2008-08-04

北海道>小清水原生花園

         


オホーツクの風が愛でる花々は  
清楚で可憐  



  


    その光景はまるで点描画の世界に足を踏み入れたようです。


アプローチは
5月~10月の間だけ臨時開業する
「小清水原生花園駅」から



  





この駅では、駅員さんの制服を着て
記念写真を撮ることもできるんですよ。


小さな兄弟が大きな制服を着て、嬉しそうに敬礼しながらカメラに納まっている姿は
何とも微笑ましいものでした。


 改札を出て目の前の少しきつい勾配の階段を上りきると、
オホーツク海はもちろんのこと、360度のパノラマビューが広がって…。



ファインダーに納まりきらない広大な風景が
ぐっと時間の流れを緩めてくれますよ。


さて、一息ついたら、遊歩道を道なりに降りてゆきましょう。







  時にはオホーツクを見下ろして

      時には空に向かって歩きながら…





緩やかにアップダウンを繰り返し
強い日差しを跳ね返す緑の合間に群生する花たちを目で追ってゆくうちに
ちょっと不思議な感覚を覚えてきます。




 「ほらほら、あそこに咲いているよ」

 「あ、あそこはまた違う花が咲いてるよ」

時折聞こえるそれらの声は、
      まるで宝物でも見つけたよう…。

ここでは、咲き乱れる、と言っても、整備されたフラワーパーク等とは違って、いつしか緑の合間の花たちを探すようになるんですね。

 先陣切って咲くのはクロユリ。
そして、まるで、オホーツクの風の漣を映すように、エゾスカシユリやハマナスなど約40種類の花たちが、次々と色彩のハーモニーを奏でてゆくのです。




オホーツク海と濤沸湖(とうふつこ)に挟まれた約8km(275ha)のここ小清水原生花園が、
実は細長い「砂丘」だと言うのですから驚きですね。




そして、ロハスな時間の仕上げは海岸で。





裸足になって歩いてみると、
太陽の熱が土踏まずから
ぐっと体を貫きます。









  ここが「鳴り砂浜」の最北端。






 帰路は、降りてきた遊歩道ではなく、道路寄りの平坦な道をどうぞ。



途中には井戸汲みのポンプもあって
ノドを潤すことができるんですよ。





  ……………… for your information ……

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category仕事のついでに行ってみた…  time05:00  authoratsumi 

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