみたくなるような魅力がある。
車窓から見えるこの砂浜に魅せられて下車した人は、きっと多いに違いない。
Part twoへつづく